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【令和6年能登半島地震】輪島から避難した漆芸技術研修所の研修生を漆の仕事で支援

今回の能登半島地震によって輪島漆芸技術研修所の研修生が出身地の岩手に避難しています。研修所の再開見通しが立たない中、少しでも漆芸の研修や仕事をすることによって技術の研鑽につとめ、輪島と岩手の漆芸の未来をつなぐため皆様からのご支援をお願い致します。

現在の支援総額

651,000

108%

目標金額は600,000円

支援者数

59

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/03/24に募集を開始し、 59人の支援により 651,000円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

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【令和6年能登半島地震】輪島から避難した漆芸技術研修所の研修生を漆の仕事で支援

現在の支援総額

651,000

108%達成

終了

目標金額600,000

支援者数59

このプロジェクトは、2024/03/24に募集を開始し、 59人の支援により 651,000円の資金を集め、 2024/04/30に募集を終了しました

今回の能登半島地震によって輪島漆芸技術研修所の研修生が出身地の岩手に避難しています。研修所の再開見通しが立たない中、少しでも漆芸の研修や仕事をすることによって技術の研鑽につとめ、輪島と岩手の漆芸の未来をつなぐため皆様からのご支援をお願い致します。

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花巻市 の付いた活動報告

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ご支援いただいた皆様へ松沢漆工房の松沢です。能登半島地震により休講が続いていた輪島漆芸技術研修所が10月から再開することに伴い、今野風花さんが9月中旬に輪島に戻ることになりました。皆様からのご支援のおかげで、4月から花巻市での漆の修業と仕事を継続することができました。岩手日報の記事掲載で今野さんのことを知った陸前高田市役所の方から、東日本大震災津波により流出した文化財「旧吉田家住宅」の復旧工事を手伝って欲しいと依頼をいただき、内装の木戸の漆塗り作業に携わっていただきました。今野さんにとってこのような大きなものの漆塗りは初めてでもあり、また、同じ気仙地域の出身として地元の文化財修理に関わることができたことは得難い経験ですとおっしゃっていました。吉田家住宅はまだ復旧工事中ですが、完成の際にはぜひ今野さんの手掛けた漆塗りをご覧いただきたく存じます。あらためまして、皆様にはお心のこもったご支援をいただき、厚く御礼を申し上げます。岩手と能登での大災害を乗り越え、漆芸という共通点で2つの地域をつなぐ今野さんの活動をこれからもご支援いただければ幸いです。



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松沢漆工房の松沢です。クラウドファンディング終了後もさまざまなご縁をいただいています。2011年の東日本大震災の津波で流された旧吉田家住宅(岩手県指定有形文化財)の復旧工事が現在進められています。大きな茅葺きの豪壮な家で、陸前高田の宝ともいえる建物です。内装についても新規に建具を作ることになり、帯戸が拭き漆塗りであったということで、この建物復旧の技術指導をされておられる窪寺茂先生(建築装飾技術史研究所所長)から陸前高田市教育委員会にご提案があり、当社で拭き漆のサンプルを製作することになりました。ちょうど、今野風花さんのことが岩手日報で報道されたタイミング(3月中旬)でしたので、今回の経緯をお知らせしたところ、ぜひ同じ気仙地域出身の漆職人に塗ってもらいましょう、ということになったのです!窪寺先生は全国の名だたる文化財建造物の保存修理を実践指導され、岩手ですと中尊寺や正法寺等にも深く関わられてこられました。私も大変お世話になっている方です。(写真の左側が窪寺先生、右側が今野さん)このほど今野さんが手掛けた拭き漆のサンプルが出来上がり、窪寺先生に花巻までお越しいただいて確認していただきました。色合いは問題ないとのことで一安心。あとは部材の品質の課題が見受けられ、それが解決すればスムーズにいきそうです。気仙地域に新たな漆の風が吹き込みつつあります。