今回のプロジェクトでは、CAMPFIREの広告料33万円が差し引かれた約116万円が振り込まれました。ご支援賜りました皆様に、心よりお礼申し上げます。
能登北部では、国から支給される「なりわい再建支援補助金」の申請をしようにも、見積もりをしてくださる設計事務所や建設会社がありませんでした。全壊診療所の復興のためには、設計概要と見積書が必要です。
発災直後から、当法人に様々なアドバイスをしてくださり、宮下医院様にも全壊診療所の再建をどのように進めればよいか無償でアドバイスをしてくれたC&C設計様に110万円のアドバイザリー料をお支払いさせていただくことにし、本日お振込みをさせていただきました。
差額は、認定NPO法人いきいきねっとの能登北部医師会被災診療所訪問時の交通費として活用させていただきます。
9月には、線状降水帯による洪水被害により、内閣府より激甚災害の指定を受けました。私の知る限り、同じ年に2度の激甚災害に見舞われるのは初めてではないかと思います。
建物の公費解体が進まず、再建の設計や見積もりが取れない状況が続いています。
復興はまだまだ時間がかかることを知っていただければ幸いです。