4月4日、能登半島の珠洲市で岡山の団体さんが企画した運動会が実施されました。この運動会に参加するため、世界防災フォーラムの吉野事務局長がおのくんプロジェクトと一緒に能登に行ってまいりました。目的は能登半島のこどもたちにおのくんを届けることです。運動会ではボランティアさんがブースを出して、炊き出しや生活物資の配布なども行われました。おのくんプロジェクトがお借りしたブースで、世界防災フォーラムの吉野事務局長もお手伝い。武田さん(おのくんの母)の僕となって子供たちへのプレゼントを準備しました。プレゼントの中身は「防災×帽祭」プロジェクトで制作したおのくん人形です。100人を超える協力者さんが作ってくださったおのくん用のハットもセットです。 子供たちに手渡ししたら、本当に喜んでもらえてこちらも嬉しくなりました。命をつなぐための支援物資だけではなくて、心を明るくするための支援も必要とされていることを実感しました。現地には、あたかも昨日地震が起こったかのような状況がまだ残っていて、愛知からのボランティアのリーダーさんの案内で状況を目の当たりにした時には声も出ませんでした。そんな状況でも、子供達が運動会で見せてくれた底抜けに明るい笑い声が救いです。「防災×帽祭」プロジェクトでは今後も2回ほど能登に赴き、おのくん人形とおのくん用のハットを全部で1000体配布する予定です。クラウドファンディングはあと一週間ほどで終了しますが、「防災×帽祭」プロジェクトはこれからも続いていきます。このページやSNSを通じて私たちの活動を知っていただいたり、拡散していただくだけでも力になります。今後ともご支援いただけますと幸いです。