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【伝統家屋「とみ田や」再生事業】お茶飲み場&子どもの居場所づくりをご支援ください

江戸時代から藍染で栄えた羽生。藍染屋・冨田染工が建てた築72年の美しい伝統家屋「とみ田や」は20年以上空き家でした。「再現困難な材料・工法を用いた貴重な建物を次世代に継ぎ、地域のために活かしたい!」私達は建物を改修して文化財登録を目指し、地域のお茶飲み場&子供の居場所にするための活動をしています。

現在の支援総額

645,000

64%

目標金額は1,000,000円

支援者数

54

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/05/20に募集を開始し、 54人の支援により 645,000円の資金を集め、 2024/08/06に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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【伝統家屋「とみ田や」再生事業】お茶飲み場&子どもの居場所づくりをご支援ください

現在の支援総額

645,000

64%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数54

このプロジェクトは、2024/05/20に募集を開始し、 54人の支援により 645,000円の資金を集め、 2024/08/06に募集を終了しました

江戸時代から藍染で栄えた羽生。藍染屋・冨田染工が建てた築72年の美しい伝統家屋「とみ田や」は20年以上空き家でした。「再現困難な材料・工法を用いた貴重な建物を次世代に継ぎ、地域のために活かしたい!」私達は建物を改修して文化財登録を目指し、地域のお茶飲み場&子供の居場所にするための活動をしています。

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羽生市内の商店街などで古くから営んでおられる方は「冨田染工」と言えば、「あぁ素敵な建物よね」と言ってくださるが、殆どの方の反応は「ヤオコーの向かいに、そんな古い建物はあったかなぁ?」と首をかしげる。お庭には沢山の木が植えられており、びっしりと生い茂った枝が、「とみ田や」の外観をほぼ覆い隠している。

建物側から見ても、誂えられた石や、立派な灯篭から察するに、結構こだわって作られたのだと想像するが、灯篭も枝がかかっている状態だ。
とみ田や再生プロジェクトから2年経ち、ようやくお庭にも目が向けられる日が来た。

埼玉県深谷市に拠点を置く「呉藤」さんとはご縁があって繋がることができた。ご紹介だったので面識はなく、男性を想像していたら、小柄な女性が登場。意外だと思ってしまった自分のジェンダーバイアスを恥じた。

彼女は、まるで木と会話しているかのように、さらりと木の枝に身を寄せ、切る枝を素早く判断していく。あっと言う間に、木のてっぺん、二階の高さにまで到達したのには本当に驚かされた。そして枝を切る速さといい、切り口の美しさといい、あらあら!が止まらない。ノコギリを使ったことがある人なら分かると思うが、枝一本切るにも汗をかくものだ。

その見事な仕事ぶりに、うちの娘は「すごいねぇ!」と縁側に座って見惚れていた。娘は相当関心しており、帰宅後も「木をバッサバッサ切っていたのが、すごかった」と何度も言っていた。カッコイイ大人の仕事場に立ち合えて、子どもにとってもいい経験をさせて頂けた。

丸一日作業して頂いたお庭は、なんということでしょう!!
枝の美しさが際立ち、光が差し込んで輝く庭に一変したのだった。枝がかかっていた灯篭も無事にその全貌を表すことができ、とても嬉しそうである。暑い週末だったが、枝が風にそよぐ姿を見るだけで、涼しい気持ちになる。ヒマラヤシダも、ドウダンツツジも、自然に枝が伸びた姿よりも、手を入れてあげるほうが何倍も気持ちよさそうにしている。梅雨入り前のベストな時期に、お手入れしてあげることができて、本当によかった。

とみ田やの縁側で、きれいなお庭を望んで、お茶を提供できる日はもうすぐ。

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