応援ありがとうございます!ようやくフネノデンキヤのミニキッチンとトイレが使えるようになりました!能登地区の水道業者が手いっぱいでどうにも復旧が進まない現状を何とかしようと、石川県が動きかけたようです。金沢地区・加賀地区の水道業者に働き掛け能登までの交通費(出張費)は石川県が負担し、実際の修理工事費のみ被災者自己負担という制度です。2月末には水道の本管が復旧していたのですが、元栓を開けるとメーターがグルグルまわって止まらない(建物内どこかで水道管が破損していてわからない)状態だったのですが4ヶ月かかって何とか必要最小限のところに水をひくことができました!これまでトイレもバケツで外から汲んできて流していたのですが小松から来ていただいた業者の皆さん、本当にありがとうございました。これから、やわやわと仕事場の片付けができそうです。
応援ありがとうございます!能登半島地震から5ヶ月が経過して、ようやく港の船が動きだしました!ただこれは、港の中を浚渫工事(河川や港湾などで水底の土砂等を掘りあげる工事のこと)をするために一時的に船を隆起が少ない深い場所まで移動しているだけなのです。一隻一隻移動させるため時間もかかるし、本格的に移動させる桟橋の工事もまだこれからといった状態です。壊れた港湾設備や魚捌き所や搬送のための道路の復旧もこれからと問題は山積みで、これらがすべて終わるのは何時になるのかもはっきり明言されていません。それでも一歩づつ前進していることは間違いないのですが、まだまだ時間がかかることを肝に銘じて頑張っていきます。
2024/05/29応援ありがとうございます!地震から半年が経過しても進んでいるようであまり変わらない輪島の現状。現在のフネノデンキヤが抱えている問題点を少しまとめてみました。フネノデンキヤの現状全壊の住居兼倉庫2月初め公費解体の申請が開始された初日に申し込みを済ませてはあるのですが、半年が過ぎた現在いまだ手つかず…3月にボランティアに埋まっていた車は出してもらいました半壊の店舗公費解体はできるのですが、半壊だと建物ないにある修理に使う工具類、家財道具、一式を自費で搬出し撤去しなければならないのですが仮にもう住むつもりはないので家財道具は処分するにしても、工具類や事務所のデスク、パソコンを搬出しても置く所がない。全壊の住居兼倉庫の撤去が終わって、その跡地が使用可能になれば、そこにプレハブを置いて一時営業ができると良いのですが…半壊の店舗は公費解体のあと跡地に生業支援を使って店舗(事務所兼作業所)を立て直したとしても肝心の漁業が、せめて何年後に再開できると言う見通しすら立っていない…せめて2~3年後に元通りになると言うのならギリギリ耐えられるかもしれないですが、5年も100年も先!と言うのでは、とても無理だと思います。社用車?車、義父の形見の軽トラは廃車にするしかない。親戚から譲り受けた軽トラ(車検11月)ワゴンR(車検来年2月)この3台をまとめて軽バン中古1台買えないか模索中!そんなこんなで、日々変化していく現状や情報など振り回されながら「今何をやらなければならないのか!?」と葛藤し続ける毎日です。。。
応援ありがとうございます!本日震災後初となる輪島漁港船籍の船舶点検を行いました!対象船は比較的被害のなかったと思われる小型船20艘。長いことエンジンもかけてなかったので、エンジン用バッテリーがあがっていた船も多く交換希望が相次ぎました。その後、輪島港の北48kmの沖合にある舳倉島へ曳航し、そこで港湾設備の復旧を待つことになるようです。果たして港湾設備の復旧にどのくらいの期間がかかるのか?今現在も不透明なままです。今日点検した船の船主さんの中にはご高齢の方も多く、皆さん口々に「仕方がない…」と言ってました。とは言っても顔はまだまだあきらめきれない様子ありありで、この人たちの希望の光を消したくないなぁと思った次第です。
2024/05/24応援ありがとうございます!今日16隻、前回20隻と合わせて36隻、とりあえず緊急点検を行いました。これは、現時点でエンジンは動くか電気系統や計器類に異常はないかといった目視のよる簡易的な点検です。どちらかというと被害の少なかった小型の船ばかりだったようで、今回の点検ではエンジンの故障や電気系統の大きな故障は見つかりませんでした。しかし船底に亀裂があるものや地震の振動で前後の岸壁や船と衝突して破損している船もあるので、これから船を曳航し七尾の造船所で陸揚げしてから修理にかかります。港にある船200隻余りの約一割がこんな状態ので、これから先もっと大型のもっと被害状況が大きい船になると…いったい何時までかかるのか見当もつきません。その間、船主はもちろん我々漁業に関わっている業者にも何ら補償も示されておらず途方に暮れているのが現状です。地震発生の直後に偉い人が言った「きめ細かい対応」は、被災したすべての人に向けられた言葉ではないのか!と心の中で怒りにも似た感情が湧いてきますが、他の皆さんも一緒だと半ばあきらめている自分もいます。とにかく早く!迅速に対応して欲しいと切に願うことしかできないのが悔しいです。