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日本舞踊の車いすユーザーへの貢献可能性を見出したい

●障害のある人に「日本舞踊」という選択肢を ●日本舞踊があらゆる人のものになった先に、車いす「でもできる」ではなく、車いす「だからこそできる」舞踊が生まれ、それが日本舞踊の新しい地平を拓く。 これがこの取り組みの目指すところです。 協力:NPO法人シェイクハートプロジェクト

現在の支援総額

540,888

154%

目標金額は351,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/22に募集を開始し、 70人の支援により 540,888円の資金を集め、 2024/05/20に募集を終了しました

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日本舞踊の車いすユーザーへの貢献可能性を見出したい

現在の支援総額

540,888

154%達成

終了

目標金額351,000

支援者数70

このプロジェクトは、2024/03/22に募集を開始し、 70人の支援により 540,888円の資金を集め、 2024/05/20に募集を終了しました

●障害のある人に「日本舞踊」という選択肢を ●日本舞踊があらゆる人のものになった先に、車いす「でもできる」ではなく、車いす「だからこそできる」舞踊が生まれ、それが日本舞踊の新しい地平を拓く。 これがこの取り組みの目指すところです。 協力:NPO法人シェイクハートプロジェクト

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自己紹介

プロジェクトメンバーを紹介します。

白井長興(しらいながおき)
NPO法人シェイクハートプロジェクト代表理事。15歳の頃、プールの飛び込みに失敗して車いすユーザーとなる。いまは仕事をしながら、障がい者の選択肢を増やしていくため、LIVESプロジェクト、NPO法人日本せきずい基金理事等様々な活動を行なっています。本プロジェクトでは、車いすユーザーも楽しめる日本舞踊をめざし、初めて挑戦します!

講師:葉月雛丸(はづきひなまる)
葉月流宗家である香寿凰(かずおう)の娘として生まれ、1歳4ヶ月で初舞台を踏む、葉月流2代目家元。地元神奈川県伊勢原のほか、横浜・東京・関東近県、アメリカなどで日本舞踊を踊る。歌手のバックダンサー、ホテルなどのショーなどにも出演し、大ホールの他、老人ホーム、病院、神社・寺院、国際交流、アメリカJapaneseフェスティバルにも参加

FM湘南ナパサ「おしゃべりマンデー」アシスタント

講師(振付・技術監修):葉月香寿凰(はづきかずおう)
葉月流 宗家。幼少より日本舞踊・華道・茶道・三味線など伝統文化の英才教育を受ける。平成11年5月に葉月流を地元伊勢原で創流。幼稚園から老人ホーム、福祉団体、劇団指導、海外での交流など、様々な分野で活躍。伊勢原市民文化祭、道灌祭り、老人ホーム慰問など、30年以上にわたり毎年参加。伊勢原市文化功労者賞受賞、伊勢原市文化団体連盟理事、伊勢原市日本舞踊の会会長

梅澤暁(うめざわさとし)
本プロジェクト発起人。株式会社生活と舞踊代表取締役。日本舞踊の流派・教室の支援事業を行っています。

このプロジェクトで実現したいこと

車いす「だからこそ」できる舞踊の可能性を追求したい!


障害のある人に「日本舞踊」という選択肢を。

このプロジェクトは、障害がある「だからこそ」表現できる美しさと可能性を追求し、あらゆる人が体感する日本舞踊の新しい地平を拓きます。


今回は車いすユーザーであり、障害者の選択肢を増やすボランティア活動をしている白井長興さんに、日本舞踊の稽古をしていただきます。


稽古の準備から人前での発表までの過程を記録し、車いす舞踊の可能性と課題を見つけ解決手段を考えられる、誰もが参照できるレポートを作成することをめざします。

レポートは、舞踊に興味がある車いすユーザー、医療・リハビリテーション施設関係者、高齢者福祉施設関係者、車いす舞踊導を行いたい日本舞踊指導者、ダンス研究者の方などにご活用いただけます。

プロジェクト立ち上げの背景

~2021年 2人のパラダンサーに衝撃を受けた~

タイヤに乗って勢いよく回転する!

