CinéFileは、文部科学省「トビタテ!留学 JAPAN」の15期奨学生が中心になって結成した学生団体です。私たちは日本において、「若者が自由に表現・発信を行える場が少ない」という問題点を感じ、留学中の環境を生かし、ヨーロッパでのイベント開催をきっかけに発信を開始しました。
私たちはヨーロッパの各都市で、若者やアーティスト、企業、NPOと共同しながら、その都市の文化や特徴を踏まえたテーマ性のあるイベント構想を練り上げ、そこにしかない表現の場や機会の創造に貢献してきました。
CinéFileはヨーロッパでのイベントや活動を通じて、日本においても映画・アート・文化交流といった分野において「若者の自由な表現の場」が増えていくような影響を与えていきたいと考えています。
そして継続的に活動・発信を行っていくことで、誰もが日常的にアートや文化の創造に関わり、日々それを実感していけるような豊かな社会の創造に貢献します。
これまでに、コペンハーゲン(デンマーク)、パリ(フランス)というヨーロッパの2つの都市でそれぞれイベントを開催してきました。そして今年度の活動を締めくくる集大成として、現在はドイツ・ベルリンでの大規模な視覚芸術祭 「狭間 -Hazama-」 に向けて準備を進めています。
「Faellespissning Night」
開催日:2023年12月10日
場所:デンマーク・コペンハーゲン
テーマ:「食」を通じたアート・文化交流イベント。デンマーク語で「食に関わる時間や空間を一緒に共有して過ごす」という意味の「Faellespissning」をテーマに、映画、食事、アート展示、ダンスパフォーマンス、茶道、生け野菜、トークセッション等を実施しました。様々な角度からデンマークと日本の文化の違いに踏み込むことで、より深い対話を実現することを目指しました。
「Trouvaille」
開催日:2024年3月2日
場所:フランス・パリ
テーマ:未だ見ぬ可能性に溢れる若いアーティストの作品を題材に、フランス語で「掘り出し物」という意味の名前をつけたイベント。日仏のそれぞれの学生の自主制作・短編アニメーション6作品を上映しました。様々な人が1枚のスクリーンに目を向け、語り合うトークセッションを通じて、互いの文化や価値観の違いを感じ、それを乗り越えていくことを目指しました。
年齢、国籍、言語、文化など、「狭間」とは様々なモチーフを連想させる単語です。例えば留学生の私たちは国境を越え、知らない土地で日々、多様な文化や価値観の違いを感じながら生活しています。人それぞれが違う「狭間」にいて、それぞれ自分の「狭間」と向き合っているからこそ、その中で感じる葛藤や想いもまた人それぞれです。
1年間の活動を締めくくる「狭間 -Hazama-」は、そうした自分の「狭間」を写真、映像、アート作品、ダンスパフォーマンスなど、実際に他者の目で見ることができる、「視覚芸術」を通じて、自分らしく表現し発表しあう機会を創ります。
またヨーロッパで活動する現地のアーティストの作品ブースや、少し上の世代のアーティストをお呼びしたトークセッションを実施し、このイベント自体が私たち若者にとって、また一つの「狭間」の場となって、次の可能性を開いていけるようにという想いをこめています。
私たちは、デンマークとフランス2つのイベントを通して、草の根で活動している方々と対話を重ねてきました。その中でヨーロッパの国々で活動する若者やアーティストと接する機会が増え、「日本には若者の自由な表現の場が少ない」という日本の芸術活動に対する課題を痛感しました。
第3回のイベントとなる今回は、ドイツの都市・ベルリンを舞台に開催します!ベルリンは世界中から若手アーティストが集まる「クリエイティブの最高峰」とも呼ばれ、「アートが生活の一部」として根付いており、国を挙げて芸術活動を盛り上げています。
ベルリンという都市で、多様なバックグラウンドのアーティストを集め、「狭間」というテーマを考えるきっかけとして視覚芸術祭を行いたいと考えています。その中で多くの留学生が日々の生活の中で感じた、それぞれの「狭間」についても本イベントを通じて発信します。
私たちは「狭間 -Hazama-」がこれからの日本のアートや文化を盛り上げていく、ひとつのきっかけになることを願っています。
CinéFileのクラファンページを見ていただき、ありがとうございます。当プロジェクトが立ち上がるまでの軌跡や想いをサマリーとして用意いたしました。
一人でも多くの方にご参加ご支援いただけるように、シンプルな応援プラン、限定オリジナルグッズ、企業様向けの協賛支援など、さまざまなリターンをご用意いたしました。
【お気持ちサポートプラン】¥500
★返礼品は不要だけど、イベントを少しでも応援してくださる方はこちらから!
