2024/06/27 07:00

榮四郎が紙漉きの技術を確立した雁皮(がんぴ)紙。写真の木の皮から作られます。でもこの雁皮、育つのにかなりの年月が必要なので、栽培には不向き。なので自然界に自生しているものを使っています。でもそうは言っていられない!何か手を打たないと、雁皮紙を作ることができなる・・・安部榮四郎記念館では他の原材料、三椏や楮とともに雁皮の栽培にも挑戦しています。だけどそもそも、紙を使う人は減っています。手紙を書くこと、障子紙を貼ること・・・そのどれも現代の生活様式に置いて、絶対に必要!ではなくなってきていますよね。使い手がいないと、産業は成り立ちません。だからこそ、皆さんのアイデアがほしいのです。新しい和紙の使い方、楽しみ方をぜひ教えてください!