皆さん、初めまして!カフェコッペオーナー岡本太郎です!
初めましてと申しましたが、実は2回目のクラウドファンディング挑戦です。
2022年2月には皆様のご支援のおかげで「父が残したお店を「カフェコッペ」として地元に愛されるお店にしたい!」というプロジェクトは成功し、ふっわふわのかき氷専門店としてスタートさせることができました。
2年半経過し浮かび上がった問題点、課題、存続をかけた新たなチャレンジになります。この2年半色々ありました、そんなカフェコッペの未来を切り開くためのプロジェクトについて記しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
2021年11月カフェリニューアル開業は5年前当時74歳の父の脳梗塞発症がきっかけでした。父が経営していたカフェコッペの前身であるカフェベーカリーコッペは元々この町では35年の業歴があるパン屋だったのでこの地域では非常に認知されていて多くの方に影響を与えていたと聞き及んでいます。
いつまでも闊達で元気なままでいてくれると思っていた父も寄る年波の中、病に倒れます。家族としては奇跡の復活を願うものの、現在は要介護5、完全寝たきり、胃ろうの状態、あごの筋力も落ち満足な会話もままならない状態となってしまいました。とてもありがたいことに多くの方から「大変ですね」との温かい声をいただきますが、遠慮なく「大変」な状況です。
私のプロフィールは後で記しますが、私は先代オーナーである父の長男で高校卒業まで那智勝浦町で過ごし、大学進学をきっかけに那智勝浦町を離れ、大学で知り合った妻との結婚を契機に熊本県に移り住み、数年に一度帰省はするものの今のように定期的に熊本と和歌山を往復する生活になるとは夢にも思っていませんでした。
2021年の秋、父が残したこの店と名前と歴史を途絶えさせるわけにはいかないと一念発起したものの、父のような製パン技能は私にはなく、どうすればこの店を存続させることができるか?と思案していた時に、私は元々かき氷ビジネスに興味があったのと名古屋を拠点にタカラ流羽氷かき氷店プロデュースを手掛ける私の師匠安藤啓佑氏との出会いがカフェコッペリブランドへの決め手となりました。
安藤氏のかき氷製造技術は国内ではあまり見かけることのない手法で、安藤氏が拠点としている名古屋に試食に赴いた時に、「この食感は必ず地域No1をとることができる!」と瞬間的に感じ、即座に指導を受けることを決断しました。2022年4月末から5日間のふっわふわの羽のようなかき氷「羽氷」の技法を学び2022年のゴールデンウィークからかき氷職人としての道を歩み始めました。
2022年5月360杯、6月360杯、7月550杯と順調に提供数を増やし8月には1100杯以上を提供する行列ができるかき氷屋さんになることができました。
「これで、提供する商品は変わったけれど、両親が残してくれたこの店舗と名前を残すことができる」と疲労感と共に明るい兆しを感じ、高揚したことを覚えています。
酷暑厳しいかき氷屋さんにとっては最高のシーズン8月が終わり秋の入り口9月には8月のようにはいかないとの覚悟はありましたが一気に400杯まで減少、10月は120杯、11月は110杯と2023年4月まで減少の一途を辿ることになります。2022年は初めて取り組んだカフェ経営に慣れるために多くの時間を費やし秋冬対応が間に合っていませんでした。
2023年は同じ轍を踏むわけにはいかないとハイグレードのチョコレートドリンクマシン(インフィニミックス)を導入しましたが、結果的には同じ上昇と減少の曲線を辿ることになります。
このままではもたない・・・
しかし、両親がが住まうこの場所「カフェベーカリーコッペ」改め「カフェコッペ」を絶対につぶすわけにはいかない!かき氷にだけにこだわることなく新しいチャレンジが必要と考え改め、2023年末に「ピザ」に挑戦することを決意しました。
ピザは父が健在だった頃の人気商品でもあり、元パン屋として道具はたくさん残っている、ノウハウも少し残っている、お客様にとっても秋冬の選択肢になるのではとの感触を得ることができました。
やがて2024年ー2025年の秋冬がやってきます。恐怖の冬、今年は絶対に減少曲線を最小に抑えないけない。
一貫して、優れたかき氷職人の手によるふっわふわの羽のような羽氷にこだわってきましたが、秋冬はかき氷のブランドをかなぐり捨ててでも生き残りの勝負の時期がやってきます。
実際、多くの飲食系経営コンサルや中小企業診断士さんから「かき氷屋さんの冬対策は”焼き芋”ですよ!」とのアドバイスをたくさんいただきました。やってみるしかない!と思い壺焼き芋の壺を自力で加工し焼き方を研究した結果、お客様からは一口食べて「美味しい!今まで食べたことが無い甘さ」と好評を頂けるようになりました。
おかげさまで壺焼き芋はレジ横のついで買い商品の主役になり売上に貢献してくれています。
いろんなことにチャレンジするカフェコッペとしては「壺焼き芋」はカフェコッペらしい商品に間違いないのですが、もっと集客力のあるコンテンツを極めないと秋冬対策としては不十分と感じさらなるチャレンジを探しました。そして決まった秋冬のカフェコッペの新しいブランドは・・・
秋冬の新ブランドは「ピザ」&「クレープ」です!