【CineFileと繋がるプラン】¥1,000
★当日の様子(写真など)と感謝のメッセージ ★会場にお名前掲示
【作品鑑賞プラン】¥3,000
★当日の様子(写真など)と感謝のメッセージ ★会場にお名前掲示 ★芸術祭の作品を限定サイトで公開 ★オリジナルポストカードをベルリンから郵送
【トートバックプラン】¥5,000
★当日の様子(写真など)と感謝のメッセージ ★会場にお名前掲示 ★芸術祭の作品を限定サイトで公開 ★オリジナルポストカードをベルリンから郵送 ★オリジナルデザイントートバック
【芸術祭を楽しむプラン】¥10,000
★当日の様子(写真など)と感謝のメッセージ ★会場にお名前掲示 ★芸術祭の作品を限定サイトで公開 ★オリジナルポストカードをベルリンから郵送 ★オリジナルデザイントートバック ★狭間-Hazama-限定ブックレット
【スポンサー企画A】¥10,000
★芸術祭パンフレットに企業名を掲載
【スポンサー企画B】¥30,000
★芸術祭パンフレットに企業名を掲載 ★企業パンフレットの設置
【スポンサー企画C】¥50,000
★芸術祭パンフレットに企業名を掲載 ★企業パンフレットの設置 ★CMの上映
*オリジナルポストカード:展示作品の写真をランダムで載せてお送りします。
皆様から支援していただいた資金は下記のように使わせていただきます。
■作品制作費 20万円
(1人当たり1万円×20人程度)
■会場設営費 10万円
(印刷費、看板制作費、雑費)
■リターン品制作準備用 15万円
(オリジナルポストカード、トートバック、ブックレット作成費、郵送費等)
■広告費 20万円
(パンフレット・ポスター印刷費、リトファス・ゾイレ)
■飲食提供・関連費用 10万円
(材料費、運搬費、カトラリー等)
■クラウドファンディング手数料+税 3万円
(利用手数料:目標金額30万円×12%+消費税、決済手数料:目標金額30万円×5%+消費税)
※手数料について
支援者の方から支援金額とは別に手数料をいただいております。
(支援金額が1万円未満の場合:228円+消費税22円、1万円以上の場合:支援金額の2.27%+消費税)
ご支援いただいた皆様には、メールや活動報告などで進捗状況やイベント情報などをお送りいたします。
私たちは「狭間 -Hazama-」を皆さんと一緒に創り上げ、豊かな社会に向けて繋いでいきたいと考えています。是非ベルリンで若者の表現の場を創り、この視覚芸術祭を通じて新しいアート・文化の交流を促進することを目指しています。
皆様の温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。このプロジェクトが多くの方々にとって有意義なものとなるよう、全力で取り組んでまいります。
本イベント「狭間 -Hazama-」 またCinéFileの活動内容等についてのお問い合わせは以下までご連絡ください。
【事務局】
運営:学生団体CinéFile
協力:トビタテ!留学JAPAN
※学生団体CinéFileは、文部科学省トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラムで留学中の学生による有志団体です。
メールアドレス:eutobitatemovieproject@gmail.com
TEL: +45-71 87 19 30 (担当:洪)
【SNS・Webサイト】
Instagram: @cinefile__
Web: https://preview.studio.site/live/moWvRlXJW6/about
※お問い合わせ状況によって、ご返信が遅れる場合があります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るクラウドファンディング30万円達成の感謝を込めて/ポスター公開!
