【麻布大学研究支援プロジェクト】麻布大学 獣医学部 教授 久末正晴先生に大学生が聞いてみた。ステロイドの副作用で苦しむ犬猫を救う、新たな治療法開発プロジェクトとは?このプロジェクトは4月から麻布大学の研究支援金の募集を開始し、個人、獣医師、動物病院から集まった支援金は現時点で236万円。(締切6/22)頂いた研究支援金は、麻布大学獣医学部 教授の久末正晴先生の研究グループに寄付、「ステロイドの副作用に苦しむ犬猫を救うための治療法開発」に充てられます。今回、、宮崎大学の大学生、風間さんが、一般のみなさまにも、この研究活動の目的や価値が伝わればという思いで、学生目線から質問してくれました。ぜひご覧ください!※実際のインタビュー動画はこちら ※インタビュー記事はこちら↓「一般の方にもわかりやすく」が大事です↓まずは久末教授のプロフィール。血液・免疫疾患・再生医療・がん・遺伝子診断といった最先端の動物医療の研究者です。↓そもそも、フアイアってなんですか?生薬です。↓最初は怪しい…と疑うのが科学者の性です。しかし、人のがんの臨床研究論文や、基礎研究論文など、エビデンスを調べれば調べるほど、この効果は本物だと思うようになったとか。成分を「糖鎖TPG-1」と特定し、単離した試験を行っているということもポイント。↓今回の主眼となっている「ステロイド」の副作用について。免疫を下げる=炎症を抑える素晴らしい薬剤である一方、長期的に服用すると、脱毛や皮膚の裂傷、免疫を下げることによる感染症など、さまざまな副作用が出て、薬の副作用が原因で亡くなることもある。↓そんなステロイドの副作用の怖さを知る久末教授が提唱するのが、フアイア糖鎖TPG-1を使った治療法。生薬フアイアに含まれる糖鎖TPG-1には、独自の「免疫調整作用」があり、免疫が下がりすぎることがなく、いい感じに「調整」してくれる。副作用もほとんどない。↓特に久末教授が注目するのが血液病の一種である「好中球減少」という自己免疫疾患。切り札になるそうです。↓効果があるかないかは、「エビデンス」が重要。獣医師はみんな「エビデンス」があるものを使おうとするので、より信用度の高い「エビデンス」を作っていくのが研究の目的。具体的には論文を世の中へ出していくことです。↓論文が世の中に出ることにより、たくさんの動物たちに新しい治療法として広がり、免疫の病気で苦しむ犬猫たちを救う結果となる。それが研究者としての喜び。↓一般の飼い主様から届いたたくさんのご支援とメッセージの数々↓獣医師や動物医療関係者から届いたたくさんのご支援とメッセージの数々▼麻布大学 公式ホームページで発表されたプロジェクト概要↓共感いただいた方はぜひ、シェア応援を宜しくお願いします!!一人でも多くのペットオーナー様、そして動物へ届くことを願っております。
Animmune の付いた活動報告
2024年6月17日 掲載 麻布大学公式ホームページ トップ>ニュースhttps://www.azabu-u.ac.jp/topics/2024/0617_43787.html日本獣医フアイア研究会 事務局です。本日、2024年6月17日付で麻布大学公式ホームページのニュースに本クラウドファンディング活動についての記事が掲載されました。麻布大学でも公式に本活動をご支援いただき、大変ありがたく思います。▼麻布大学 公式サイト トップページ以下、麻布大学公式ホームページより転載いたします。ーーーーーーーーー獣医学部の久末教授がクラウドファンディングを立ち上げ「ステロイドの副作用で苦しむ犬猫を救う新たな治療法開発へ!」「ステロイドの副作用で苦しむ犬猫たちを救いたい」麻布大学獣医学部久末正晴教授ら研究グループがクラウドファンディングを開始しました。立ち上げの目的は「ステロイドの副作用で苦しむ犬猫を救う治療法の開発」です。現在、「アトピー性皮膚炎」「多発性関節炎」などの免疫の病気では、「ステロイドホルモン剤」がほとんど使用されています。ステロイドホルモン剤はこれらの病気に有効ですが多くの副作用が発生します。場合によっては治療関連疾患で命を落とすことも少なくありません。一方で、人でエビデンスを得た「フアイア」糖鎖TGP-1を犬猫に使用した結果、患者15例中66.7%が症状改善し治療薬の大幅な減薬休薬に成功しました。ステロイドの副作用に苦しむ動物を一頭でも多く救うために、新たな治療法開発に向けて皆さまのお力添えを賜れれば幸いです。動物医療の未来のためにも、ぜひ研究へのご協力をお願いいたします。CAMPFIRE:麻布大学獣医学部研究:ステロイドの副作用で苦しむ犬猫を救う新たな治療法開発へ!2024年6月22日(土)23時までーーーーーーーーークラウドファンディングも終了まであと5日(残り122万円!)このクラウドファンディングも終了まであと5日になりました。現在1,783,000円、73人の支援者の方からのご支援をいただいております。しかしまだ、目標金額の300万達成には、あと122万円足りません。引き続きご支援いただける方への拡散にご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。https://camp-fire.jp/projects/view/745505拡散いただく際はぜひ、上記リンクや下記の画像をお使いください。
