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皆さんこんにちは仲宗根糀家の山川です。表題にもある通り、目標金額の60%に到達いたしました!!4月23日の18:00に公開を開始して、早いもので2週間ちょっとが経過しました。ゴールデンウィークの期間も重なり、旅行や帰省など出費が嵩む時期にも関わらず、多くの方が支援をしてくださいました。本日時点(5月10日10:00)で、49名もの方が支援してくださっています。改めてこれまでご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。皆様からの応援コメントは我々の励みになっていて、ご支援があった際には社内で共有して、社内のモチベーションアップにも繋がっています。商品を毎日作ってくれている工場のメンバーは、日頃お客様からの声を聞く機会が少なく、自分達が毎日作っている商品がお客様からどのような評価や反応をいただけているかを知る機会が少ないのが現状でした。今回、クラウドファンディングに挑戦してみて、支援いただいた皆様から暖かい応援のコメントをいただき、お客様からの言葉を目にして工場メンバーがとても喜んでいるとともに、自分達が毎日作っている商品の素晴らしさに改めて気づかせていただく機会にも繋がっています。同時にこれからも皆様に安心して食べていただける商品づくりの責任を改めて感じております。今回クラウドファンディングに挑戦してみて、私たち仲宗根糀家の存在価値みたいなものを改めて考えるようになりました。これまでは糀関連製品を製造・販売する沖縄の糀会社という表面的な部分しか見ていませんでいたが、私たちが社会に対してできることは単に糀製品を作ることではないなと気づきました。私たちは発酵の力を借りて、社会や人が持つ課題を解消することができるんだと、という風に考え自社を見直すようになりました。というのも今回取り組んでいるまぜとこも、発酵の力を駆使して、本来大量に廃棄されるおからを美味しく再利用し、生きた酵素によって食べた人にも良い影響を与えることができるようになったわけです。次回のステップにしている廃鶏を使った商品開発にしても、本来は役目を終えて廃棄されるニワトリは硬くてそのまま食すには適していません。そのため、市場には流通せずその多くが廃棄されています。その廃棄量は何十万トンとも言われており、おから同様に養鶏業者さんは大量の廃棄費用を支払っています。しかし、発酵の力を使えば肉質が柔らかくなり旨味が増し、美味しく食べることができます。廃棄されるニワトリは減り、養鶏業者さんは廃棄にかけるコストが削減され、人間も美味しくいただくことができるというWin-Winな状態を作ることが可能になります。この発酵の技術は活用して、美味しい糀関連の製品も生まれてきます。発酵ってすごい!!発酵の技術は日本が長い年月をかけて研究してきた、生活の知恵であり日本特有の食文化にもなっています。私たちは沖縄から、この発酵技術を活用して人や環境にとってよりよい価値を生み出すお手伝いができるんじゃないか、そんな風に自社を捉え直すきっかけになりました。クラウドファンディングを通して、自社を改めて見つめ直すことができ挑戦してみてよかったなと実感しています。クラウドファンディングは6月7日に終了予定です。残り28日!!一人でも多くの方にこの取り組みを知っていただけるよう、発信を続けていきたいと思います。この活動報告を見てくださった皆様も、私たちの活動に共感してくださいましたら、是非お知り合いやご友人などにシェアいただけると嬉しいです!