苦戦するクラウドファンディングにアドバイスを頂きました。
「中海の浄化の理念と、いまの状況、未来に繋がるストーリーが見えにくい、物語が見えたら参加する人も出てくる」
中海は湖沼(こしょう)法に基づく指定湖沼という特殊な湖です。水質保全計画が作られて市、県、国、民間団体がそれぞれの取組を行っています。
それでも、未来のストーリーが見えにくいのは「中海をどうしたい、どうなりたい」って言う声が少なくなったからだと思います。
2001年に始まった中海再生プロジェクト、2005年のラムサール湿地登録、2011年に始まった中海オープンウォータースイム、 たくさんの人の声によって中海は変わってきました。
しかし、いま聞かれるのは「中海ってどんな状況なの?」
中海は大きく、以前よりも深くなった為、打つ手がないという閉塞感があると思います。しかし、中海を見渡すと、出来ることはあるように思います。
例えば、中海の周辺には小さな止水域がたくさんあります。そういった場所は、中海本体の影響を受けにくく、鳥たちが羽を休める場所になっています。
中海の周りに小さな止水域を増やしていくことが出来ることの一つだと思います。
また、こんなところもちょっともったいないと思います。島根県側の中海ふれあい公園の周辺を歩くと、アスファルトで覆われた護岸が目につきます。
こんな場所に浅い止水域を作っていけば、生き物の避難地となり、浅い止水域は市民と生き物が触れ合う場所として利活用することが出来ます。
他にももっと良いアイデアがあると思います!皆様の「中海こうしたらもっと良くなる」というアイデアお待ちしております!