私のお客様で最高齢は、101歳でしたが本日、102歳のお客様が出来ました。自力で歩け、お金の勘定もしっかりしており、値切り方も上手で半額までしてしまいました。お菓子一個の買物でしたが、「また来週来てね」と久しぶりの買物を喜んで頂きました。
昨日、創業当時からの大切なお客様が、買物途中で倒られました。 朝より具合が悪い中、手には今日買う物のメモを握りしめ、抱きかかえた時に 「畠山さん、ごめん」と ろれつが回らない口調で何度も言い続け、思わず、まだ逝かないでと泣いてしまいました。脳梗塞等の疑いがある為、躊躇せず救急を依頼し到着まで抱きしめており、救急到着後、隊員の迅速な対応を関心して見ていたところ、隊員より「畠山 ありがとう」と一言あり、初めて高校で一緒に野球をしてきた仲間だと気づきました。お互い地域の為、活動している事に誇りを感じました。幸い検査の結果、貧血と診断されたと息子さんより連絡を頂きましたが、貧血と脳障害の判断が出来ず手遅れになる話をたくさん聞いております。また、田舎ですと人目を気にして救急を躊躇して手遅れになるケースが沢山あります。救急の必要性等、お客様に伝えていきたいと想います。
現在、単身高齢者世帯のお客様が30件あり、ほぼすべてのお客様より、事前に安否確認の申し込みを頂いております。本プロジェクト準備期間中にも、単身高齢者のお客様が自宅で脳梗塞を発症し、発見が遅れ、現在、危険な状況と県外から駆け付けた娘さんより連絡がありました。ここ1年間で、単身高齢者のお客様が自宅で3名亡くなられております。孤独死の地域課題を少しでも早く解決する為、何卒、ご支援お願い致します。