一見するとピザやクレープはすでに真新しさはないコンテンツですが、那智勝浦町内ではランチタイムにピザを提供する店がほとんどないこと、同じくクレープも専門店やキッチンカーが常駐することもなく希少性があり、奇をてらうことなく安心してオーダーしていただけるメニューであると言うこと、極め付けが元々パン職人の父がいたことから「粉」を扱うことに家族も地域も違和感がないことでした。
2024年8月まではかき氷の販売をスムーズに優先するため、ピザ生地の二時発酵後、広げたピザ生地の底面をフライパンで焼き、その後冷凍して、注文が入るたびに解凍、トッピング、提供を行っていきます。これでも十分に美味しいのですが2024年9月からは冷凍の工程をとらず二次発酵の生地をそのままピザに成形し(もともとこれが本来の姿ですが)より美味しい「ピザ」の提供を行い、秋冬は「ピザ&クレープ」のカフェコッペに転身します。
そして、これまで「かき氷」という夏の甘味の王様を得意とするカフェコッペのイメージを損ねることなく、甘味やスイーツを目的にご来店されるお客様のニーズを逃すことない秋冬のもう一つのブランドが「クレープ」です。
クレープはかき氷との共通点が多いのが特徴です。それは多くの人が認知しているということ、自由度が高いこと、価格のバリエーションがつけやすいことです。かき氷にはない強みは「テイクアウト」が可能ということ。
当店のかき氷は夏場は絶対的な強さはありますが、完成後数十秒で美味しさの旬を迎えるためお持ち帰りが全くできないスイーツです。クレープは冬のスイーツの王様であるチョコレート(うちにはハイクラスのチョコレートドリンクマシーンがある!)との組み合わせもバッチリなのと、クレープのバリエーションを叶えてくれる豊富なシロップがかき氷屋さんのうちにはすでにあるということで秋冬のスイーツのブランドチェンジには最適と考えました。
これらのかき氷用のシロップをクレープでも使い、かき氷屋さんの特徴を活かしたクレープを提供していきます。
秋冬には電気式クレープ焼き機を導入予定、今はティファールのクレープパンで猛特訓中!!
カフェコッペのコンセプトは「ここでしか手に入らない」職人の手で作り上げる羽のようなかき氷と同じく、すでに試行錯誤しながら提供しているピザには自家製燻製ベーコンを使用し「美味しい!」とのご好評をいただいています。
既製品を否定するわけではありませんし、チーズを始め多くの既製品を使用していますが、手作りベーコンを始め可能な限りカフェコッペならではのこと、カフェコッペでしかできないことを秋冬も強く意識しておいしいを追求していきます。
クレープについては「米粉」を使ったクレープを提供していきます。父がベーカリーを経営していた時代から「米粉」には深い縁があり、クレープを企画する前からカフェコッペとしても米粉は取り入れたいと思っていました。
ピザを始めた時も、お客様から「米粉を使ったピザはありませんか?」とのご要望が意外に多く、そのリクエストに応え米粉を使った米粉ピザも現在は販売しています。
クレープについてももちもちとした食感、加工のしやすさ、お客様の選択の幅を広げるために米粉のクレープをメインで提供していきます。現在、日本記念日協会に登録されているクレープの日(毎月9日、19日、29日)にクレープのテスト販売を行っていて、9月の本格販売に向けて様々なテストを行いながらお客様の反応を見させていただいています。技術的にはまだまだですが、9月の本格販売までにしっかり腕を磨き秋冬も楽しんでいただけるクレープ販売を目指します。
生地もベーコンも手作りピザ もちもち食感米粉クレープ
①カフェでは出てこないレベルの本格的ピザ
9月からの秋冬用ピザについて:カプート社のピザ粉ヌーヴォラを使用した本格的ピザ、一般的なカフェでは提供できないレベルのピザを目指します。
②一か月熟成手作りベーコン
秋冬のピザにさらなる特別感をもたらす手作りベーコン、一か月間塩漬けし、2時間燻製することによて完成する本当に薫り高い極上ベーコン
③バリエーションは無限大、もちもち食感の米粉クレープ