※動画視聴リンクはこちら→ https://youtu.be/MftNK3LBQ2Mクラウドファンディングも終了まであと6日(残り133万円!)日本獣医フアイア研究会 事務局です。このクラウドファンディングも終了まであと6日になりました。現在1,670,000円、70人の支援者の方からのご支援をいただいております。しかしまだ、目標金額の300万達成には、あと133万円足りません。引き続きご支援いただける方への拡散にご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。https://camp-fire.jp/projects/view/745505最新研究状況のご報告ご支援をいただいた皆様へは、すでにこちらの内容を個別にお送りさせていただいておりますが、今月、麻布大学獣医学部教授の久末正晴先生から発表されたばかりの「ステロイドの減量に成功した症例」を、ご報告させていただきます。獣医師向けに作成された研究発表内容となりますので、一般の方には難しい内容となっておりますが、これらの症例からフアイアの可能性を知っていただき、救われる動物たちが増えることを願っております。※動画視聴リンクはこちら→ https://youtu.be/MftNK3LBQ2M▼動画のスライド内容
日本獣医フアイア研究会 事務局です。このクラウドファンディングも終了まであと8日になりました。現在1,644,000円、66人もの支援者の方からのご支援をいただいております。しかしまだ、目標金額の300万達成には、あと235万円足りません。引き続きご支援いただける方への拡散にご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。https://camp-fire.jp/projects/view/745505■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■本日、Huaier(フアイア)を「慢性腸症(免疫抑制反応性腸症)」疑いの犬に使用した、新たな症例が報告されましたのでご報告させていただきます。免疫抑制反応性腸症はしばしば治療抵抗性であり、かつリンパ腫に移行する例も多く存在し獣医療では問題になっている疾患です。本報告で糖鎖TPG-1が有効であったことは今後治療の選択肢が増えるばかりでなくリンパ腫への移行を防ぐ上で有効な治療法の一つとなる可能性があります。多くの犬が本症で苦しんでいることもあり、早期に症例数を増やし臨床研究を推進しその有効性と作用メカニズムの解析が必要だと考えています。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■難治性の慢性腸症の犬にフアイア抽出「糖鎖TPG-1」を与えた一例症例提供:井上 明(獣医師・日本獣医がん学会獣医腫瘍科認定医Ⅰ種)▼詳細については下記の、日本獣医フアイア研究会HPよりご覧ください。https://huaier-v.org/cat01/979/■症例について10歳10ヶ月/去勢済み/フレンチブルドック/10kg 2023年1月より軟便にて他院で治療を受けていました。ブチルスコポラミン・サラゾスルファピリジン・カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム・サイリウムを6か月間内服するも改善せず、当院にセカンドオピニオンを求め受診されました。元気食欲はあり、一般状態も良好でした。■考察と感想慢性腸症の病態はいまだ不明な点が多いですが、慢性腸症は腸粘膜の異常な免疫応答が関わっていると考えられています。本症例はプレドニゾロンを休薬して約50日ほど経過していますが、犬猫用フアイア製品により免疫力を調節することにより難治性であった慢性腸症をおさえていると考えられました。したがって腸粘膜の異常な免疫応答を犬猫用フアイア製品にてコントロールできるものと考えられました。今後も経過観察とともに慢性腸症に罹患している症例に積極的に使用していきたいと思います。■本症例に対する見解麻布大学獣医学部 内科学研究室 教授 久末 正晴犬の慢性腸症は、食餌反応性腸症、抗菌薬反応性腸症、および 免疫抑制反応性腸症の3つの病態があります。本症例はリンパ球形質細胞性胃腸炎と診断されていますが臨床経過から免疫抑制反応性腸症であると考えられ、一般的には低脂肪食に加えプレドニゾロンが使用されます。その他シクロスポリンや間葉系幹細胞投与が有効であることが学術誌で報告されています。 免疫抑制反応性腸症はしばしば治療抵抗性であり、かつリンパ腫に移行する例も多く存在し獣医療では問題になっている疾患です。本報告で糖鎖TPG-1が有効であったことは今後治療の選択肢が増えるばかりでなくリンパ腫への移行を防ぐ上で有効な治療法の一つとなる可能性があります。多くの犬が本症で苦しんでいることもあり、早期に症例数を増やし臨床研究を推進しその有効性と作用メカニズムの解析が必要だと考えています。▼詳細については下記の、日本獣医フアイア研究会HPよりご覧ください。https://huaier-v.org/cat01/979/