2024/04/11 10:36

日本獣医フアイア研究会 事務局です。


麻布大学獣医学部獣医学科 内科学研究室の
久末正晴教授 より御礼メッセージをいただきましたので
公開させていただきます。


4月8日より開始し、早速多くの方々にご支援いただき
プロジェクトに関する期待を感じ身の引き締まる思いです。


支援金額は4月11日(水)10時現在で

27名:80万4千円

となりました。


ありがとうございます!

しかし、目標達成のためには、まだまだ多くの協力が必要です。
どうぞ、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。




<研究活動内容について>

麻布大学にてご協力いただける被験者を募集し、10〜30頭の犬猫の血液を採取し、数ヶ月間にわたり経過観察を行います。

2022年に麻布大学附属動物病院で治療抵抗性のIMHAやPIMAなど免疫介在性血球減少症の患者に試験を行いました。

その結果、血球減少の改善効果がみられたのが15例中8例(53.3%)、プレドニゾロンの減薬効果が見られたのは10例(66.7%)と

初期の期待をはるかに上回る効果が現れ、副作用もほとんどないことが確認されました。

(動物臨床医学会 2023年11月 大阪にて口頭発表)


このように患者の満足度が高くステロイドの使用量を減らしたり、休薬することができ、動物たちの負担が軽減されました。

この優れた「フアイア」糖鎖TPG-1の効果を検証することで、ペットオーナーが安心して治療を受けられる環境を一刻と早く整えたいと考えています。


しかしながら、この「フアイア」糖鎖TPG-1は、作用機序については不明な点があり

多くの犬猫の患者さんにおいて「長期の治療効果の判定」や「免疫状態の解析」が必要となります。

(具体的には、免疫染色やフローサイトメトリー等によるIL1やIL6の発現解析やTregの解析などです。)


「フアイア」糖鎖TPG-1は、従来の有害事象の多い免疫抑制薬ではなく体への負担の少ない免疫調節薬です。

新しい概念の治療法であり、どのような形で動物の体に作用しているのか多くは不明です。

特に作用メカニズムの解析は、高価な抗体や試薬を使用する関係上多くの研究資金が必要であり

大変恐れ入りますが、ご支援、応援のほど宜しくお願い申し上げます。


皆さまの小さなご支援が、将来の免疫介在性疾患克服に向けた

大きな礎となることを心より願っております。


第一目標金額は300万円  。クラウドファンディングでは、公開直後のご支援の勢いが

このプロジェクトを今後どれだけ広められるかにおいて非常に重要になるとされています。


▼詳細・ご支援はこちらから

URL: https://camp-fire.jp/projects/view/745505?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_show


現在、動物病院様に向けては追加特典として
無料セミナーもご用意しております。



第一目標金額:300万円

支援募集期間:4月8日(月)8時〜6月22日(金) 23時


クラウドファンディングは一般的に

応募開始の5日間(4月13日頃)までにご支援があると

成功率が大幅に向上する見込みです!


どうか、ご支援のほどよろしくお願い致します。


久末 正晴 博士(獣医学)教授

ひさすえ まさはる