Check our Terms and Privacy Policy.

リヨン産のアートなスカーフを日本へ伝えたい!文化や歴史、アートって素晴らしい

フランスの第二の都市と言われるリヨンは、人々が生活する上で大切な〈衣食住〉が充実した歴史ある文化的都市であり、世界的な絹織物の聖地でもあります。リヨンを拠点に活動をして10年の節目でもある今年に、私が制作したアートをmade in リヨン、シルク100%のスカーフにして日本に届けたいと思います。

現在の支援総額

1,000,600

285%

目標金額は350,000円

支援者数

47

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/30に募集を開始し、 47人の支援により 1,000,600円の資金を集め、 2024/05/12に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

リヨン産のアートなスカーフを日本へ伝えたい!文化や歴史、アートって素晴らしい

現在の支援総額

1,000,600

285%達成

終了

目標金額350,000

支援者数47

このプロジェクトは、2024/03/30に募集を開始し、 47人の支援により 1,000,600円の資金を集め、 2024/05/12に募集を終了しました

フランスの第二の都市と言われるリヨンは、人々が生活する上で大切な〈衣食住〉が充実した歴史ある文化的都市であり、世界的な絹織物の聖地でもあります。リヨンを拠点に活動をして10年の節目でもある今年に、私が制作したアートをmade in リヨン、シルク100%のスカーフにして日本に届けたいと思います。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

おかげさまで、このプロジェクトは3日ほどで当初の目標支援額100%を頂戴することができ、また今回は2週間で目標額の200%以上のご支援を頂戴しました。

ここまでご支援いただいた皆さま、お気に入りを押してくださった方、SNSでシェアをしてくださった方、まだ検討中の方などなど...

応援いただいている皆さまに心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。


このプロジェクトでは、リヨンから〈日本へ〉リヨン産のアートなスカーフをお届けする事を第一の目的としSNSでも発信してきましたが、日本在住の方だけでなくフランス国内やヨーロッパ在住の方にも応援頂いており、感謝しきれません。

スカーフが無事に届くか不安もありますが、それ以上にスカーフを求める方にぜひこのプロジェクト内で届けたい...!という気持ちが強くなり、〈フランス国内へ〉お届けするリターンも追加することにしました。

ぜひ応援いただけると幸いです。どうぞよろしくお願い致します。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


〜 ご挨拶 〜

はじめまして。アーティストの篠田 美有 (Miu Shinoda)と申します。

絵を描き表現することに憧れ、絵を描き続けて30年以上.....小学生だった時は、5時起きで自作の漫画を描くなど、絵を描くことが中心の生活をしていました。

そんな私ですが、ご縁があり 2014年2月からフランスの〈リヨン/ Lyon〉を拠点に制作・活動をして今年でちょうど10年が経ちました。

節目でもある今年、私のアートをリヨンの名産品であるシルクスカーフにして日本に届けたいと思います。

活動拠点でもあるリヨンというフランスの地方都市の魅力や、私の想いをより多くの人に知っていただくためにこのプロジェクトを行うことにしました。

◆Miu Shinodaです。静岡出身の日本人アーティストです。/リヨン旧市街にて photo by Park Sohyun

◆より良い色を目指し、原画タブローとも色合わせをしながらサンプル制作。


◆フランス地方都市リヨンと日本を往復した10年。初めての個展(2015年)もリヨンで行いました。


〜 簡単にリヨン〈Lyon〉の紹介 〜

リヨン〈Lyon〉は、パリに次ぐフランスの第二の都市と言われています。マルセイユ、ニース、ボルドーなどの都市に比べると日本では名前を聞く機会が少ないかもしれません。名前は違いましたが2000年以上前から街の歴史があり、パリ、ジュネーブ、イタリア北部などを結ぶ街というのもあり、フランスではかつてパリよりもフランスの中心の街でした。

そして街の広範囲が「リヨン歴史地区」という世界遺産になっており、歴史や文化、世界中の人々が交差する国際的な街です。

◆世界遺産〈リヨン歴史地区〉を見渡せる丘 / フルヴィエール(Fourvière)の丘、リヨン5区にて。

◆リヨンの著名人たちが描かれた だまし絵の壁画 / モデル : カミーユ 、リヨン1区にて

壁画(La Fresque des Lyonnais)に描かれた「星の王子様」の筆者アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ、映画、カラー写真発明家リュミエール兄弟はリヨン出身。料理界の巨匠ポール・ボキューズもリヨン近郊出身


そんなビックシティとは知らなかったフランスに来たばかりの頃.....

