こんにちは!!時間が過ぎるのも早いもので、クラウドファンディングも終了まで残り6日となりました。クラウドファンディングが終了が近づくと同時に、スニーカーを作る準備も着々と進んでいます。生産に向けた工場とのすり合わせや、素材の最終確認も行っています。生産に向けての最終サンプルも今回はいつもより1回多く行っております。沢山の方々に支援をしていただいたので、喜んでいただけるように全力で生産に向けた準備を行いたいと思います。また生産の過程なども報告していきたいと思っておりますので、宜しくお願いいたします。
SNEAKER の付いた活動報告
こんばんは!!本日も「FLIT EX」の革靴とスニーカーのテクニックを使ったこだわりを書いてみたいと思います。③すべり歩行時に靴の中で最も足との摩擦を受けやすい場所は踵内部です!!ここには足にマメができたり、ソックスに穴が開いたりというお騒がせな原因が集約されています!! 今回はこの部分に起毛素材を採用しました。つるつると滑りにくく、引っ掛かりやすくなっています!!パッと見た時に黒とグレーの切り返しが気になる方もいるかもしれませんが、これは狙いでデザインしています。起毛素材の黒は非常に色落ちが激しい為、白いソックスなどに黒の汚れが付着しやすいのでグレーにしています。またこの部分を「すべり」と呼びます。スニーカーにも使われるテクニックでもありますが、圧倒的に革靴の方がよく使われるテクニックだと思います!!そんなテクニックをスニーカーにも落とし込みました!!
こんにちは!!今回も前回に引き続き「FLIT EX」の魅力について語ってみたいと思います!!革靴とスニーカーのテクニックを使ったこだわりについて書いてみたいと思います。②シャコ止め(閂かんぬき)上記の写真の丸の部分が「シャコ止め」といわれるパーツになります。革靴に携わる数々の先人たちのより生み出されたテクニックなのですが…一見、ただの糸に見えるかもしれませんがちゃんとした理由があります!!靴をよく見るとシューレースを通す部分(羽根)には大きく分けて2種類あります。内羽根式は外羽根式に比べて羽根が大きく開くことができません。なので脱ぎ履きの際にとても負荷がかかる場所があります。内羽根式のタイプはアルファベットのVの字にしか開かないので根元部分に大きな負荷がかかりステッチが切れたり、革が切れたりといった事が起こりやすい箇所になります。その負荷を軽減してくれるのが「シャコ止め」です!!ちょっとしたことかもしれませんがこういった革靴のテクニックをスニーカーにも落とし込んでいます!!「シャコ止め」にも受け止められる負荷の限界がありますが、今回は工場の方に頼んでいつもより強力につけていただくようにお願いしています!!あくまでも糸ではありますので無茶な開き方をしないようにお願い致します。
こんにちは!!本日も「FLIT EX]の魅力を語らせていただこうと思います。コンセプトの一つとして挙げられている「オフィスでも普段着でも。」こちらの内容を深堀りしていけたらと思います。SLACK FOOTWEARのスニーカーは、革靴とスニーカーのテクニックの融合に価値があると思っています。話すとすごく長くなってしまうので簡単に説明すると…革靴とスニーカーって同じ「靴」というカテゴリーにいるのに全く異なる製法やテクニックで構成されています。それはその現場で仕事をしてみて初めて気づくような違いばかりで、その違いを融合させてスニーカーを作っているので革靴を履くシーンでもスニーカーを履いて違和感がないものが作り出せます。そのこだわりをご紹介したいと思います。①捨て寸(すてすん)皆さんはまだ自分が小さいころに革靴から靴を履き始めた人はいないと思います。おそらくスニーカーから履き始めた人がほとんどだと思います。幼稚園や小学校でも運動しやすいランニングシューズを履いたり、室内では上履きを履いて過ごしたと思います。なので頭の中でスニーカーの感覚の知識が勝手に植え付けられています。スニーカーは走る事などを想定して、つま先があまり長く作られていません。人間の足の形に近い形になっています。一方革靴は「つま先が革靴の命」とも呼ばれ、高級靴店に行った際はむやみにつま先を持つことはしない方がマナーとしては正解です。革靴にはつま先にいろんな形があります。そのつま先を構成するには「捨て寸」という指が全く入らない空間がありその空間を使っていろんな形を作ります。実はFLIT EX はスニーカーなのに革靴のような「捨て寸」があります。メリットはやはりシルエットの美しさ!!!!皆さんはジョギングするときにジャージを着用して走りませんか?トラックパンツは走るときに足に当たって邪魔にならないようにファスナーがついていて極力タイトにできるようになっています。なので捨て寸があまりないジョギングシューズもそこまで小さく見えないようにみえます。一方、ファッションで着用するパンツはワイドなものもあれば、靴にかかるようなものもあります。その時に捨て寸があると、靴はちょうど良いサイズなのに大きく見えてシルエットが崩れにくく見えます。SLACK FOOTWEARのスニーカーなのに革靴のような面構えをするのが特徴です!!本当はもっともっと話したいことがあるのですが次回に!!※サイズを測るときによくつま先を指で押して大きい!小さいと判断している人が多いのですがあれは捨て寸部分をただ押しているだけなのであまり意味がないのでご注意を!!
こんにちは!!応援していただけた方、本当にありがとうございます。本日から少しづつこのスニーカーの魅力を語らせていただこうと思います。本日はソールのお話です。旧モデルのFLITはSLACK FOOTWEARの商品の中でも非常に人気のあるスニーカーです。私も実際に履いています。今回の「FLIT EX」は大きく見た目の違いとしてソールが厚くなっています。たった数ミリ程度厚くしただけに見えるかもしれませんがこれが実に履き心地が良いです。ソールが厚いということはゴムの厚みがクッションとして働くので地面からの突き上げも感じにくく、それでいて感覚も鈍らない程度の厚みを目指しました。スニーカーにボリュームが増すと重みが気になる方もいらっしゃると思いますが、こちらも全くと言っていいほど気になりません。むしろ良さの方が上回っています!!華奢(きゃしゃ)なスニーカーよりも足元に適度なボリュームがついた方が高級感や大人の雰囲気も出やすくなります。パンツも太いものから細いものまで選ばず履けます!!