令和6年5月12日は関東88の巡礼に行ってきました。皆さん、いろいろな用事ができて参加できない人もいて、今回は少々人数少でした。
でも、天気はサイコーな一日、わくわくしながら、まずは群馬県の館林へ向かいます。
14番札所 観性寺を打ちます。門前の石仏に眼をとめて仏様のお話をしています。こんなときのお話が一番印象に残ったりしますね。今日は仏像の姿についてのお話をいただきました。
御堂の前でお勤めしました。
続いて、第15番札所 常楽寺に向かいます。
大きな本堂は、かつて、お坊さんたちが勉強する講堂だったとのこと。本堂前には柴燈護摩道場がありました。
ご厚意で本堂の欄間を撮影させていただきました。素晴らしい彫りです。
もともとは、こちらが本堂だったそうです。現在は修理されて綺麗な茅葺き屋根の阿弥陀堂でした。丁寧にご説明を各所でいただきました、本当にありがとうございました。これで発心の道場である群馬を打ち終わりました。今日のお昼は、関東3大うどんに数えられる館林うどんの名店”本丸”です。
もちろん、うどんは美味しかったですが、ナマズの天ぷらが珍しく美味しかったです。さらに、あんみつとコーヒーのデザートもついて満足満腹でした。
簡略ですが食事作法してます。よだれがたれそう!
午後の部は栃木県に入りました。
17番札所 宝性寺にお詣りしました。本堂の中でお勤めしていたら住職が太鼓をあわせてくださいました。お寺のお話を頂戴しました。こちらは堀込薬師として知られているのですが、隣接して老人ホームを経営していて住職の老人ホームが必要となる現状などを教えていただきました。
最後は16番札所 鑁阿寺を打ちます。国宝の本堂の中でお勤めさせていただきました。
その歴史の重みを感じるとお詣りしている今がありがたいと感じます。このお寺は足利氏の御屋敷がお寺になったもの。ですので、お堀に囲まれていたりして、ほとんどお城の跡の公園のような雰囲気で京都にでもいるような錯覚を起こします。法話をされていた住職ともご挨拶できてよかったです。
隣接して存在する日本最古の学校ともいわれる足利学校へ歩いていきます。
中ではガイドさんに説明してもらい、足早でしたが楽しいガイドをいただきました。お勧めです。
足利学校を後にして、佐野厄除け大師へ。お詣りもしましたが、目的は”いもフライ”。栃木のB級グルメでして、これがうまいのです。佐野に行ったら、ぜひ食べてください。
というわけで、食べ物に恵まれ、天気に恵まれ、巡拝先では各お寺のご厚意に恵まれ、帰りの道は渋滞もなく快適な旅に恵まれ、 皆の気分もよく、錦糸町に帰ってきて解散となりました。
今日の和尚のお話は雰囲気を変えて、人をおだてるがテーマで、参加者のうちの一人のことを和尚目線で褒め上げて、おだてあげて、他人の良いところから学ぶというのがお話でした。おだてられた人はお尻がむず痒いかったかもしれませんね。まだまだ続く東国遍路、北関東はどうしても麺類が多くなりますが、次回もお楽しみに。
ひと月に一度、この旅に出られるように体も予定も調整して、いいお詣りに出かけましょう。そのうちそのうちと言っていては一生が終わってしまいます。今、一緒にお詣りに行きましょう。待ってます。