かき氷屋さんのカフェコッペにはクレープにトッピングする、ホイップ、シロップ、アイスクリーム、ジャム、フルーツが既に揃っており、バリエーションは無限に展開可能です。一枚一枚、クレープパンでクレープを焼き、様々なトッピングの組み合わせにより秋冬を通じてお客様に飽きを感じさせないメニュー開発を行ってます。
◆まぐろのかまじろうのアクリルキーホルダー1つ、感謝のメッセージを添えて:3000円(送料込み)
当店自慢のマスコットかき氷、まぐろのかまじろう
かき氷の状態でお届けがどうしてもできない為、アクリルキーホルダーでお届けします。
サイズ感(縦3センチ位、横2センチ位)
◆季節のクレープを5回食べれる権利 :4000円
ご来店いただいたタイミングで提供中の全クレープから限定商品も含め1日1品
◆かき氷(全種類より)5杯食べられる権利:5000円
ご来店いただいたタイミングでお店で提供中の期間限定商品も含め全かき氷商品から1日1品
◆ピザランチ(5回)食べられる権利 お好きなピザとドリンクセット:13000円
ご来店いただいた時点でメニューに表記している全ピザ商品の中から1日1点、お好きなドリンク付き
写真のピザはサラミピザ、他に手作りベーコンピザ、米粉のピザ、ホワイトソースピザなどがあります。9月以降は生地もグレードアップします!種類も増える予定です。
◆<冷凍>手作りベーコンたっぷり、トマトソースとチーズと自家栽培バジルのピザ5枚(送料込み):15000円
◆<成功&失敗のノウハウ全て伝えます>壺焼き芋をご家庭で楽しみたい方や壺焼き芋でビジネスをスタートしたい方も可能な壺焼き芋完全スターターセット一式(包装資材以外)と壺焼き芋成功事例と失敗事例含めノウハウの全てをお伝えします。(送料込み)
改めて、岡本太郎&美也子の自己紹介
岡本太郎プロフィール かき氷探求家
和歌山県那智勝浦出身、現在51才、これまで飲食業の経験は全くなく、熊本県では企業の離職防止に役立つ様々な法定外福利厚生制度紹介、販売する法人を経営。2019年父の脳梗塞発作、即要介護5、寝たきり、胃ろう、顎の筋力の低下により会話による満足なコミュニケーションもできない状態になり、次男と三男が親のそばにいるにしても彼らには彼らの生活があることと、自宅介護を選択した両親の心身と経済面のサポートが必要と感じ2019年9月から熊本と和歌山の往復の二重生活を決断。熊本から那智勝浦の移動時間約11時間・・・、二重生活を始めて5年以上10時間程度の移動は苦ではなくなりました。
和歌山の往復を始めた同じタイミングでかき氷の師匠と出会い、かき氷職人として研鑽を続け、かき氷探究家の肩書を掲げるまでとなった。秋冬は厳しい戦いを強いられるかき氷ビジネスだが、極めると絶対的に他者との差別化ができるスイーツであり年数を重ねれば重ねるほぼ技術向上するとともにファンの拡大につながると確信している。
かき氷の極意は「温度管理」「刃に与える圧力」「雨粒の様にかけるシロップのボトル操作」この技術を学びあう仲間を那智勝浦に増やすことを目標に日々究極の一杯に向き合う
岡本美也子プロフィール かき氷クリエーター
熊本県熊本市出身、美也子さん現在はカフェコッペの第2オーナーとして太郎と2週間ごとに熊本と和歌山を交代々々に往復二重生活を行なっている。往復二重生活が始まる前は太郎が経営する法人の事務を一手に担当していた。熊本地震を経験し、被災後2年ほど経った時に美也子さんの母の認知症が発覚、この時点ではまだ多くのサポートが必要ではなかったが徐々に進行し現在は日々の食事のサポートも含め太郎やヘルパーさんと協力しながら介護を行なっている。
かき氷の師匠である安藤氏の指導を一緒に受け、確かな技術は日々のお客様へ提供するふっわふわの「羽氷」の分野で、そしてこれまでスイーツや飲食未経験の怖いもの知らずで、常識や一般感覚にとらわれないかき氷の開発を独自で担当。代表作はマグロのかまじろう
秋冬の新ブランド「ピザ&クレープのカフェコッペ」への宣伝広告費
業務用クレープ焼き機の購入費用
キャンプファイヤーの手数料
2024年7月末:クラウドファンディング終了
2024年9月下旬:秋冬の「ピザ&クレープのカフェコッペ」へブランドチェンジ
