「ヨットで世界に挑戦したい!」
この度、東京大学運動会ヨット部OBの西尾/柳澤ペアが2024 snipe world championshipの出場権を獲得できました。
この種目は社会人も多く活躍しており、学生が出場するのは難しいです。今大会の日本からの出場で学生は私たちだけです。また、この種目においての世界選手権出場は東大ヨット部にとって初めてで、大変大きな挑戦となります。
*「ヨット」「snipe(スナイプ)」については文末で説明しています。最後まで読んでいただけたら幸いです。
私たちが今大会で目指したいことは、
「勉学とヨットの両輪での挑戦」
「未経験から急成長での世界挑戦」
また、技術・文化交流を通した「ヨットのさらなる普及への挑戦」です。
しかし、開催地が遠方のアルゼンチンであることや昨今の急激な円安の影響もあり、当初予定していたよりも多額の資金が必要になりました。私たち自身、費用の工面に取り組んでいるところですが、私たちの力だけですべて賄うことは難しいです。
そこで、私たちの活動を広く知っていただき、皆様から少しでもご支援いただければ嬉しいかぎりです。
「勉学とヨットの両輪での挑戦」
はじめまして、西尾拓大です。私は小学校3年生のときに和歌山でヨットを始めました。
人一倍負けず嫌いだった私は、ヨットを通じた勝負に夢中になりました。特にヨットは「海上のチェス」とも呼ばれ、戦略に奥深さがあります。刻々と変化する自然。ポジション争いをする相手。それらと対峙しながら、「どうすれば速くゴールにたどり着くことができるのか」を常に考え続けます。その面白さに魅了され、中学・高校でも朝から晩までヨットに打ち込みました。その一方で、多種多様なバックグランドを持つ人から刺激を受けたいという想いから東京大学への進学を志し、猛勉強しました。入学後は毎日の授業や友達との交流を楽しみつつも、東大ヨット部に入部しヨットを続けました。
しかし、入部後に待ち受けていたのは試練の日々でした。
大学ではじめたスナイプは二人乗りで、高校生まで乗っていた一人乗りのヨットとは大きく違いました。ペアで協力することが重要ですが、息がなかなか合いません。大学2年までは思うように結果が出ず、前を走ることができませんでした。周りの期待に応えられない自分が許せず、涙を流すことも多かったです。
そこで勉学に励みつつもできる限りの時間を作り出し、ヨットの練習をしました。結果としてチームを引っ張りながら、団体戦で関東準優勝(44年ぶり)を果たし、全日本大会では5位入賞(38年ぶり)等も果たしました。
そんな私にとって、スナイプの世界チャンピオンが決まる今大会は特別です。ずっとずっとずっと憧れ続けてきた大会です。今回、その大会の出場権を得られたことは本当に夢のようです。
勉学に励みながらもヨットで挑戦し続けたい。
皆様からのご支援をお願い申し上げます。
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プロフィール
西尾 拓大 (にしお たくひろ)
出身:和歌山県和歌山市
所属:東京大学大学院工学系研究科 修士1年(23歳)
[ヨット歴/戦績]
2009年 和歌山ジュニアヨットクラブ 入部(小学校3年生)
2017年 愛媛国体準優勝(少年男子レーザーラジアル級)
2020年 東京大学運動会ヨット部 入部
2020年 全日本シングルハンドレガッタ 優勝
2022年 東京大学運動会ヨット部 主将就任
2023年 関東学生ヨット選手権大会(団体戦) 準優勝 *44年ぶりの快挙
2023年 東京大学運動会ヨット部 コーチ就任
[経歴]
2019年 和歌山県立桐蔭高等学校 普通科 卒業
2020年 東京大学理科一類 入学
2024年 東京大学 工学部 化学システム工学科 卒業
2024年 東京大学大学院 工学系研究科 化学システム工学専攻 入学
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「ヨット未経験からの世界挑戦」
はじめまして!柳澤球大朗と申します。
私がヨットに出会ったのは大学2年の時です。
鎌倉にずっと住んでいて家が海から近く、よく海を眺めに散歩していた私は、海が好きという理由だけで、友人に誘われたヨット部の試乗会に参加してみました。
いざ初めてヨットに乗ってみると、風を受けて海の上を走る疾走感に海面スレスレで感じる波しぶき。
そこにはいつも私が砂浜から眺めていた海とは全く違う海の世界が広がっていました。そんな海の世界に魅了され、ヨットについて何もわからぬまま入部を決めていました。
そして私がスナイプに乗ると決めたのは西尾の影響で、当初部活の帰り道に西尾にスナイプの魅力を熱く語られたことをよく覚えています。
スナイプという船の特性、それによる競技性、ヨットを初めたての私は半分くらいしか理解できなかったのですが、とにかくその熱量にやられ、スナイプに乗ることに決めました。
未経験で始めるのが遅かった私ですが、気持ちと練習量では負けたくないという思いで人一倍熱量を持って部活に励み、先輩方やコーチの熱いご指導、LBの皆様の温かい支援や練習環境のサポートのおかげで、3年生からレギュラーとして大会に出場させていただき、成果を残してきました。
そしてこの度は、新たな挑戦として、共に大学で戦った同期であり、私をヨットの世界に引き連れてくれた西尾と世界で挑戦できる運びとなりました。
もし私たちの世界挑戦の夢に共感し、支援という形で一緒に挑戦してくださる方がいらっしゃれば、ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします!
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プロフィール
柳澤 球大朗 (やなぎさわ きゅうたろう)
出身:神奈川県鎌倉市
所属:東京大学大学院理学系研究科
修士1年(22歳)
[ヨット歴/戦績]
2020年 東京大学運動会ヨット部 入部
2023年 関東学生ヨット選手権大会(団体戦) 準優勝 *44年ぶりの快挙
[経歴]
2020年 開成高等学校 卒業
2020年 東京大学理科二類 入学
2024年 東京大学 理学部 地球惑星物理学科 卒業
2024年 東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 入学
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「ヨットのさらなる普及への挑戦」
私たちは昨年の11月にヨット部を引退し、大学院に通いながら個人でヨットを続けています。卒部した今もヨットのおかげで充実した日々を送ることができています。しかし私たちは少数派であり、大学卒業後にヨットから離れる人が大半です。競いあってきた仲間が日を追うごとにヨットから離れていくのを見て、とても寂しく思います。
なんとかして、日本でのヨットをもっと盛り上げたい。もっと多くの人にとってヨットが身近であって欲しい、そしてヨットが生涯スポーツであってほしい。
世界を見渡せばヨットが日常生活に浸透しており、生涯にわたりヨットを色々な形で楽しんでいる人が多いです。
「なぜ、ヨットがそんなに身近にあるのか?」
その疑問を解くために、今大会を通してできる限り多くの選手と交流し、さまざまな国の事情とヨットに対する考え方を学びたいです。そして、生涯スポーツとしてのヨットを日本で広める手がかりを見つけてきたいと思います。
卒部したばかりの私たちは、ヨットから離れて間もない社会人や、大学のヨット部の学生との繋がりがあります。卒部後もヨットを続けている私たちだからこそ、帰国後できることがあるのではないか、と考えています。
自身の成長はもちろん、今後どうすればもっと日本でヨットが盛んになるのか、そのヒントをたくさん吸収し、帰国後のあらたな挑戦に繋げたいです。
大会詳細について
大会名:2024 snipe world championship
大会公式サイト: https://www.snipeworlds.org/race
開催地:ブエノスアイレス(アルゼンチン)
開催期間:2024年10月24日~2024年11月2日
資金の主な使い道について
[世界選手権参加費用]
エントリー費:75,700円
アルゼンチンでの船の手配料:300,000円
セール購入費用: 231,000円
[その他練習費用]
日本での練習に使う船の手配・整備費用:200,000円
国内レースエントリー費用:50,000円
登録費:20,000円
総額 876,700円(+クラウドファンディング手数料17%)
目標金額 1,050,000円
大会スケジュールについて
10/23 出発(羽田空港)
10/24 到着
10/25 チャーター艇の受け取り・準備
10/26 計測・調整
10/27 計測・調整
10/28 プラクティスレース
10/29-11/2 大会(1日あたり2レースを計5日予定)
11/3 片付け・チャーター艇返却
11/4 出発
11/6 帰国(羽田空港)
支援のお礼(リターン)について
少しでも感謝の想いを伝えることができるようリターンを準備しました。
すべてのリターンは帰国後の2024年11月末~2024年12月に行う予定です。
また、プロジェクトの成功に関わらず、必ず実施いたします。
よろしくお願い申し上げます。
最後に
私たちはこの世界選手権に出場し、自分たちの実力を世界にぶつけたい。
また、それだけでなく、できる限り多くの選手と交流し、帰国後にこのヨット競技をさらに盛り上げたい。
今まで多くの方々のお支えのもとヨットを続けることができました。その感謝の想いを胸に世界選手権にチャレンジしたいです。そして私たちの活動を通じて、少しでも共に「挑戦しよう」「ヨットにふれてみよう」と思って下されば嬉しいです。
ご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。
*本プロジェクトは東京大学運動会ヨット部の活動とは関係なく、西尾・柳澤による個人的なプロジェクトです。
ご参考に
~ヨットとは?~
ヨットは風を使って前に進む海上スポーツです。
大会では参加艇がスタートラインから一斉にスタートし、海上に設置されたマーク(ブイ)を周り、フィニッシュラインを切った着順で争います。このレースを数日にわたって複数回繰り返し、その総合点で最終的な順位が決まります。
ヨット競技はオリンピック種目にも古くから採用されており、歴史のあるスポーツの一つです。ヨットを速く走らせるためには技術と体力、また風を読む力や相手との戦略が試されます。そのため、男女・年齢問わず、同じ土俵で戦うことができるのが魅力です。
また、ヨットは競技以外にも休日に一人でヨットに乗って楽しんだり、友達や家族などとヨットの上で団欒したり、それぞれに合わせた楽しみ方があるのも特徴の一つです。特に欧州では小学校でヨット教育があったりするなど、ヨットが身近に存在しています。
~二人乗りヨット~
船の前側に乗っているのがクルー、後ろに乗っているのがスキッパーといいます。クルーは海面の状況を把握し、戦略を練るなどのナビゲーターの役割を担い、スキッパーは舵を握り操船するなど、それぞれの役割があります。二人で意思疎通しながら、船を動かすのが醍醐味です。
二人乗りのヨットとして、スナイプ級、470級などの複数の種目があります。
~スナイプとは ~
二人乗りヨットの一種です。
スナイプは他の艇種に比べてスピードが遅く、混戦になりやすいです。そのため、戦術や戦略などの優劣が出やすく、頭脳戦が見られるのが面白いポイントです。
さらに、スナイプ級は「serious fun」を合言葉に、海では真剣勝負、陸では積極的な交流という文化が根付いています。陸での和気あいあいとした空気感はスナイプ乗りの魅力の一つです。
~Snipe World Championshipとは~
2年に一度開かれる世界大会であり、スナイプの世界一を決める大会です。年齢区分はなく、学生、社会人など関係なく各国の代表が集まる、スナイプ界の最高峰の大会です。
~SNSについて~
私たちの活動は以下のSNSを用いて発信していきます!
[instagram]
https://www.instagram.com/lbsnipers_2024world?igsh=YTZ3M2Foem1mcWxp
[facebook]
https://www.facebook.com/share/Ly7bJi5MYAqr48dB/?mibextid=qi2Omg
最新の活動報告
もっと見る帰国報告&総括 ~世界は広いどー!~
2024/11/18 08:22【帰国報告&総括】最終報告が遅くなってしまい大変申し訳ないです。大会終了後、日本チームでコンテナに船を積み込んだあと、名残惜しいアルゼンチンを離れ11/10に無事日本に帰国しました。コンテナへの積み込みは、前は4時間ほどかかっていたのが、今回は2時間で終えました。日本チームのチームワークが格段によくなったのかもしれません…笑自分たちの船070が天井に張り付いてます!長い航海のり気っておくれ!各国も帰り支度でしたが、さすがはワールドセーラー、「ブエノスアイレスとサンパウロはすぐそこだよー」と言って車で船を引いて帰っていきました。Googleによると2300kmほどあるらしいのですが…船の積み方も色々です!次の日はお疲れ様会と次回への決起会をかねて、アルゼンチンを離れる前に日本チームでご飯に行きました。これまでの日本のスナイプの歴史や、ベテランセーラーの方々の熱い想いなど話しは多岐にわたり時間はあっという間にすぎていきました…トップセーラーの考え方や、ヨット魂など、刺激をたくさんもらい忘れられない思い出になりました。アルゼンチンの伝統料理。カツみたいな感じです!そして長い長いフライトに耐え日本に戻りました。周りの乗客とちょっとしたポジショニング争いを繰り広げつつ…笑日本についた頃には疲弊しきっていた二人ですが、休んでいた分を取り戻さないと!ということで、今週1週間は大忙しでした。研究室に、溜まっていた仕事に…おかげさまで風邪引いてます、お互いの顔を見飽きたというほど長く一緒に活動していましたが、最後まで楽しかったです!そんなこんなで、ワールドでの日々はすごいスピードで遠い過去になりつつあるのですが、それでもやはり刺激的な経験だったとつくづく思います。今大会の二大目標は・1レース、トップフィニッシュ!・海外交流!でした。成績は最終的に52位/85艇で、目標のトップフィニッシュもできずじまいでしたが、シングルフィニッシュがあるなど気持ちのいい景色をみることもできました。また、海だけでなく陸でもエンジン全開で、とにかく”出川イングリッシュ”を見習って度胸で色々話しかけてきました。その甲斐あってか、参加国すべての国のセーラーと話すことができたり、再会を誓う友達ができたりと、非常に中身の濃い時間を過ごすことができました。今回の遠征で学んだことを一言でいうなら「井の中の蛙だったなあ」に尽きます。今大会を経て本当にいろんな面でそう思います。どうみても海にしか見えない川。経験したことがないほどの潮(川)の流れ。一見汚なさそうに見えるカフェオレ色の水。いろんな艇種を乗り回す海外セーラー。強風でしかレースをやらないスタンス。日本にはほとんどない船の艤装の仕方。ヒリヒリするマーク際の戦い。60歳でもバリバリ活躍するセーラー。ヨットとの関わり方一つをとっても今までの常識が覆されました。長くヨットを経験してきたと思っていましたが、とんだ思い違いだったようです。世界には、ヨットには、まだまだ自分の知らない面白い世界がある。自分たちは長いヨット人生の入り口から一歩踏み出しただけに過ぎない。そのことに気づくことができました。そして世界の壁を知ってやっぱり悔しい…ヨットだけでなく、街中に出てみると、、二度の経済破綻をした超インフレ社会。ジュースを買うのも札束での支払い。それでも、生活が成り立っているという事実。軽犯罪がもはや当たり前の世界。それでも、優しき人の多さ。日本のサブカルの勢い。日本車の多さ。でもすべてがMT車。かつてのハポン(日本)は勢いがあったけど、、、と現地の人に言われる悲しさ。地球の真裏に行って、いい意味でいろんなカルチャーショックを受けました。テレビやネットでみるのではなく、実際に目でみて耳で聞いて肌で体感できたことは自分たちの財産になりました。このような貴重な経験ができましたのは、ひとえにご支援・ご声援を送ってくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。また今大会に向け、国内練習に協力してくださった方々、撮影等に協力してくれた友人、快く送り出してくれた後輩たち、そして、様々な面でご指導くださった日本チーム、スナイプ協会の皆様、多くの交流をしてくれた世界のスナイプセーラー、その他すべての関係者の皆様に感謝しています。今後はこの恩を少しでも返せるよう自分たちなりに頑張っていきたいと思います。この経験を何らかの形で次に繋げることはもちろん、今回感じたこと・経験したことを多くの人に共有できるよう活動して参ります。この度は本当にありがとうございました!世界は本当に面白い!! もっと見る
Day4 必死に踏ん張りガマン
2024/11/02 09:28【Day4】今日も今日とて長い風待ちからスタートです。昨日は携帯を持ち忘れてしまい色々な船の見学をしたのに写真をとれなかったのですが、今日は携帯をスタンバイして撮影しながら見て回りました!日本だとカム(ロープが出ないように固定するもの)がある場所に、ブラジルの船ではカムがなく手でずっと持って微調整するそうです。少し分かりにくいですが、ロープのつける位置が僕たちとは違います!(フォアがマストの高めの位置から引かれていたりする!?など、どの船も個性的です…)12時半くらいに風が入ってきて出艇し、そこから2レースを行いました。自艇はスタートでハシッコを果敢に攻めたり、真ん中から出てみたり色々試すも、、、ウェイティングや最後の加速の遅れでなかなか上手くいきません。85艇が一斉にボートとボートで引かれたスタートラインを切っていきます!*スタートの出る位置で順位の40%が決まるといわれるほど、有利不利があり重要です。最下位近くからのスタートですが、着実なシフトと、ランニングで徐々にあげていく展開です。足がつりながらも二人で奇声を発しながらハイクアウトをして5レース目が50位、6レース目が38位と挽回、、それだけにスタートがもったいないです。フィニッシュ時の写真。自分たちは一番左です!日本だと1レース45分くらいですが、世界選手権では60~70分ほどと少しコースが長いです。5時半くらいから3本目のレースを試みるも、度重なるゼネリコ(フライング艇が多すぎるためにスタートのやり直し)で日の入りが迫り、結局3本目のレースができずじまいでハーバーバック。明日に持ち越しです。それでも今日も6時半ごろ帰着でした。帰着後は今日も簡単な立食パーティーで、疲れきった体をみんな癒していました。今日はほぐし肉をパンに挟んだサンドイッチでしたが、この中身の肉が本当に美味しく、身にしみました…5時間煮込んだお肉との噂です!早くも明日が最終日です!!2本のレースが予定されていますが、明日は出過ぎず、出遅れずで、最高のスタートを決め、悲願のトップフィニッシュを狙います!※遅くなりましたが公式HPはこちらです!これまでのリザルトなども見られます。公式HPはこちらより もっと見る
Day 3 なんとか見せ場をひとつ作りました
2024/11/01 21:46【Day3】今日は大会3日目でした!レガッタは今日で折り返しですが、2日目までいいところがないのでなんとか巻き返したいところです。予報は10kt〜14ktのいい風が入る予報だったので、朝早くから準備をして出艇の準備をしました。しかし、午前中は風があまり入らず、陸上待機の時間が続きます。そこで、陸上では船の見学会が始まりました。強豪国ブラジルの船はジブをインアウトするリーダーがあり、カムはありませんでした。極太ジブで強風はずっとトリムしているそうです。どんな筋肉をしているんでしょうか…12時から風が入ってきたので出艇です。スロープ前ではリンゴとバナナが大量に配られているのでたくさんいただきました。海上でのご飯はこれで困りません。今日は行ったのは2レース。案の定毎回3回ゼネリコでブラック、今日はとにかくしっかり見通しを見て安全なところからバウを揃えてスタートを意識しました。1レース目は上手く右の風を使って展開したら大きなブローをつかむこともでき、1上はシングルで回航。そのまま順位を守り切り、7位でフィニッシュしました!!なんとかまずは1レース、いいところを見せれてホッとしました。2レース目も同様に右展開を狙いましたが、レベルの高いスタートシークエンスに揉まれ、第3線のスタートに…なんとかファーストレグで半分のところまで追い上げたものの、2上で左の大きいシフトにやられ、順位を大幅に落としてしまいました。結果は66位。レベルの高さゆえ一つの大きなシフトで落とす順位の大きさを身に沁みて実感しました。着艇後はアルゼンチン名物牛肉(アサード)とビールのパーティです。とても大きいお肉を切ってパンに挟んで食べました。今日もたらふく食べて大満足です。準備期間も入れたらとても長い道のりでしたが、なんだかんだで大会があと2日で終わると思うと寂しい気持ちです。目標は1レーストップフィニッシュ。最後までチャンスはあります。残り2日間最後まで諦めずに、頑張りたいと思います!どうぞ応援よろしくお願いします!!! もっと見る
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