間もなくクラウドファンディングがスタートしてから2日が経過しようとしています。早速に325,000円、22名の方からのご支援が届いております。心から感謝申し上げます。
そして、今日から3月。国の定めた「自殺対策強化月間」でもあります。
このタイミングでクラファンを行うことで、少しでも「子どもと自殺」というテーマに意識を向けてくれる人、行動をしてくれる人が増えていけばと願っています。
さて、ここでみなさまにお伝えしたいことが一つあります。
昨日ですがリヴオンがつくっているPodcastの番組「ゆるやか死生学」の最新エピソードを公開しました。PodcastというのはApple PodcastやSpotifyなどのweb上または、appのプラットフォームを介して誰でも無料で聞ける音声メディアです。携帯やインターネット聞けるラジオというイメージでしょうか。海外では、いろんなNPOが独自のPodcast番組を持っていたりします。リヴオンでも去年から、研究の視点や、当事者の生きた物語から「死」について学べる番組として「ゆるやか死生学」をはじめました。
現在のシリーズは「死は乗り越えるもの?」というテーマを特集してきました。研究や理論の変遷、お便り回(リスナーからの実体験や考えなど)、そして今回はゲストを招いてのお話となっています。ゲストはリヴオンを一緒に立ち上げたメンバーの一人で荒谷直美さん。37歳で突然の病気でお母様を亡くされていて、その体験をもとに語ってくれています。
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この回で紹介している亡き母への手紙や手記を集めた文集(「母の日プロジェクト」)は、いのちの授業でも必ず子どもたちに朗読をしています。たとえ、亡くしたとしてもそこで「終わり」ではなく、想いをもう一度表現していくことができるということ。亡くしてもつながりなおせること。その方法はいろんなかたちがあるけれど、「手紙」というのも一つとして選択肢を子どもたちに手渡しています。
いのちの授業については今後の活動報告やイベントでも詳しく共有をしていきたいと思いますが、この授業は自殺予防の側面だけでなく、なくしたことと共に生きていくための手がかり(グリーフワーク)を伝えることも大切にしています。ぜひ、みなさまにもこのことを共有しておきたいと思いました。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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クラウドファンディング キックオフ企画の配信を3月7日(木)20時半〜を予定しています。詳しくは近日中にお知らせしますが、ぜひこの企画がどのように生まれ、どんな想いで今準備を勧めているのか、聞いていただけたら嬉しいです。