支援者様にはクラウドファンディング終了後より随時個別にご連絡いたします。和歌山まで来ていただける方はぜひご来店ください!あっつあつのピザともっちもちのクレープでおもてなしさせていただきます。
親の介護をきっかけに始まったカフェ営業、毎日が新しい発見と挑戦の連続です。初めての秋冬を迎えた時は何度も諦めかけましたが少しづつ認知度も上がってきて、少しづつ希少性に目を向けてもらえるようになってきました。
夏はココでしか食べれない超本格的ふっわふわの羽のような羽氷りのかき氷、秋冬は元パン屋さんの強みを活かした美味しいピザとクレープで年間を通じて地域の皆様に愛されるお店を作っていこうと思います。熊野古道世界遺産登録20周年で海外からも多くの観光客の方々が那智勝浦を訪れてくれています、和歌山県内を含む和歌山近県の皆様の観光の一か所になれるよう心込めたサービスを行っていきます。是非、ご支援よろしくお願いいたします。
住所:649-5337 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町橋ノ川238-1
電話番号:0735-30-1782
定休日:年中無休
営業時間:午前8時(モーニング営業11時まで)~17時
Q:ピザの大きさはどれくらいですか?
A:約25cmメートルです、一般的なデリバリーピザのMサイズのイメージです。
Q:冷凍ピザは真空に近い状態でお届けいたしますので賞味期限は2か月とさせていただきます。開封後はできるだけ早くお召し上がりください。
Q:米粉はグルテンフリーですか?
A:クレープに使用する米粉はグルテンフリーですが、米粉ピザにはグルテンが添加されています。
Q:定休日はありますか?
A:年中無休です(突発的なことでやむを得なく店休になることはあります)
Q:秋冬はかき氷やらないのですか?
A:秋冬でもかき氷の販売は行います。
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディング2日目
2024/07/13 10:11おはようございます。クラウドファンディング2目日初日は多くの方に閲覧していただき閲覧数ランキング8位と言う結果でした。9名の方から合計72000円ものご支援をいただきました!ありがとうございます。カフェコッペでは毎日たくさんある記念日から面白そうなものを一つピックアップして、プレゼントや割引などちょこっとしたことですが毎日イベントを行なっています。7月13日は以前登録されていた「イーサン・ハントの日」、カフェコッペではかき氷メニューに「ミッションインポッシブル」が本日限定で登場。どんなかき氷なんでしょうか?クラウドファンディングはミッションコンプリート目指して今日もコツコツやっていきます。引き続き皆様のご協力お願いいたします。 もっと見る
クラウドファウンディング初日
2024/07/12 08:23クラウドファウンディング初日となりました!8月15日まで秋冬の本格的ナポリピザ販売までしっかりと駆け抜けます!9月からピザの製法をガラッと変えて見た目も味もより美味しくなるために8月いっぱいまでの第2第4金曜日の夜新製法のピザの試食会を行っています。たまたま今日はピザナイトの日でした。ピザ用の粉からピザ玉を作り、発酵させ、のばして、具をトッピングして、しっかり予熱したピザ釜にピザを投入する。この一連の作業のトレーニングをしばらく続けてきました。まさか、私まで粉を扱う仕事をすることになるとは夢にも思っていませんでした。子供の頃、父がパン生地に向かって粉を振るう仕草や生地を丸める動作、実際自分がやってみて「あ〜なるほどなぁ」と思い返すことができる記憶はかけがえもないものです。初日から取り止めもない話になりましたが、春夏はかき氷のカフェコッペ、秋冬のカフェコッペは「ピザ&クレープ」の二枚看板でやっていきます。皆様のご支援頼りにしています!よろしくお願いいたします。 もっと見る
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