自己紹介
埼玉県旧浦和市(現さいたま市)にて昭和六年(1931年)に開業、今年創業93年目になります【あんみつ・ところてん 水嶋商店】の三代目店主です。
創業者の祖父、二代目の母の跡を継ぎ、創業当初の製造法である天草(てんぐさ)を楢薪(ならまき)を使い、釜戸(かまど)で煮る製造方法を守り続けて商売をしてきました。
新店をつくるにあたり、昔から変わらぬ《今までどおり》をやることが実はとても難しい事なのだと気づかされました。
このプロジェクトで実現したいこと
昨年、老朽化により店を取りこわし、現在新店を建設中。
新しい製造所にも同様の薪で天草を煮ることができる釜戸を設置したい。
創業100年に向け、そしてその後も伝統の製造方法を続け、本物のところてんを多くの方に知ってもらい、だいぶ馴染みが薄くなってしまった心太(ところてん)という食材が少しでも見直されたらと思っております。
商品・お店が作られた背景、実績
福井県出身で創業者である祖父の惣五郎は東京神田の老舗店舗(現在も営業されております)に丁稚奉公に入り、修行の末独立を許されました。
祖父、初代惣五郎は競争の激しい東京を避けて開業しようと思い、列車に乗って方々探し回っていたそうです。
ある日、赤い屋根の洋館が多い駅を見つけ『ここならいける』そう思ったそうです、それが浦和駅でした。
それから93年の間、商売を続けさせていただいております。
お引き立ていただいている地元のお客様と、初代である祖父の眼力には感謝の念が尽きません。
私たちの商品・お店のこだわり
口に入れた時には張りのあるしっかりとした弾力があります、飲み込む時には喉をスッと通り抜けるみずみずしさを感じられ、最後に鼻先にほのかな海藻の風味が残る。そんなところてんです。
その為のこだわりの一つは天草です。希少で高品質である伊豆諸島産の草を三種類使用し、それぞれの草を特徴に合わせて最適と思われる配合でブレンドしています。
そしてもう一つのこだわりが今回の薪の釜戸による製造です。薪の釜戸で楢薪を使い、丸一日かけてじっくり丁寧につくることです。
ちなみに【寒天】と【心太(ところてん)】の違いは
寒天とはところてんを一度凍らせて乾燥させて乾物にしたもので、対して【心太】は天草から直接煮だしたものを指すので、麺状でもあんみつ用のさいの目状のものでも【心太】となります。
リターンについて
再建した薪釜で作った【ところてん】と【あんみつ】や、心太やあんこの製造体験をご用意しております。
スケジュール
2024年7月 クラウドファンディング終了
2024年8月 新店舗オープン
2024年10月頃より順次 リターン発送
資金の使い道
手数料を除き全額を薪釜を含めた新店舗の設備に使用いたします。
最後に
古くからの常連さんも多い約100年続いているお店です。実績は充分かと思います。
資金に余裕が出ればネット通販やふるさと納税の返礼品、新商品や他店さんとのコラボ商品などの新展開も検討中です。
是非ご協力をお願いします。よろしくお願いいたします。
さいたま市浦和区東仲町4-15
営業時間10時から19時
定休日 水曜日・日曜日
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るどうぞご来店ください
2024/09/17 13:47おかげさまで開店以来多くのお客様にご来店いただいております。本当にありがとうございます。リターンが缶バッチの方、商品券の方の引き換えをおこなっておりますので、ご来店お待ちしております。商品発送のリターンは来月10月より順次発送いたしますので、もう少々お待ちください。又、製造体験を申し込みされた方におかれましては、10月に詳しいご案内をメールにてお送りさせていただきます。開店を心待ちにしていただいていたお客様が多く店主として大変嬉しく思っております。今後ともお客様の期待を裏切らぬ様、精進してまいりたいと思います。 もっと見る
商品券のリターン開始
2024/09/02 17:41こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
店舗再開!
2024/08/21 10:56おかげさまで店舗の開店を迎える事ができました。順次、準備が整いしだいリターンの発送等おこなってまいります。ご支援ありがとうございました。あんみつ・ところてん 水嶋商店店主 近藤憲治 もっと見る
コメント
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