自分の足を外して放り投げる!

2021年、コロナ禍の東京で行われた東京オリンピック・パラリンピック2020で、最も印象に残ったのは、パラリンピック開会式、車いすダンサーのかんばらけんたさんと義足のダンサー・大前光市さんのパフォーマンスでした。

パラリンピック開会式におけるお二人のパフォーマンス(中日新聞 公式Xより引用 2021年8月24日)

共生の翼 思い思いの空へ 東京パラ、その後(産経新聞Web版より引用 )2022年1月16日)

ダンス用に改造された車いすのタイヤに乗って勢いよく回転するかんばらさん。そして、発光する義足を足から外し、空高く放り上げる大前さん。


私はそのパフォーマンスに圧倒されました。

障害がある。「でも」ダンスができる。


いや、とんでもない。


障害がある、「だからこそ」できたダンス。

ただ純粋なエンターテイメント、あるいはアートとしての存在感が、そこにはありました。

日本舞踊は衰退一途なのか?再び発展するのか。ヒントは「パラダンス」にあるかもしれない

私は日本の伝統芸能・日本舞踊の支援事業をしています。

江戸時代から300年以上の歴史を持ち、今も多くの人に愛される日本舞踊。しかし、担い手は年々減少しています。最大の業界団体である日本舞踊協会は、過去8年(~2021年)で実に約1200人、割合にして24%という会員減少に直面しています。

そこには、人々の価値観の変化や、芸能が果たす社会的役割の変化など様々な要因があります。
しかし、300年続いた芸能のポテンシャルには計り知れないものがあると私は信じています。


パラリンピック開会式のダンスを見たとき、私に降ってきたのは次のようなアイデアです。


「いま、障害を持つ人に『日本舞踊』という選択肢はない。しかし、そのような人が日本舞踊を選択肢に持つことで、日本舞踊の新しい地平が開けるのではないか」


いま日本舞踊は五体満足な人のものです。しかし、そこから、必ずしもそうではない人に「開く」ことで、新たな可能性が生まれると、2人のダンスを見て強く感じたのです。


日本舞踊は、これまで健常者のものでした。


日本舞踊はこの、無意識にある「健常者のもの」という前提を取り払い、すべての身体的特徴のある人に対して開かれることで、新たな地平を獲得できるのではないでしょうか。


かんばらさんや大前さんが、身体的特徴を見事に生かし、独自のダンスの境地を切り開いたように。


「車いす」の人が、リハビリテーションや一過性の娯楽としてではなく、表現の手段として、芸術性の追求として日本舞踊に継続的に取り組む、ということはこれまであったでしょうか。少なくとも、それを記録し、誰もが使える方法論としてまとめたものはありません。


私はその端緒を開きたいと思いました。


ちょうどそこに、NPO法人シェイクハートプロジェクトの代表で、ご自身も車いすユーザーである白井さんとの出会いがあり、車いすで日本舞踊を稽古し、発表する、しかもその過程を記録・公開することにご協力いただけることになりました。


日本舞踊の指導には、神奈川県伊勢原で50年以上日本舞踊の指導にあたる、葉月流が名乗りを挙げてくださり、2023年、このプロジェクトが発足することになったのです。

車いす「でもできる」から、車いす「だからできる」へ

▲車いす舞踊についてプロジェクトメンバーで講演させていただきました(2024年3月 第24回 このはな倶楽部にて(浅草ビューホテル))

車いすユーザーと日本舞踊の関わりは、これまでにもありました。
日本舞踊は、老人ホーム等の福祉施設での公演や、参加型のアクティビティとして、根強い人気があります。

高齢の方は日本舞踊になじみがある方も多く、かつて習っていたという人も少なくありません。古典邦楽や童謡、演歌、歌謡曲でも楽しめることもあって、大変喜ばれます。車いすに乗っていても、上半身を使って日本舞踊を踊って楽しむことができます。