10年前、学生の夫と絵描きの私は生活費を切り詰めていたため、当時の住居はリヨン郊外にあり…時々車が燃えているくらい治安が悪い地区にある家賃最安のアパートメントでした。価値観や物価などの違いにただ戸惑い、私はスーパーに買い物に行く以外ほとんど引きこもって絵を描いていました。

そんなフランス生活である事件が起きます。


(((((( 一時帰国している間に、空き巣に入られそうになった・・・ ))))))


2015年1月、自分たちの結婚式を日本で行い自宅のアパートに戻ってきたら、住居の木製ドアや鍵(3つの内2つ)を半壊され空き巣に侵入されそうになりました…。それがキッカケで、思い切ってリヨン中心地のアパートメントに引越しをしました。

後で知ったのですが、引っ越した先のアパートメントは かつて1階から4階までがシルク製品の工房とブティックだった建物でした。リヨン世界遺産地域内にあり築100年以上、(織り機を入れるために)天井が4m近くあります。大きな絵も飾ることができ、とても気に入っています。


◆気に入って現在も住み続けているアパート。天井が4m近くあり2mの絵を飾ることができる


私は引っ越すまで、リヨンが「シルクの街」というのを知りませんでした。空き巣未遂はショッキングでしたが、私にとって「シルクの街」に出会えたキッカケになりました。


リヨンはなんといってもシルクの街

私が住んでいるリヨンは、現在は〈美食の街〉とも言われますがイタリアのコモ、日本の横浜と並び〈世界三大絹織物の聖地〉としても知られています。

そして私の住居のご近所にはいくつも元工房や会社だった建物があり、現在はほとんどがアパートメントとなっています。

◆19世紀には絹織物業の発展によりリヨンの工業地区となったクロワパケ広場(Place Croix-Paquet)周辺


かつてフランスのリヨンから、絹織物関係の技術者が日本に派遣され富岡製糸場の建設に携わり日本の絹織物産業の発展に貢献しました。日本とフランスは共に手仕事と技術の国として協力し合った友好的な歴史があります。

そのため富岡製糸場が世界遺産に登録された際はリヨン市庁舎などで盛大にお祝いをしました。その際に行った記念式典や、シルクの見本市のパーティーのサプライズで私はファッションショーに参加させて頂く機会がありました。


◆富岡製糸場が世界遺産に登録された際に行った記念式典のファッションショー / リヨン市庁舎にて


◆シルク見本市のパーティーでのサプライズファッションショー、粋な着物を着せていただいた。
Photo by PA DILLIES /リヨン商工会議所にて

◆シルク見本市のパーティーでのサプライズファッションショー、多くの方々に喜んでいただけた。
Photo by PA DILLIES /リヨン商工会議所にて


2年前のある日、フランスでもまだマスクが手放せなかった頃 Instagramの〈メッセージ〉Boxにフランス語でメッセージが来ているのを発見しました。

「○○さんからあなたを紹介してもらいました。スカーフを作ることに興味はありませんか?


