『ダンマパダ』の魅力を青山俊董老師にご執筆いただきます
サンガ新社の佐藤由樹です。アルボムッレ・スマナサーラ長老の著書『ダンマパダ法話全集 第七巻』のクラウドファンディングは、3月16日(土)12時時点で、支援総額が「185万円」を越え、目標金額200万円の92%にまで到達しています。
温かいご支援をいただき心よりお礼申し上げます。目標達成まであと一息です。
さて今回は、嬉しいニュースをお知らせします。
『ダンマパダ法話全集 第七巻』の「序文」を、尼僧・大本山總持寺西堂・愛知専門尼僧堂堂長の青山俊董老師にご寄稿いただくことが決定しました!
序文は本書の冒頭に約6ページで掲載します。青山俊董老師ご自身のダンマパダとの出会いについて振り返っていただきながら、私たちの人生を指南する「ダンマパダ」の大きな力についてご教示いただきます。どうぞご期待ください!
〔プロフィール〕
青山俊董(あおやま・しゅんどう)
1933年、愛知県生まれ。5歳で長野県塩尻市の曹洞宗無量寺に入門。15歳で得度し、愛知専門尼僧堂で修行。駒澤大学仏教学部、同大学院修了。曹洞宗教化研修所を経て、1976年より愛知専門尼僧堂堂長。1984年より特別尼僧堂堂長、正法寺住職を兼務。2009年、曹洞宗の僧階「大教師」に尼僧として初めて就任。2022年正月より大本山聰持寺西堂に就任。
著書は『法の華蔓抄』(大法輪閣)、『あなたに贈ることばの花束』(春秋社)など多数。『新・美しき人に』『花有情』他数冊が英・独・仏など8か国語に翻訳されている。2019年公開の映画『『典座-TENZO-』(監督:富田克也/製作:全国曹洞宗青年会/配給:空族)に出演。カンヌ国際映画祭をはじめ各国の映画祭で話題となった。
「サンガくらぶ」ご講演「私が影響を受けた仏教書『ダンマパダ (法句経)』」
今回、青山俊董老師に序文をご依頼させていただいた背景には、旧サンガ時代からのご縁があります。
2018年、当時は株式会社サンガで「サンガくらぶ」という名称の数々なセミナーを開催していました。
その中の「第48回サンガくらぶ」にて、青山俊董老師にご登壇いただき「私が影響を受けた仏教書『ダンマパダ (法句経)』」というテーマでご講演をいただきました。
この講義の中で、青山老師は次のことをおっしゃりました。
お釈迦様が私の目の前に現れて、私のために、私が使っている言葉を使い、私の肩を叩いて、「この問題はこう考えなさい」と直接優しく語りかけてくださったのがお経だったんだということが、初めてわかったのは『法句経』でした。
この講義のお言葉を拝聴し、今回の『ダンマパダ法話全集』の刊行を通じて読者の皆さんにお届けしたかったことも、まさにこのことだ、という思いを新たにしました。
お釈迦様の言葉を、2500年前の言葉として受け止めるのでなく、今を生きる私たちに掛けてくださった言葉として受け止める。そのための書籍として、スマナサーラ長老の解説によってお釈迦様の言葉が活き活きとよみがえった『ダンマパダ法話全集』を皆さんにお届けします。どうか楽しみにお待ちください。
クラウドファンディングは「3月31日(日)23時59分」まで!
青山俊董老師の「序文」掲載の『ダンマパダ法話全集 第七巻』を事前に予約できるクラウドファンディングの最終日締切は「2024年3月31日(日)23時59分」です。事前予約を通してのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。