たくさんのご支援、ご協力、応援ありがとうございます。おかげ様でまもなく70%というところまで来ました。昨日、震災後初めてお客様をお迎えしました。泊まるところもありませんし、食事をするお店もありません。更には道中トイレもままならないそんな状況下にお越しいただきました。規制が解除になった朝市通りを一緒に回り、置かれている現状をお話しし、今後の展望についてもお話しする事が出来、復興への道筋も少し見えた気がします。そんな中、とある新聞記者の方と出会い取材を受けさせていただきました。自宅に仮の工房を構えクラウドファンディングに至るまでの経緯や、私の所を仮の仕事としている蒔絵師の思いを中心にお話しさせていただきました。地盤が裂け住むことが出来なくなった蒔絵師の自宅兼工房自宅の一室を工房とした私のところに、工房兼自宅を失った蒔絵師がやっで来ました。小学校からの付き合いなので、あえて本当の気持ちを聞く事は無かったのですが、今回の取材で初めて聞く事が出来ました。震災から2か月、続く車中泊の中、本気で輪島を出て、違う仕事を探そうとした事もあったようですが今は、「やれる事をやるだけやろう」ただそれだけだと。今は私もそれしか出来ませんし、諦めずにそのモチベーションにすがるしかありませんが、踏ん張って必ず一緒に再興してみせます。
たくさんのご支援、ご協力本当に有難うございます。おかげ様でなんとか目標の65%まで来ました。後26日。なんとか予算達成したいと願ってます。今、全国で震災復興として被災を免れた商品を販売する事で、諦めず、みなさん再興を目指して頑張ってます。元々、オーダー製作が主であった加波次吉漆器店には、商品としての在庫が殆どなく、その為、復興支援の展示会に参加する事が出来ないのが現状です。出品する商品も作れない状態です。正直焦ります、不安です。ですが今は、予算達成を信じて、その時の為のデザインなどの準備を焦らずにすることしか出来ません。応援してくださる皆様の為にも。再興後の加波次吉漆器店を楽しみにしていてください。よろしくお願いいたします。
「輪島に残るみんな。一緒に新しい輪島をつくろう。」「少しの間輪島を離れるみんな、いつかきっと輪島に帰っておいで。それまでにきっとビックリするくらい素晴らしい輪島にして待ってるから。」今日は、息子の高校卒業式でした。楽しいはずの最後の3学期。普通の状態じゃない避難生活の中迎えた大学受験。どうしようもないくらい不安だったと思います。輪島での開催は出来ず、金沢市の音楽堂での開催でしたが、本当に素晴らしい卒業式でした。冒頭の言葉は、校長先生の言葉です。この子達に輪島を残したい。きっと残します。私達の義務です。
たくさんのご支援ご協力ありがとうございます。おかげさまで、目標額の60%に達しました。あと少し、引き続きご協力宜しくお願い致します。現在、友人の蒔絵師の仮の作業場として使用している私の工房。3月からは私の作業も再開したいと少し整理をしています。これまで、デザインの打ち合わせは蒔絵師の工房へと出向いていましたが、これからしばらくは思いついた事を直ぐに相談出来るようになります。相談出来る仕事仲間が近くにいる環境。これはすごくありがたい。ただ、この関係性を続けていく為には仕事を産み出さないと行けません。そうでなければ、輪島に残って輪島塗の仕事を続けようと決めた気持ちを無駄にしかねません。仕事仲間の仕事を産み出し、伝統を繋げる。その為に加波次吉漆器店が生き残る。改めて今回のクラウドファンディングの目的の大事さを感じています。皆様のご支援どうぞ宜しくお願い致します。
たくさんのご支援ご協力ありがとうございます。今日で、地震発生から55日目。一部地域では水道も通り、道路も少しずつですが走りやすくなってきています。ですが、55日たった今も、市内では倒壊した建物の多くはそのままになっています。写真の通りの中程に、加波次吉漆器店がいつもお世話になっている判子屋【本郷印房】さんがありました。自宅兼店舗は全壊。ご自身も崩れた家からなんとか這い出したそうです。お箸に絵付けをする場合、手描きと判子を使った蒔絵があります。当店の絵付き箸はこの判子蒔絵が主になります。どんな無理難題にも「肉眼で見えればなんでも出来ますよ!」といつも快く引き受けてくれる、まさに判子作りの名人です。地震以降、コンタクトはまだ取れてませんが現在は2次避難で加賀の方に行かれているとの事。早くまた一緒に仕事が出来る事を願ってます。待ってます。加波次吉漆器店はその日まで頑張ります!輪島塗は、漆を触る人だけでなく、色々な職種の方々の力で成り立っています。引き続き、皆様のご支援ご協力、どうぞ宜しくお願い致します。