それはリヨンのスカーフ会社に勤めている人からのメッセージでした。

Instagramの〈リクエスト〉Boxはスパムや怪しい誘いが多いのですが、この連絡は光輝いて見えました。返事をし、後日会社へ打ち合わせに行きました。

展示ができることも嬉しく思っていましたが、リヨンの街に住んでいるからこそできる活動をしたいと思っていたので、心から嬉しかったです。


連絡をくださったのは、リヨンのシルク製品の老舗ブランド〈MALFROY(マルフロワ)〉の営業の方でした。

マルフロワの創業は1939年。世界では第2次世界大戦が始まった年でもあります。 激動の時代を乗り越え、今年で85年目。現在も素敵なスカーフやストールを作り続けています。

◆malfroy Instagram

また現在の社長さんはかつてリヨン日本人会の会長さんを務められており、多くの日本人を助け動いてくださった方です。

私は日本人会のスタッフをしていたこともあり、集まりで社長さんをお見かけしたことがありました。

まさか、スカーフを作る事を提案頂けるとは思ってもいませんでした。

会社は何人かのアーティストとコラボレーションをしていますが、日本人アーティストとコラボレーションするのは初めてだそうです。


◆Malfroy(マルフロワ)さんと。/Maison Malfroy(メゾン マルフロワ)にて。


宝物にしてもらえるスカーフを作ります!

Made in リヨン、フランス。世界的な絹織物の産地でシルク100%のスカーフ。

使いやすい63×63cmのサイズ、62g/m2 のシルクツイルにプリント。

リヨンのテットドール公園(Parc de la Tête d’Or)のバラをモチーフにしています。

(春になるとテットドール公園では様々な種類のバラでバラ園が美しく彩られます。そのバラをモチーフに、「天と地」「山と海」「太陽と月」など対になるイメージを表現しました。)

★上品な光沢感と発色の良さが特徴です。首元やバッグのアクセサリーとして活躍します。 

★原寸大のタブロー(60cm角)と同じサイズで、プラス スカーフの枠をデザインしました。額に入れ飾っても素敵ですね。

★縁は裁縫師さんが手縫いでロール仕上げをしてくださっています。

★縁の濃い赤紫は「マゼンダ」色。

マゼンダ色は、リヨン出身の化学者〈フランソワ・エマニュエル・ヴァーギュアン(François-Emmanuel Verguin)〉が発明した色です。

★限定生産を考えています。

★私のスカーフ制作は、リヨンで誕生したスカーフとストールの老舗ブランドMALFROY(マルフロワ)に製作依頼をします。また、データ作成もご近所にあるPhoto Labo Pro(フォトラボプロ)にお願いしました。


〜Malfroy(マルフロワ)のホームページから〜

軽くて柔らかいシルクは、夏には爽やかさを、冬には暖かさをもたらします。シルクは体温で温まり、その熱を体に放出します。低刺激性で抗菌性があり、お肌を守ります。

シルクツイルは伝統的なシルクの正方形に使用される素材です。ホールド感があり、色とデザインを引き立てます。

大きさ : 63×63 cm

素材 : 100% シルク

仕上げ : 手縫いロール仕上げ


〜お手入れ〜 

「活動報告」の記事内でもお伝えしたいと思います。

・洗う際は、中性洗剤を溶かした30度以下のぬるま湯で擦らないように、また摩擦に弱いため 優しく押し洗いをしてください。

・ぬるま湯につける際は、できるだけ短時間で終わらせるようにしてください。

・アイロンは当て布をかけて、低温から中温でかけるようにしてください。

※高温でのお湯洗浄不可、乾燥機不可です。


◆スカーフのイメージ写真


◆モチーフになったリヨンのテットドール公園(Parc de la Tête d’Or)のバラ。

◆スカーフのイメージ写真


このような、こだわりのスカーフを作りたい....‼︎と思っているのですが 

スカーフを製作・日本へお届けするにあたって困難があります。


〜なぜ、クラウドファンディングを行うのか〜

>>円安(1€約164円/2024年3月24日現在)によりスカーフ原価の高騰

>>オイル価格高騰により輸送費が高額に

>>フランスでの製品製作の税金は20%

また、フランス⇄日本間の郵送は荷物が行方不明になることがあり不安なため、私が日本に入国する際に運ぶことを検討しています。

上記のような状況もあり、日本で販売するとなるとスカーフの原価自体高額になります。

今回のプロジェクトでは、できるだけ手に取って頂きやすい価格を検討しました。また今回特別に制作し販売するグッズや普段行わないリターンを試みることで、支援者の方にも私にも良い記念とリターンをお届けできるイベントとなるよう、クラウドファンディングに挑戦したいと思います。


