前回に1回プロジェクトを投稿しましたが、目標の金額に達することができず、反省点を振り返ってタイトル画面やゲームの概要、初期デザインなどを載せることにしました。初期デザインについては後ほどまた載せたいと思います。是非ご閲覧いただくと大変うれしく思います!よろしくお願いします。
2024/06/09(更新)
イメージデザインを追加致しました。イメージ画は発案した電気電子工学生が描きました!プロジェクトが無事に実施できるようになりましたら、色々描いたデザインを元にデザイン科の方やプロデザイナーに依頼してデジタル化し、より美しくリアルに仕上げて貰う予定です!あくまでもイメージですのでそこはご承知よろしくお願いします
自己紹介
初めまして、聴覚障害を持っている大学生です。両親は聴者です。主に手話を使ってコミュニケーションを取ってますが、少しだけ口話で話す時もあります。大学で電気電子工学を専攻しており、電気電子の他にC言語やC#などのプログラミン言語にも勉強しており、ゲーム制作にも趣味として携わっております。C言語でSnakeや宝探しなどのゲームを制作してきました。最近はshadow corridor(影廊)という3Dゲームを通して3Dホラーゲームを作ってみたいと思うようになりました。ちょうどその時からsilentや聲の形など聴覚障害に関するアニメ・ドラマ・映画も出ており、聴覚障害に対する理解が広まってきて聴覚障害者自身を是非体験してほしいという思いも込めてプロジェクトを立てました。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、個人的に最も印象に残った「シャドーコリドー(影廊)」のような名作ホラーゲームを生み出し、PlayStationやNintendoなどの主要プラットフォームに展開し、広く楽しんでもらうと同時に、聴覚障害者の視点からの没入感を提供します。具体的には、ゲーム内での音の代替手段や視覚的情報の強化など、聴覚障害者自身を体験できるゲームを実現します。また、ゲーム内のキャラクターやストーリーにおいて、聴覚障害者の日常生活や困難さをリアルに反映させ、プレイヤーに深い共感と理解をもたらします。さらに、このプロジェクトは、聴覚障害者の参加を促進し、彼らのフィードバックを積極的に取り入れてゲームの品質向上に努めます。また、聴覚障害者への理解を促進し、社会的な認識を広める一翼を担います。同時に、ゲーム業界において聴覚障害者のニーズを考慮したゲームの普及に貢献し、包括的なゲーム文化を形成していきます。また、聴覚障害者の視点からのゲーム体験を提供し、新たなエンターテインメントの形を提案します。同時に、聴覚障害者の多様な経験を探求し、ゲームを通じて彼らの物語や視点を広め、多様性と包括性を育むことを目指します。
プロジェクト立ち上げの背景
発想が得意で、これまでにないパターンを独自で発想してイメージのままで終わらせることの繰り返しが非常にもったいないと感じ、大好きなゲームに活かせたらどんなに良いだろうと最近思うようになったことがきっかけです。また、アニメやドラマでは体験できない聴覚障害を持つ自身の体験をゲームでできるのでは?と思いつき、自分で思いついたからこそ、実現できるところまでやり遂げたい!という気持ちが膨らんできたこともきっかけの一つです。
最初に述べた通り、前回に1回プロジェクトを挙げましたが目標の金額に達することができず、失敗に終わってしまいました。しかし聾者の一人として、「聴者と気軽に交流ができる社会を実現したい」という気持ちがプロジェクトの遂行を諦めさせてくれません。これにより、前回のプロジェクトの失敗を振り返り、次回はタイトル画面と概要、キャラクターデザインを少し公開するつもりで載せることにしました。これらを見て頂くことで、作品の完成を想像しやすくなるのではないか、と考えました。
現在の準備状況
ゲーム制作に取り組んだことのある友達2人と計画を立てて実行するための準備を行っています。デザインができる人も最低2人募集しており、揃わなかった場合、一部はプロにデザインを依頼する予定です。ただ基本的には自分を含め3人のメンバーで行う予定です。作業効率を高めるのに必要なモニターの台数やゲームエンジンの機能拡張、パソコンの台数が後1台必要で、そして高画質な絵が描けるためのXencelabs ペンディスプレイが必要だと感じました。初期デザインは、デジタルデザインができないため紙に描いたものです。支援金が集まれば、Xencelabs ペンディスプレイでデザインし直す予定です。
