こんにちは。本芸術祭代表の齋藤です。
100名を超える支援者のみなさまのおかげでファーストステージとして設定した30万円を達成することができました。前例少なく真っ白な紙にすこしずつ線を描いて形づくってきた本企画が、多くの日本にいらっしゃる方々、それから他の地域にお住いの方々から、期待を寄せられているのだという誇りを胸に、残り1ヶ月のセカンドステージでは20万円を目標に引き続き頑張ります。
今日はポスターの公開に際して、本芸術祭のタイトルである「狭間」についての寄稿です。
「狭間」テーマは僕たちが欧州多様な地域に異なる分野で留学している団体であることから思いつきました。本視覚芸術祭においては、国籍や経歴の多様な作り手をお招きし芸術形態が様々なメディア横断的な展示をすることで、異なるものどうしがふれあい思いを馳せあって似ているものが結びつく、境目や国境の線引きが淡い狭間な空間を作りたいと思います。
以下ポスター制作を担当した坂本より。
ベルリンの街の中に、アート、歴史、人が点在し複雑に絡み合っていく様子と、垂らし込まれたインクが水の中に広がり、溶け込んだり弾いたりする様子が似ていると感じたことからこのデザインを思いつきました。
また狭間というテーマを聞いて、水とインクという2 つの物質が混ざりつつも弾き合い、拮抗する空間の中で、挟間という言葉やイメージが徐々に見えてくるようなポスターになれば良いなと思い最終的なデザイン の作成に至りました。
このポスターと共に、今後ともメンバー全員で精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。