2024/04/12 10:00こんにちは。本芸術祭代表の齋藤です。100名を超える支援者のみなさまのおかげでファーストステージとして設定した30万円を達成することができました。前例少なく真っ白な紙にすこしずつ線を描いて形づくってきた本企画が、多くの日本にいらっしゃる方々、それから他の地域にお住いの方々から、期待を寄せられているのだという誇りを胸に、残り1ヶ月のセカンドステージでは20万円を目標に引き続き頑張ります。今日はポスターの公開に際して、本芸術祭のタイトルである「狭間」についての寄稿です。「狭間」テーマは僕たちが欧州多様な地域に異なる分野で留学している団体であることから思いつきました。本視覚芸術祭においては、国籍や経歴の多様な作り手をお招きし芸術形態が様々なメディア横断的な展示をすることで、異なるものどうしがふれあい思いを馳せあって似ているものが結びつく、境目や国境の線引きが淡い狭間な空間を作りたいと思います。以下ポスター制作を担当した坂本より。ベルリンの街の中に、アート、歴史、人が点在し複雑に絡み合っていく様子と、垂らし込まれたインクが水の中に広がり、溶け込んだり弾いたりする様子が似ていると感じたことからこのデザインを思いつきました。また狭間というテーマを聞いて、水とインクという2 つの物質が混ざりつつも弾き合い、拮抗する空間の中で、挟間という言葉やイメージが徐々に見えてくるようなポスターになれば良いなと思い最終的なデザイン の作成に至りました。このポスターと共に、今後ともメンバー全員で精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
25万円達成!【ファーストステージ終了まであと10日です】
2024/04/04 22:22皆さん、はじめまして!運営メンバーの後藤です。先月の15日にクラウドファンディングを開始して、早くも20日が過ぎました!そして本日、みなさまからのご支援の総額が25万円に…!80名を超える方々の温かいサポートを心より感謝しています。沢山のコメントにも日々心を励まされております。本当にありがとうございます!さて今回は、狭間-Hazama- に出展する予定の5名のアーティストと過去作品を紹介します。アートの街ベルリンで行われるイベント当日は、日本やドイツのアーティスト達がそれぞれ独特な感性で切り取った様々な「狭間」を展示します。本番は一体どんな展示になっていくのか、活動の様子を公式インスタグラム(@cinefile__)で発信しています。ぜひフォローして応援していただけると嬉しいです!ファーストステージの目標到達まであと5万円、今後ともメンバー全員で精一杯頑張りますので、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします!※作品掲載アーティスト一覧(Shiori Nakano, Ute Aurand, Marco, Nadja Henss, Andreas Hartmann) もっと見る
20万円達成!【 芸術祭会場ベルリンのアートシーンを紹介 】
2024/03/25 09:57はじめまして、運営メンバーの河田です。クラウドファンディングを始めて1週間と少しで60名以上の皆様から20万円ものご支援をいただいたことに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。到達まで、精一杯頑張るのでこれからもご協力お願いします。クラウドファンディングページでは、「アートが生活の一部となっているベルリン」と紹介しましたが、どのようにベルリンがアートの盛場として形成されていったのでしょうか。今回は開催地であるベルリンのアートシーンのひとつをご紹介します。冷戦後、ベルリンでは都市の変化の中でスクワットと呼ばれる廃墟を占拠した住処が広がり、そこに各地からアーティストが拠点を求めて集まりました。その後、様々な人々の自己表現の場としてベルリンはアートに溢れた街としての側面を獲得していきました。しかし、近年のジェントリフィケーション(都市の高級化)の波はベルリンも例外ではなく土地の価格高騰や取り壊しなど、かつて文化としてのアートが拠り所にしていた場所にも変化が起きています。混沌ともいえる状況ですが、今なおベルリンでは多くのアーティストが活動しており、勢いと活気に満ち溢れたアート文化を醸成しています。このようなアートシーンの変化の「狭間」にもあるベルリンにて、開催される芸術祭「狭間-HAZAMA-」まであと2ヶ月となりましたが、残りの期間も全力で芸術祭の準備に取り組んでまいります。今後もアーティスト紹介や芸術祭の紹介を活動報告でさせていただきます。また、ぜひインスタグラムアカウント:@cinefile__ をフォローしていただけると幸いです。 もっと見る
コメント
もっと見る