今回のプロジェクトでは、CAMPFIREの広告料33万円が差し引かれた約116万円が振り込まれました。ご支援賜りました皆様に、心よりお礼申し上げます。能登北部では、国から支給される「なりわい再建支援補助金」の申請をしようにも、見積もりをしてくださる設計事務所や建設会社がありませんでした。全壊診療所の復興のためには、設計概要と見積書が必要です。発災直後から、当法人に様々なアドバイスをしてくださり、宮下医院様にも全壊診療所の再建をどのように進めればよいか無償でアドバイスをしてくれたC&C設計様に110万円のアドバイザリー料をお支払いさせていただくことにし、本日お振込みをさせていただきました。差額は、認定NPO法人いきいきねっとの能登北部医師会被災診療所訪問時の交通費として活用させていただきます。9月には、線状降水帯による洪水被害により、内閣府より激甚災害の指定を受けました。私の知る限り、同じ年に2度の激甚災害に見舞われるのは初めてではないかと思います。建物の公費解体が進まず、再建の設計や見積もりが取れない状況が続いています。復興はまだまだ時間がかかることを知っていただければ幸いです。
【能登半島地震】被災診療所の復興にご支援を!能登北部医療復興プロジェクトに、延べ114名、1,490,500円のご寄付をいただきました。たくさんの方が能登に心を寄せていただき、ご支援いただきましたことに、深く感謝申し上げます。能登半島地震から半年以上が経過しましたが、被災された多くの人たちが今も厳しい暮らしを余儀なくされています。地域の皆様が安心して医療を受けられるよう、今後も、被災診療所の復興支援に全力で取り組んでまいります。認定NPO法人いきいきねっと理事長 榎本信哉
復興に向けてスタート宮下医院様がコンテナ式の仮設診療所を設置されました。水曜日と木曜日の午前中だけ、普通の診療も開始されました。今まで通り、かかりつけの患者さんの診療は午後も行っていらっしゃいます。月に一度、木曜日の午後は金沢市内の医師会にも参加されていらっしゃいますので、木曜日の午後については診療所にお電話で確認してください。鉄筋コンクリートの建物の解体の準備は整いました。新しい診療所の設計も詰めの段階まで来ました。皆様のより一層の温かいご支援、よろしくお願い申し上げます。
宮下医院様の公費解体の打ち合わせが7月12日15時に始まるそうです。私も、一級建築士さんも急な話で現地立ち合いはできませんが、一級建築士さんが、業者さんと電話で打合せした後、アポイントを取って詳細打ち合わせに伺うことにしました。公費解体は、全部解体ですが、鉄筋コンクリート部分を全部解体してもらうために、気を付けてもらわなければならない点があるので、専門家なら解る部分を見てもらい、見積もりを輪島市宛に出してもらう様にすることにしました。
被災院長「どこにも行かん」https://www.jiji.com/jc/article?k=2024070500077&g=soc#goog_rewarded一般財団法人いきいきねっとが復興支援をしている宮下医院様が時事通信社の取材を受け、ニュースとして7月5日に報道されました。