2024/06/21 12:34

私は大阪府富田林市で子ども若者支援の活動をしています。主に行政からの委託事業が大きな収入源なので、日本中のみなさまが納めてくださった「税金」が回り回って、私の生活を支えています。

そんな私がクラウドファンティングをするにあたって賛否両論ありました。そもそも行政から委託事業を受けているNPO法人代表者の私がアフリカに行くということに対し「日本の困窮者の支援はどうなるんだ!」「日本にも貧困で苦しむ人たちもたくさんいるのに、なぜアフリカに行くのだ!」という声もありました。

 

そういった意見もよく理解できます。私が運営する子ども食堂には、ひとり親家庭の方もたくさんいますし、ご夫婦がいても収入が減って高騰する生活費、教育費で苦しんでいる方もいます。そういった生活が苦しい方々には食事の提供だけでなく、困窮状況をヒアリングした上で、レトルト食品や缶詰などの食料の支援もしています。また一人暮らしをしていてギリギリの生活をしている学生さんや、家族を頼れず毎日の食べ物に困っている若者、月のべ30人程に食料と生理用品の配布をしています。

 

なので、私の身近にいる頑張ってる方々を切り捨ててまで、アフリカに行こうという思いはありませんし、私の収入源は日本を良くするために日本の皆様が収めてくださった税金で成り立っているので、それは仕事を通じて国内の課題に還元すべきだと思っています。

 

ただ、私が英会話を始めたきっかけは、食糧支援や子ども食堂の利用者に外国籍の方が増え、これからは国籍問わずコミュニケーションを取れるようにならないと、私たちが住んでる地域も維持できないと感じるようになったからです。

我が市にも「外国人市民相談窓口」ができました。しかし、いわゆる「相談窓口」には、日本語が話せる方でも、窓口に自ら訪れて自分の困ってることをすらすら話せる方はそんなにいません。なら日本語がわからない方が、自ら相談窓口に行って困ってることを・・とは誰もが簡単にはできないような気がしています。

やはり「草の根活動」ではありますが、国籍問わず、目の前のSOSを発見する力、SOSに寄り添う力が必要だと感じていて、今回の渡航でそれを少しでも身につけて帰って来たいと思います。

 

ちなみに英会話を始めてから1年近くになりますが、外国人の方とも随分コミュニケーションを取れるようになりました(知ってる単語を大阪弁でつないで話してるだけやけど、伝えるための表現や話しかける度胸が身についたように感じます)

で、アフリカ渡航は2週間ほどですが、現地までは一人で行きますし、現地でも英語と現地の言語でお好み焼きの作り方を伝えるので、ほぼ日本語を使わない環境に置かれます。

海外経験ほぼゼロでアフリカというめっちゃ勇気がいる挑戦ですが、そんな経験をしておけば、少しは日本の役に立てるようにもなって帰ってくると思います。


クラウドファンティング終了まであと9日!


この「All or Nothing」は「行く」か「行かないか」です。皆様が「行ってもいいよ」と判断するか「行ってはダメだ」と判断するか。そこは天に委ねるしかありませんし、私からはこうやってお願いのメッセージを発信することしかできません。


なので、皆様、少しでもシェアや拡散、をよろしくお願いいたします!「行ってもいいよ」「行ってこい!」の一押しを私にください。

最後までどうぞよろしくお願いします。