しかし、これは車いす「でもできる」、という域を出るものではありません。

リハビリテーションや娯楽から、独立した芸術へ(パラリンピックの2人の卓越したダンサーのように)変化することができるのでしょうか。

ポジショントークではなく、私は車いすと日本舞踊は相性がいいと考える理由があります。

日本舞踊の特徴および、環境面での優位性です。

バレエとの比較で考えてみます。

日本舞踊の所作の最大の特徴の一つは、「日常の動きを美しく表現できること」です。そして、1人で演じることが多いことも特徴の一つです。

バレエは、表現力が重要なのは前提として、「より高く飛ぶ」「より速く回転する」というような、身体的な限界に挑戦し、それを賞賛するような文化があります。

一方で日本舞踊は総じて舞台上を駆け回るというような大きな動きはまれで、強靭な肉体は必ずしも必要ありません。むしろ、一件なにげない所作やしぐさ、ふとした表情、顔の向きといったことから、繊細な感情を表現する高い技術があります。

また、上半身、つまり、腕や手先、首の動きといったものの巧みさが表現に大きく関わっています。

つまり、上半身と首、顔の動きで多彩な表現が可能な日本舞踊は、車いすユーザーとの相性が非常に良いことに気づきます。

また、移動範囲が広くないため、大きな練習場など設備が必要ないという環境面での利点があります。1人で演じるため、パートナーやチームと予定を合わせる必要もありません。

これも、舞台上をしばしば大人数で縦横無尽に舞い踊るバレエと比べても一目瞭然でしょう。

車いすユーザーに「日本舞踊」という選択肢を

▲オンラインでの稽古の様子

次に、車いすユーザーの課題という観点から考えてみます。

プロジェクトを共同で企画し、実際に日本舞踊を体験してもらうNPOシェイクハートプロジェクトの白井さんは、車いすユーザーの娯楽は限られる、と話します。

外出が難しい、車いすでも楽しめるアクティビティが少ない、身体的、環境的に活動が制限される、ということのほかに、経済的な課題もあります。

障害があることで、就労が制限され、また、介助器具やサービスに支払うコストもあり、経済的に余裕が生まれにくいというのが主な要因です。

車いす舞踊は広い練習場や特別な設備を必要としません。指導を受ける場合は報酬が発生しますが、それは他のアクティビティでも同じですし、オンラインレッスンも普及しつつある今、グループで受講するなどの工夫で必要な費用は抑えることが可能です。

日本舞踊は、車いすユーザーにとっても、リハビリテーションとして、娯楽として、そして自己表現の手段としてとても相性が良いものではないでしょうか。

車いす舞踊を普及促進するため、最初に必要なこと▲車いす舞踊 途中成果報告。4月27日(土)11時~日本橋にて最終成果報告会を行います

次に、「車いす舞踊」が普及するために何が必要でしょうか。

それは、「車いす舞踊」の可能性と課題を明らかにすることと、「車いす舞踊」ための指導法の確立です。

このプロジェクトの進行によって、より明らかになってくると思いますが、単に健常者が椅子に座って日本舞踊を行うのとは全く違う、課題が多く見つかるでしょう。

車いすでこそ生きる振付けや、一人一人違う身体的な特徴に合わせてどう指導するのか、健常者としての講師と、障害者としての生徒のコミュニケーションの前提も違います。それらを認識し、克服していくことが、舞踊を、健常者だけのものからすべての人に開くことにつながります。

障害のある人に「日本舞踊」という選択肢を。
日本舞踊があらゆる人のものになった先に、障害がある「だからこそ」できる舞踊が生まれ、それが日本舞踊の新しい地平を拓く。