詳しくは、〈リターン〉の〈詳細をみる〉をご覧ください。

※【著作物の権利について】: リターンや作品などの著作物の権利は Miu Shinodaに属します。リターンの〈詳細をみる〉でご確認いただきますようお願いします。

※リターンの送付につきまして、日本国内の住所を想定しています。

※リターンは追加する可能性があります。


〜資金の使い道〜

○スカーフ原画作品制作費

○データ作成・サンプル制作費

○イメージ写真撮影・広報費

○リターン制作費用(デザイン料、ラッピング・梱包含む)

○リターン配送料(リヨン→日本への輸送費、それぞれの支援者の皆さんへ)

○CAMPFIREクラファン手数料(手数料17%+手数料にかかる消費税10%)

経費の一部として、35万円を【ファーストゴール】として目標金額を設定しましたが、

現在(4月20日時点)は皆様のおかげでファーストゴールや達成率200%である70万円を達成できることができ、次なるゴールとして300%〈105万円〉を目指しております!

このゴール達成により全てのプロジェクトの資金を賄えることができます。


広報活動やリターン内容を充実させて頑張りますので、引き続き応援やシェアなど よろしくお願い致します。




1★文化や歴史、人々のアートは素晴らしいと伝えたい。

国や地域、個人的な友好によって生まれたり派生した文化や研究成果、製品など、それらは何ものにも代え難い素晴らしいものだと感じます。人と人が関わり後世に伝えられたからこそ歴史や文化になり、私たちの暮らしをより豊かにしてくれるのだと思います。

フランスと日本は 食や文学、スポーツ、芸術、ファッションなど、特に文化面で互いに影響を受けリスペクトし価値を高め合ってきました。しかしメディアで伝えられるのは 様々なものが集中している首都パリのことで、それに比べて地方都市リヨンのことが伝えられることは多くありません。

何世紀にも渡り作られ続けていたリヨンの名産品であるスカーフを製作することで、リヨンの文化や歴史を伝える文化活動の1つとして私も関わりたいです。


2★アートをスカーフに

ほとんどのアートは一点ものであり、制作時間・材料費等を考慮するとどうしても高額になってしまいます。しかしアートをプリントする事でアートよりも低額にたくさんの方の元へお届けする事ができます。作品をプリントしスカーフにして生活やファッションに取り入れる事で、私のアートをより身近に感じていただけたら嬉しく思います。


◆上品な光沢感と発色の良さが特徴です。首元やバッグのアクセサリーとして活躍します。


3★人生でアートと関わり続けることを伝えたい

私は三人兄弟の1番上で、家庭の経済的事情もあり美大に進学することを諦めました。その悔しい経験から、「絶対に表現を続ける!!!!!」という強固な意思が爆誕し、制作し鑑賞したりとアートと関わり続けてきました。続けていたら、私の活動を理解し応援してくれる人たちや表現者仲間とリアルやSNSで出会うことができ、フランスでも活動を続けられています。さまざまな苦労がありますが、それ以上に 制作と活動を続けることで人生が豊かになっていると感じます。

言葉も完璧ではない、有名アーティストでもない外国人の個人が、外国の地域の名産品に関われる機会をいただけたのは ほとんど奇跡だと思っています。関わってくださる多くの人や、過去の自分がアートを続けてきたおかげです。


◆コロナ禍中にエチケット制作依頼を頂き発売したシャンパン〈Cuvée Sakura〉レストランが店内飲食禁止だった期間に、ご厚意で展示(ウィンドウ展示)させて頂いた。/ PY Restaurant  、6区にて

◆2022年3月末、リヨン6区の区役所で個展のオープニングパーティーを開催。

◆区役所の文化担当 Analiaさんは、日頃からたくさんのアーティストの展示を見ているそうだ。偶然、展示されていた私の作品を見て連絡を下さった。おかげで区役所での個展が実現した。


◆6区区役所個展の約半年後、グループ展に誘って頂いた。アーティストたちと /リヨン6区区役所にて。


◆様々な国籍や地域出身の友人たち。いつもありがとう!

