幼稚園教諭 平塚 綾
『武田さん、ちょっと寄って良いですか?』
『どうぞどうぞ!お待ちしていますよ!』
こんなやり取りが、数年前から行われ、いつの間にか、私と娘にとって、無くてはならない大切な場所となっている“まきば”。
私達親子の人生にとって、とても大切な存在となり、人生を変える事になるジャージー牛の“クッキー”と出逢えたのも“まきば”です。
場所は勿論の事、武田さんの存在そのものが、そこを訪れる人、全てのパワースポットとなり、たくさんの人達の癒しや心の拠り所となっています。
“まきば”に来る子ども達は、笑顔が溢れ、時には本気でぶつかり合いながら、逞しく生き生きと過ごしています。
大人達は、日常のしがらみから離れ、お互いの存在を尊重しながら、みんなで子ども達を見守り、そこで本来の自分を取り戻す。
そんな場所を、長い年月を掛けて作り上げ、いつ、どんな時も、どんな人も境遇も、全てを受け入れる武田さんの姿は“尊敬”という言葉では言い表せない程、素晴らしいものです。
しかし、その半生は、壮絶なものだったと聞きます。
たくさんの人を救う為に、犠牲にして来たもの、葛藤や苦悩…。
そこを経て、今、たくさんの人々を救う武田さんや、それを支える家族の人生を、ぜひ多くの方々に知って欲しいと強く願っています。
“みんなの居場所”となっている、まきばと武田さんをこれからもずっと応援しています。