これがこの取り組みの目指すところです。
今回の取り組みは、この大きなプロジェクトの、第一段階です。

現在の準備状況

3月10日に初回の稽古がすでに行われています。

3月24日には、浅草ビューホテルで行われる日本文化交流イベントにて、プロジェクトについてプレゼンテーションさせていただきました。

4月27日(土)には、車いす舞踊の発表と、プロジェクト報告会を行います。


リターンについて

●プロジェクト報告会(車いす舞踊の発表含む)参加チケット

●プロジェクト報告会&ランチ交流会参加チケット(交流会は報告会の後、同じ会場で行います)

●車いす舞踊の概要、可能性、課題をまとめたレポート(A410~15ページ程度となる見込み)

●車いす舞踊 ワークショップ開催権(今回の講師が出張します)

●プロジェクト協賛

スケジュール

3月10日~
稽古、広報活動開始

4月27日(土)11:00~13:30
プロジェクト成果報告会(車いす舞踊の発表含む)
会場:+NARU NIHONBASHI(〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1丁目4-12 カネダ日本橋センタービルディング 1F)

5月
クラウドファンディング終了

7月上旬
リターン(レポート)送付


資金の使い道

講師人件費    90,000円
参加者交通費 10,000円
練習会場費    10,000円
本番会場費    30,000円
記録映像撮影・編集費用    100,000円
広報PR・資料作成費     50,000円
着物・道具レンタル代 1万円    10,000円
キャンプファイヤー手数料 4.8万円(17%)    51,000円
合計 351,000円

最後に

障害のある人に「日本舞踊」という選択肢を。日本舞踊があらゆる人のものになった先に、障害がある「だからこそ」できる舞踊が生まれ、それが日本舞踊の新しい地平を拓く。

これがこの取り組みの目指すところです。車いす舞踊の礎を、ともに築きましょう!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • 「日本舞踊の稽古場にはいろんな人がいる」「いつでもだれでも日本舞踊が楽しめる世の中であってほしい」と思っていましたが、「いろんな人」「誰でも」に車いすの人は入っていたのか?という疑問から始まったこのプロジェクト。27日(土) はついに、成果報告会でした。会場にてご参加いただいたみなさま、陰ながら応援してくださったみなさま、ありがとうございました!これまでの稽古を通じてわかった車いす舞踊の魅力や課題を報告、そして、白井さんは実に堂々と舞われました。チーム全員が初めての試みだったこのプロジェクトでしたが、一つの区切りを迎えることができました。この成果報告会もふまえて、レポートを作成、みなさんにお送りします。ひょんなことで 白井さんと出会い、初めてのオンラインMTGで「私、稽古しますよ」と思いもかけない申し出をいただき、 葉月流が加わってくださりチームを作って2023年10月にスタートしました。曲選び、衣裳選び、会場選び、これまで関わってきた「日本舞踊」とはすべて少しずつ違う観点が入り、稽古も発見の連続でした。「障がい」を通してみると本質を問われるような気がしました。例えば、二部式の着物。「二部式はちゃんとしてない」と思われがちですが、「ちゃんとした着物」を車いすの人が着るのがどれだけ大変なことか。それを着ることにも価値はあると思うけど、トイレにも行けない。「二部式はちゃんとしてない」という評価は正しかったのだろうか?「着物を着る」ってどういうことだっけ?二部式の着物はバリエーションが少ないです。なので車いすの人は選択肢が限られます。着物でおしゃれしようと思ってもできないのです。二部式を評価していれば、こうはなってなかったんじゃないか…?日本舞踊では指先をきれいに揃えましょう、と言われますが、白井さんは指が伸ばせません。しかし扇子を持つと、それは美しくそろえた指先にも等しい。扇子の持っている表現力ってこんなにすごかったんだ、とか…「アダプティブスポーツ」という概念も知りました。ルールを柔軟に変えて誰もが参加できるスポーツにしよう、という考えが「アダプティブスポーツ」です。日本舞踊が、より多くの人、という意味ではなく、本当の意味で「だれもが参加できる」舞踊を目指したとき、どのような変化が起きるのでしょうか?かのように、「障がい」を通してみると本質を問われるのです。プロジェクトはもうちょっと続きます! もっと見る