海外で暮らしていると自分は外国人であると思い知らされ、また日本人である自分や母国日本の存在をどうしても意識します。移民国家と言われるフランスでは、様々な国の文化や価値観と出会い、世界の問題とも向き合うことになります。そのような経験は時にショックを受けつつも、刺激となり私の作品に表れます。

フランスでは特にパリに芸術家が多く集まりますが、地方都市も良いですよ。


◆〈La cité des halles 〉内のシェアアトリエに参加しているアーティスト・クリエイターたち


◆光の祭典 (Fête des Lumières)で華やぎ盛り上がるリヨン市庁舎・リヨン美術館
 / テロー広場 (Place des Terreaux)、リヨン1区にて


〜現在の準備状況(スケジュール)〜

スカーフの会社MALFROYへ訪問&ミーティング

作品イメージ構想

富岡製糸場、リヨンシルク博物館などを見学

スカーフのための作品制作

作品(タブロー)完成

作品のデータ作成(フォトラボにて)

スカーフサンプル(数種)作成、色調整

リヨンでイメージ撮影

クラファン開始

スカーフの試作最終調節

クラファン終了

スカーフ製作開始&リターン制作

スカーフ完成!

2024年夏以降、スカーフなどのリターンを日本へお届けします


〜最後に〜

長々と綴った文章を 最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

今回、このプロジェクトで〈文化や歴史、アートは素晴らしい〉と リヨンのスカーフについてお伝えしていますが、同様に日本の文化や歴史、アートも非常に素晴らしいと思っています。私はフランスに住むようになってから、日本の稀有な文化や伝統の素晴らしさに気づきました。日本で文化財巡りをして毎回感激しています。特に有形文化財の旅館に宿泊するのは楽しいです。よろしければGoogle マップなどで〈有限文化財〉や〈世界遺産〉と検索してみてください。きっと発見があると思います。

◆◆◆

制作や展示を行う中、スカーフを作るにあたり原画の構想からサンプルを製作するのに2年ほどかかりました。ようやくお知らせをすることが叶いとても嬉しいです。Made in リヨンのアートなスカーフと共にあなたの人生が彩られますよう、心から願っています。

この時代を生きるアーティストとして、社会ではどういう役割ができるのだろうと考えます。さまざまな立場の人が生きる社会の中で、作品をより良い形で発表できるよう、私はこれからも制作や活動を続けていきます。

プロジェクトへのご支援やご賛同、どうぞよろしくお願い致します。


  Miu Shinoda / 篠田美有


〜写真協力〜

撮影:   Park Sohyun (パク・ソヒャン/アーティスト) Instagram

モデル: Camille (カミーユ/モデル・DJ・音楽製作者) Instagram




Miu Shinoda / 篠田 美有

1988年静岡の田舎生まれ、リヨン(フランス)を拠点に活動をしているアーティスト。リヨン7区にある La cité des halles (ラ シテ デアール)内のシェアアトリエに参加している。おもに油彩でアート作品を制作しており、色を点在させ感覚を整理するように花として表現する。

フランスや日本の都市・地方などで展示やイベントに参加。Champagne Pierre Laurent のシャンパンのエチケット(パッケージ)に作品が採用されるなど、企業とのコラボレーションも行っている。2022年タグボート主催 Independent Tokyo 審査員特別賞 車洋二賞 受賞。




