Thinking Leather Action/シンキングレザーアクション(TLA)とは、
弊社も所属している、日本皮革産業連合会(JLIA)が主導で行っている
皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクトです。
(一社)日本皮革産業連合会(JLIA)とは、皮革原材料~靴・バッグ・鞄・小物・ベルト・
手袋・アパレルなどの革製品を取り扱う団体から成り立つ日本最大の総合団体です。
革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。
革製品は、食肉用などの動物から、お肉をいただくときに出る皮を活用してつくられています。よって、革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。我々がお肉を食べ続ける限り、出続ける皮を無駄なく革製品として活用していく。これは、ずっと昔から続くサステナブルな活動なのです。
同じく、クロコダイル革も同じです。私たちが住んでいる日本では馴染みがないですが、ワニ肉は主に、パプアニューギニア、オーストラリアなどのでは食材です。向こうでのワニ肉の利用は、環境を破壊せずに、現状を維持したまま永久的に継続できる絶滅種の利用法としての見本として見直されています。ワニの生育に適した環境がそろい、ワニたちは、自由に動き回れる環境の中で、育てられるため、動物保護、保存管理、肉の衛生、すべての面において最適だと言えます。
革製品は、使うだけで脱炭素。使うのをやめるとCO2が増える可能性さえあります。
もし、革製品を使うのをやめたとしても、動物からお肉をいただく際に皮は出続けます。使わない革を廃棄することや、 革でつくっていた製品を別の素材でつくることになれば、さらなるCO2の排出につながる可能性すらあります。皮を、革製品として活用することは、脱炭素にもつながる、サステナブルなサイクルなのです。
安価で見た目が良くても長持ちしないモノを、短いスパンで買い替えていくと、モノをつくるときと捨てるときに、地球環境への負荷がかかります。 一方で、革製品は丈夫で長持ち。
革は、長い目で見ると、地球にやさしくて、とってもエコな素材なのです。
簡単に「革製品が丈夫で長持ち。だから地球にやさしい。」ことをまとめました。
もっと詳しく知りたい方は、https://tla.jlia.or.jp/を覗いてください。