本気で制作に携わるのなら、その分の費用がかかってしまうことに痛感しています。そこで、camp-fireでご支援して頂けると先生からアドバイスを頂きました。応援していただけるようになれば、その期待に応えながらゲームを制作し、デビューすることにチャレンジしたいと思っています。
質問例
Q1チーム: チームの構成について教えてください。チームメンバーはそれぞれどのような役割を担当しているのでしょうか?それぞれのメンバーがこの分野でどのような経験を持っているのか教えていただけますか?これにより、チームのバランスと持ち味がわかります。
A現在4人で制作を進める予定ですが、あと2人は募集しています。僕は電気電子工学系の大学生で、もう1人は情報系の大学生でゲームプランとゲーム環境構築を担当しております。もう2人はデザイン学科の大学生で、デザイナーで、各キャラやステージの背景などのデザインを担当しております。4人とも大学生で、2人は僕と同じく耳が聞こえません!もう1人は聴覚障害者ですが、私との関係が良好で、様々なサポートを提供してくれます
Q2ターゲットオーディエンス: あなたのターゲットオーディエンスはどのような人々ですか?あなたのプロジェクトが彼らの問題をどのように解決し、ニーズに応えるのか、もう少し詳しく教えていただけますか?
A聴覚障害者と関わったことのない聴こえる人達です。聴覚障害者に対する理解がなくて冷たい対応をされてきた聴覚障害者がいると聞いてます。私もそういう経験がありました。聴覚障害者に対する理解はあるものの、適切な接し方がわからない人も多いようです。そこで、ゲームを通して聴覚障害者自身を体験させることで聴覚障害者の立場を理解することができるのでは?と期待してます。
Q3 プロジェクトのコンセプト: プロジェクトの基本的なコンセプトを説明していただけますか?何がそのプロジェクトを他と差別化し、または革新的にしているのでしょうか?市場に既存する解決策との違いをお聞かせください。
Aゲームを通して聴覚障害者自身を体験させることが今回のプロジェクトのコンセプトとなります。プレイヤーがゲーム内での体験を通して聴覚障害者の視点を理解し、共感する機会を提供することが目的です。
Q4最良のシナリオ: 必要な資金調達が実現した場合、最も楽観的な展開シナリオはどのようなものですか?資金をどのように利用して開発を加速し、目標を達成する予定ですか?
A計画通りに、出来上がったデザインを資金で購入した機器でデジタル化させます。そして資金で購入する予定のデザイン用パソコンでデジタル化させたデザインをゲーム環境に組み込みます。その後は、ゲーム開発ソフトの拡張を購入してより質を深めたゲーム環境を構築しながらシナリオ通りの内容を作っていきたいと考えています。また、効率よく作業できる部屋を借りることでチーム員と共同ワークがしやすくなるため作業スピードの向上にも繋げられると期待できます。そして、チーム員へ謝礼金を差し出すことでもっと頑張ってもらいたいと思っています。これらのように調達できた資金で作業効率を高めながら予定通りに完成させることを目指してます!
Q5最悪のシナリオ: 逆に、計画通りに進まない場合、最も悪い展開シナリオを予測していますか?どのようなリスクがあると思いますか?それらにどのように対処する予定ですか?
A絶対に完成させることに変わりはありません。そのため、計画通りに進まなかった場合は配信日を延ばすことを考えています。そして、延ばす分よりクオリティを高めた制作品を目指したいと思っています。しかし、ゲームを作る会社の中で製作中に解散してしまった開発チームもたくさんいます。つまり、私たちのチームも解散する可能性はあります。解散してしまった場合、予備のために残しておく予定の資金を使ってバイトという形で募集し、チームを再編成して開発を続けたいと思います。
他に疑問点や質問などがございましたら連絡をお待ちしております!
