こんにちは、HOCRABI magazine編集部スタッフです。
現在、発刊に向けて動いているHOCRABI magazine。どんな一冊になるか、楽しみにしてくださっている方もきっと多いのではないかと思います。
そこで、その制作秘話を、活動報告で何回かにわたり、お伝えしてまいります。
さて、そもそも、「HOCRABI(ホクラビ)」とはどういう言葉なの? と思っている方も、いるかもしれません。
これは、「Hokkaido Craft Beer Fan Club」の略。「最後のBIは、どこから?」と思う方もいるでしょう。それは、Beerの「B(ビ)」に愛「I(アイ)」をつけ、「ビール愛」があふれる意味から「BI」としました。
そしてロゴ文字には「I」に麦をデザインしてもらっています。
さて、「HOCRABI」は、その名の通り、北海道のクラフトビールのファンクラブです。
北海道には、40を超えるクラフトビールのブルワリーがあります。そして、その数は日々、増えていっています。
「北海道は広いから、ブルワリー数も多いのでは?」と思う方もいるかもしれません。確かに北海道は広大ですが、でも、それだけではありません。
北海道は、ビールの原材料である小麦やホップが栽培されるなど、ビール造りの面でとても魅力的な土地なのです。本州から北海道に移住してきて、ビール造りにチャレンジしている方もたくさんいます。もちろん、地元でオリジナリティあふれるビールを造っている方もたくさんいます。
ビールといえば、「黄色くて苦いもの」というイメージがまだまだ強いですが、40もブルワリーがあれば、その個性もさまざまです。色だけでも、白、黒、琥珀色などさまざま。味わいも、甘めのものから酸味があるもの、飲みやすいさっぱりしたものから、ちびちびいきたい重厚なものまで、本当にいろいろ。ビールの概念を覆されて、より一層ビールにハマる。北海道は、ビールを愛し究めたい人にとっては、まさに天国と言えるでしょう。
……と、話し出すと終わらない、北海道のクラフトビールの魅力。これを、ビール好きの間で共有して盛り上がることや、知らない人に伝えてファン層を増やすことが、「おいしいビールを楽しめる北海道」のすがたを守ることにつながるとHOCRABIは考えました。
ビールを愛する人が増える→ビールの消費量も増える→ブルワリーさんたちがもっとビール造りにまい進できる→さらに魅力的な味わいが増える……その、いい循環を生み出す力になりたい。それがHOCRABIの思いです。
まだ立ち上がったばかりの会ですが、さまざまなビールイベントに参加したり、ビール情報を発信したり、会独自のイベントを開催したりと、多様な方法でどんどん、みなさんに北海道のクラフトビールの魅力を発信していきます。その始まりでありベースとなるのが、めくってもめくっても北海道のクラフトビール情報が続く、「HOCRABI magazine」なのです。
まだまだニッチな世界だからこそ、北海道のクラフトビール情報をギュッと集めた一冊を作ることに意味があると、HOCRABIは思っています。創刊号にはブルワリー情報はもちろん、クラフトビールを楽しむ人や造る人へのインタビュー、知識を深めるきっかけになる情報なども満載です。
ぜひ、本プロジェクトの応援を通じ、皆さんも北海道のクラフトビールの盛り上げに参加してください。継続的に情報を得たい、応援していきたいといってくださる方には、クラウドファンディングへのご参加とは別に、HOCRABIへの入会もおすすめしています。仲間に加わっていただけるとうれしいです。
では、次回は創刊号の目玉の一つである、アノ企画の裏話をお届けします。