皆様のご支援により、納屋の修復を行います。
震災当初から何度も足を運んでいただき、相談に乗っていただいていた音頭金属株式会社(金沢市内)のご担当と取り壊さずに修復する形で検討いただきました。
建築チームが作業に入る前に、納屋に納めていた多くの肥料や資材など崩れて整理もできていなかった屋内を片付ける作業に着手。スタッフ総出で一旦納屋の外に運び出し、仕分けして格納庫まで運び込みました。思った以上に重労働で1週間かかりました。
倉庫を空けたら、建築業者の方が壁を剥がしていきながら見えていなかった部分の修繕箇所を確認して行きます。
基礎のボルトが地震の揺れに耐えられず、全て折れてしまい強度が耐えられないことがわかり、建替えずに何とか修繕をする知恵をご提案いただき、特別なプレートを作っていただき、強度を高めた補強工事いただくことになりました。
取り壊さず、修繕することで崖崩れで流されてしまった納屋の補填としても早くに使用することが出来て感謝しかありません。
小さなことですが、ひとつひとつ、前に進めていると思うと励みになります。
皆様からのご支援を使って、能登島の赤土野菜を諦めない心を鋼にして進めていきます。まずは感謝のご報告させていただきます。ありがとうございます。