<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 御礼と謝罪そしてご報告

    2024/09/02 09:00

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • こんにちは。活動報告をご覧頂きありがとうございます!今回は本文では書かなかった〈私が渡仏した経緯〉について書こうと思います。2013年秋、私はワーホリビザ(1年のビザ)を取って渡仏することになりました。きっかけは 夫が学生だった時に一緒にフランスに行こうと誘ってくれたことでした。私も夫も2011年3月の東北の震災や原子力発電所の事故が起きた直後に大学を卒業し、これから自分たちはどう社会でやっていくか世の中を見て考えていた頃でした。日本にいた時の夫は、大学でエネルギーの研究をしていて、教授の退任や震災以降に研究費が大幅に減るだろうというタイミングで日本で大学院を修了し2013年夏に渡仏しました。私は当初フランスに行かないつもりでした。日本の生活が自分に合っていたし、大学を卒業し働いてようやく自分のペースに慣れ制作もできていた頃だったので。奨学金返済もあり金銭的にも言語的にも不安で、フランス生活のイメージが全くできませんでした。しかし25歳になる前の春、働いていた会社の経営が危ないと朝礼で伝えられ、今後は会社を色々変えるということでした。自分としては、日本にいてもフランスに行っても不安なのは変わらないんだろうなと思い、それなら思い切って10000km離れたフランスへ行こうと、渡仏を決めました。2013年秋、私も渡仏しグルノーブル(Grenoble)という研究・大学地方都市に住み始めました。当初、夫は電気自動車の研究をし博士号を取った後は帰国する予定でした。しかし当時 原子力発電所によるエネルギー確保が8割だったフランスでは、震災以降 様々な対策や検討があり〈直立送電網〉の研究所をリヨン近郊に設立することになりました。特にヨーロッパでは脱原発・自然エネルギー推進の動きがある中で、インフラの研究所は国にとって重要で国や企業や様々な大学の人材を集めつくられました。夫はまじめに勉強し研究していたのを認められ、立ち上げ当初から研究所に配属されました。そんな経緯があり、2014年2月にリヨンに引っ越ししてきました。突然の引越しや住居探しはとても大変で、外国人の学生という立場は、家を借りるのにもとても苦労しました。そして夫にはフランスに来た目的がありましたが、私はというとフランス語力も知り合いも仕事もなく......ただ自分ができることはやろうという気持ちで制作を続けていました。フランスで初めて描いた油絵〈マルセイユの思い出〉日本にいた頃の私は、人物をモチーフとして描くことが殆どでした。ハッキリした顔立ちだったからか異質なものを見るように顔をじろじろ見られ「外国人」とコソコソ言われたり。そのような様々な苦い経験や若かったのもあり、自己と向き合う機会が多かったように思います。フランス生活当初の作品/2015 (個人蔵)フランスで生活するうちに、私は自己と向き合いつつより世界と向き合う事になりました。日々、様々な人々や価値観と出会うなかで私は無意識に人物モチーフを描かなくなり、抽象的でまた記号的な絵を描くようになりました。夫がエネルギーの研究をしているということもあり、最近は特にエネルギーや環境問題に関わる政治的な側面や、またエネルギーや資源の問題で揺れ、不安や争いが絶えない世界を感じます。そんな世界の中で、私にとってアートは希望です。言葉や学歴、国籍、貧富の差を越えて作品を通し他者が他者に共感できるツールでもあります。地元でも異国であってもどこにいてもです。SNSやAIなど科学の進歩で世界の様々なものが見え過激に伝わるようになり、何を信じていいかわからなくなった時、私が信じられるのは個人がやっているArtなのだろうと思い、制作活動や鑑賞を続けています。リヨン、マドリード、ハノイ、愛知で展示をした作品 もっと見る

  • こんにちは。活動報告をご覧頂きありがとうございます。先日、久しぶりに会社を訪問し打ち合わせをしてきました。スカーフには〈100% Silk、Made in France〉のタグがつきます!※写真は他のスカーフで、イメージです。フランス語英語長いと思っていたクラウドファンディングはあっという間で、12日(日)で終了します。気にかけて頂いてる方々、既に支援頂いた皆さま、心から感謝申し上げます。最後までどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト