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世界の舞台へ挑む東大ヨット部OB西尾/柳澤ペア!世界選手権挑戦プロジェクト

東京大学大学院生の西尾/柳澤ペアで、今年の10月末にアルゼンチンで行われるスナイプの世界選手権に出場!文武両道での挑戦を背景に、世界のトップ選手から技術だけでなく、文化を学び取り、さらなる挑戦とヨットの普及へとつなげたい!

現在の支援総額

766,000

72%

目標金額は1,050,000円

支援者数

30

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/05/17に募集を開始し、 30人の支援により 766,000円の資金を集め、 2024/07/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

766,000

72%達成

終了

目標金額1,050,000

支援者数30

このプロジェクトは、2024/05/17に募集を開始し、 30人の支援により 766,000円の資金を集め、 2024/07/31に募集を終了しました

東京大学大学院生の西尾/柳澤ペアで、今年の10月末にアルゼンチンで行われるスナイプの世界選手権に出場!文武両道での挑戦を背景に、世界のトップ選手から技術だけでなく、文化を学び取り、さらなる挑戦とヨットの普及へとつなげたい!

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【帰国報告&総括】

最終報告が遅くなってしまい大変申し訳ないです。


大会終了後、日本チームでコンテナに船を積み込んだあと、名残惜しいアルゼンチンを離れ11/10に無事日本に帰国しました。


コンテナへの積み込みは、前は4時間ほどかかっていたのが、今回は2時間で終えました。日本チームのチームワークが格段によくなったのかもしれません…笑

自分たちの船070が天井に張り付いてます!長い航海のり気っておくれ!

各国も帰り支度でしたが、さすがはワールドセーラー、「ブエノスアイレスとサンパウロはすぐそこだよー」と言って車で船を引いて帰っていきました。Googleによると2300kmほどあるらしいのですが…

船の積み方も色々です!


次の日はお疲れ様会と次回への決起会をかねて、アルゼンチンを離れる前に日本チームでご飯に行きました。これまでの日本のスナイプの歴史や、ベテランセーラーの方々の熱い想いなど話しは多岐にわたり時間はあっという間にすぎていきました…トップセーラーの考え方や、ヨット魂など、刺激をたくさんもらい忘れられない思い出になりました。

アルゼンチンの伝統料理。カツみたいな感じです!


そして長い長いフライトに耐え日本に戻りました。周りの乗客とちょっとしたポジショニング争いを繰り広げつつ…笑

日本についた頃には疲弊しきっていた二人ですが、休んでいた分を取り戻さないと!ということで、今週1週間は大忙しでした。研究室に、溜まっていた仕事に…おかげさまで風邪引いてます、

お互いの顔を見飽きたというほど長く一緒に活動していましたが、最後まで楽しかったです!

そんなこんなで、ワールドでの日々はすごいスピードで遠い過去になりつつあるのですが、それでもやはり刺激的な経験だったとつくづく思います。


今大会の二大目標は

・1レース、トップフィニッシュ!

・海外交流!

でした。成績は最終的に52位/85艇で、目標のトップフィニッシュもできずじまいでしたが、シングルフィニッシュがあるなど気持ちのいい景色をみることもできました。また、海だけでなく陸でもエンジン全開で、とにかく”出川イングリッシュ”を見習って度胸で色々話しかけてきました。その甲斐あってか、参加国すべての国のセーラーと話すことができたり、再会を誓う友達ができたりと、非常に中身の濃い時間を過ごすことができました。



今回の遠征で学んだことを一言でいうなら


「井の中の蛙だったなあ」


に尽きます。今大会を経て本当にいろんな面でそう思います。


どうみても海にしか見えない川。

経験したことがないほどの潮(川)の流れ。

一見汚なさそうに見えるカフェオレ色の水。


いろんな艇種を乗り回す海外セーラー。

強風でしかレースをやらないスタンス。

日本にはほとんどない船の艤装の仕方。

ヒリヒリするマーク際の戦い。

60歳でもバリバリ活躍するセーラー。


ヨットとの関わり方一つをとっても今までの常識が覆されました。


長くヨットを経験してきたと思っていましたが、とんだ思い違いだったようです。世界には、ヨットには、まだまだ自分の知らない面白い世界がある。自分たちは長いヨット人生の入り口から一歩踏み出しただけに過ぎない。そのことに気づくことができました。そして世界の壁を知ってやっぱり悔しい…


ヨットだけでなく、街中に出てみると、、


二度の経済破綻をした超インフレ社会。

ジュースを買うのも札束での支払い。

それでも、生活が成り立っているという事実。


軽犯罪がもはや当たり前の世界。

それでも、優しき人の多さ。


日本のサブカルの勢い。日本車の多さ。

でもすべてがMT車。

かつてのハポン(日本)は勢いがあったけど、、、と現地の人に言われる悲しさ。


地球の真裏に行って、いい意味でいろんなカルチャーショックを受けました。テレビやネットでみるのではなく、実際に目でみて耳で聞いて肌で体感できたことは自分たちの財産になりました。


このような貴重な経験ができましたのは、ひとえにご支援・ご声援を送ってくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございます。


また今大会に向け、国内練習に協力してくださった方々、撮影等に協力してくれた友人、快く送り出してくれた後輩たち、

そして、様々な面でご指導くださった日本チーム、スナイプ協会の皆様、

多くの交流をしてくれた世界のスナイプセーラー、その他すべての関係者の皆様に感謝しています。


今後はこの恩を少しでも返せるよう自分たちなりに頑張っていきたいと思います。この経験を何らかの形で次に繋げることはもちろん、今回感じたこと・経験したことを多くの人に共有できるよう活動して参ります。


この度は本当にありがとうございました!


世界は本当に面白い!!


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