  • 今日は指先の表現と、扇子(道具)について考えたことを書きます。日本舞踊において指先の表現はとても重要です。日本舞踊は指先の扱い方ひとつで、印象が大きく変わります。「親指を揃えて」とか、「指先伸ばして」とか注意された経験を持つ人も多いのではないでしょうか。衣裳や道具がシンプルな分、なおさら厳しく言われるのでしょう。日本舞踊に限らず、ダンサーの評価ポイントの一つが、どんな状況においでも、指先まで意識がなされているか、であると聞いたこともあります。さてしかし、白井さんは指先を伸ばすことができません。なので日本舞踊で当たり前に言われる「指先を綺麗に伸ばす」ができないのです。一方、扇子を持つことはできます。扇子は日本舞踊において最もポピュラーな小道具として、そしてさまざまな見立てを行うものとして使われます。白井さんが扇子を持つと、それは、手の延長として綺麗に伸ばした指先にも見えてきます。伸ばさない手が美しくないとは言いません。しかし、扇子を持つことで、まっすぐに伸ばした指先(手)という表現を手に入れた、ということができるのではないでしょうか。車いす舞踊における扇子の役割を考えると、手の表現のバリエーションを増やすことともに、上下の表現の幅を増やすという役割もありそうです。下半身が自由に使えれば、床に臥すこともできるしジャンプすることもできます。160センチくらいの人なら、0センチから250センチくらいの上下の枠の中で表現ができます。しかし車いすに座っている状態では、手を挙げたところまで、せいぜい150-60センチくらいの枠しか使えません。扇子はそれを拡張できます。横移動も然りです。車いすは横移動もできますが、タイヤを手で動かさなければならないため、余計なモーションが入り、手も塞がれます。移動せずに表現の物理的な幅を増やすには扇子などの道具が有効です。また、道具の活用とともに、車いす舞踊だからこそ、限られた空間の中で効果的に表現するにはどうすれば良いのか、という課題が見えてきます。補うのか、拡張するのか足が動かないから車いすを使う。これは、道具で身体を補うことです。なぜ扇子を使うのかというと、それは手だけでは表現できないものを表現するためです。この場合、道具は身体を拡張しています。扇子は、白井さんの、指がまっすぐではないという身体的特徴を補うとともに拡張して見せました。車いすも、その特徴を生かせば、補いつつ、身体を拡張し、独自の表現に到達することは十分にあり得るでしょう。今回の稽古では、そのことに気づかされました。 もっと見る

  • 今日から、稽古の様子を少しずつアップしていきます。まずは、第1回目の稽古@伊勢原!このときの、「車いす」についての気づきをレポートします。車いすと姿勢~安全性と印象~について車いすスポーツで用いられる多くの車いすは、タイヤが地面に近づくほど外に開き、正面から見ると富士山のような円錐になっています。これは接地点を離すことで安定をもたらし、同時に接地面積が小さくなることで地面との摩擦が減り、動きやすくなる効果があります。白井さんの車椅子の特徴として、座面が奥に行くほど下がっている作りであることが挙げられます。そうすることで深く腰かけられ体幹が安定します。比較写真をご覧ください一方、正面から見れば、上半身が後傾しているので、日本舞踊の基本の、腰骨を立てた姿勢にはならないのです。1枚目の写真が通常時です。もう一組の写真は、後傾した腰の角度を矯正するために、背中と背もたれの間に布を挟んでみたものです。腰骨を立てた姿勢に近づいていることがわかります。このように器具の仕様によっても印象が大きく異なることがわかります。日本舞踊は当然、見た目が重要です。しかしこのように腰を立てると、体は不安定になります。安全性を保ちつつ、いかに良い踊りにするか、一つの課題と言えます。 もっと見る

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