旅は3週間目に入りました。
投稿を怠っているうちに、、ロッキー山脈を越え、今はカルガリーに到着しています。
ロッキー山脈は本当に言葉では説明しきれないほど美しかった、、そして、恐ろしかった。自転車で行ったからこそより心に染み渡る。車やバスからじゃ感じられない自然をダイレクトに感じています。足元の小さな虫から森の木々に至るまで。
道路で車に引かれてしまった、鹿を何頭か見ました。
まだ生々しい白い骨や真っ赤な血や肉。カラスや鷹が群がって食べていました。見たくはないのに自転車で脇を通るので見てしまう。死んでいるのに、そこには強い生が存在していた。生きていたんだ。そして、今、他の動物の生きるに繋がる。そうやって動物は生きていく。。
森の中でキャンプをしていると、完全に安心して眠ることはできません。いつも耳は外へ向いていて、野生動物が来ないか、変な人が来ないか、緊張しています。それは、おそらく、森に住む野生動物も同じなんじゃないかと思います。
そう思うと、人間はなんて、弱くて、無防備なんだろう。
自然に生かされている。と強く感じた、ロッキー山脈越えでした。
道路がなければ私は自転車で旅することは難しいけど、道路なんか造るべきじゃないな、とか、こんなに大きな施設がいるかな、とか、
山や森や川があるから私たちはこんなにも豊かにいきていけているのに、街に住むと忘れてしまったり、そんなに重要なことじゃないと感じてしまう。改めて、自然に対して敬意を払いたいと思いました。
ちょっとまとまりのない文ですが、、
また、近況報告させていただきます。