震災遺構 仙台市立荒浜小学校へ
2024年3月11日、東日本大震災から13年を迎えました。
震災当日、仙台に本社をおいていたサンガ、そして現在、仙台に本社を置き活動を続けるサンガ新社にとっても、命の重さと、現在こうして活動できていることの感謝をあらためて考える一日となっています。
今日は仙台市中心部から東に10キロ、太平洋沿岸に位置する震災遺構 仙台市立荒浜小学校に来ました。
震災時に2階まで津波が押し寄せた荒浜小学校は、津波による犠牲を再びださないため、その校舎を震災遺構として公開しています。
荒浜小学校から徒歩10分ほどで、仙台市若林区の沿岸・荒浜にたどり着きます。ここはかつて深沼海水浴場として賑わっていました。サンガ創業者の故島影透元社長も、少年の頃はこの荒浜・深沼海水浴場でよく泳いだと言っていたのを思い出します。
ここに立つ荒浜慈聖観音の高さは、沿岸部に到達した津波と同じ高さの9mになっているそうです。
砂浜では静かに海を眺める人、友人同士で裸足でくつろぐ若者など、それぞれが13年目のときを過ごします。
宮城県名取市閖上へ
午後は、荒浜から南へ約9キロ、宮城県名取市閖上・ゆりあげ港へ向かい、津波復興記念資料館「閖上の記憶」による追悼のつどいに参加させていただきました。
14時46分、約400名の参加者の皆さんと共に黙とうを捧げます。そして、震災で亡くなられた方々への想いと世界平和への決意を込めて、311個のハト型エコ風船を大空に放ちます。
生きとし生けるものが幸せでありますようにと願い、この2024年3月11日を過ごしていきます。