リターンについて
制作したら、配信する予定の本編ののソフトをDiscまたはUSBに入れてお送りさせて頂きます。本編は約2時間の予定です。クレジットにご支援頂いた方の名前を文字として記載し、映画やこれまでのゲームと同じように背景は黒で、白い文字が上に流れる感じのクレジットを作る予定です。文字の大きさについては、名前のところだけ誰でも読めるくらいの大きさに調整したいと考えています。支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。不要であれば不要と記入ください。掲載期間は配信している間ずっと掲載しておきたいと考えています。
ご支援頂いた方の住所にお礼状や商品をお届けしたいと思います。
今のところ確定している商品は以下の通りです。
数量
• イラスト集: 約80ページ1冊
・ 本作品のソフト(DiscまたはUSB)
商品サイズ
• イラスト集: A4
カラー展開
• 制作する本編で使われる色そのまま使用する予定です。
スケジュール
スケジュール
8月: 打ち合わせ
• 資金の確認、計画内容の確認・準備、必要な機器・道具・環境の用意など
8~9月: ゲーム制作スタート
12月: 打ち合わせ
• 作業状況によってYouTubeから広告を投稿
2025年6月: 打ち合わせ
• 作業状況の確認、配信予定日の決定など
2025年12月: 完成!(一年を目安に制作)
2026年?月?日: 配信
2026年9月までにリターンを行います!
ゲーム制作にかかる費用相場は数十万円から1,000万円と言われています。私たちのチームは支援を受けながら開発を行う予定であり、費用をできるだけ抑えながら、より高品質で聴覚障害者自身の体験を追求したゲームを制作することを目指しています。
聴覚障害者の体験を追求したゲームは、聴覚に頼らない別の感覚や手段を使ってプレイヤーがゲームを楽しめるように設計する必要があります。視覚や触覚を重視したゲームプレイや文字やアイコンを使った視覚的な情報伝達などがあります。同時に、音声をカットアウトしたり、振動や光の刺激を与えることで、聴覚の制約を感じさせることができます。これにより、聴覚障害者の体験をプレイヤーに提供しながら、同時に聴覚障害者の日常生活や挑戦を理解するきっかけを提供します。
そのために、日常生活で聴覚障害者が利用している様々な情報伝達方法を振り返る必要があります。例えば、聴導犬や振動・光で起こしてもらえる目覚まし時計、光で伝えてくれるチャイムなどそれぞれの情報伝達方法を分析することで聴覚障害者のための情報伝達として重要なポイントが見つけられます。見つけたポイントをゲームに取り込むことで、聴者に伝えたい事がハッキリできると考えています。
また、よりリアリティに体験をさせるためにはデザインもリアルさを追求しなければなりません。それらを考えると、もしかしたら500万はかかるかもしれない、とチームから意見が出ました。
以下は費用を無視して高品質さを追求しながら制作する場合を考えてみた概算の予想範囲となります。
- ゲームエンジンのライセンス料:数千ドルから数十万ドル
- 人件費(プログラマー、アーティスト、デザイナーなど):数十万円から数百万円
- グラフィックやアニメーションの制作費:数十万円から数百万円
- テストとデバッグの費用:数万円から数十万円
- マーケティングとプロモーションの費用:数万円から数百万円
これらの合計は、数百万円から数千万円になる可能性があります。このように多くの機能やコンテンツを含める場合は、より高い費用がかかると考えられます。
つまり、高品質さを求めれば求めるほど予算も高くなります。逆に考えると、予算が大きければ大きいほどより高品質なゲームの制作が期待できます。頂いた支援金の総額で確定したいと思います。
万が一のことを考え、予備資金として増額率15%乗せました。ゲーム開発にトラブルはつきもので、想定以上に開発に時間がかかったり資金がかかってしまって開発中止せざるを得なくなった事例が多いです。私たちは本気で開発にかけてるため、トラブルのことを考え、資金を以下の表にまとめました。
支出項目 | 元の金額 (万円) | 増額率 | 修正後の金額 (万円) |
開発メンバーの給与(1年間) | 180 | 15% | 207 |
デザイン機器(2台) | 20 | 15% | 23 |
パソコン(3台) | 30 | 15% | 34.5 |
Unityの機能拡張 | 15 | 15% | 17.25 |
グラフィックデザイン | 30 ~ 80 | 14.65 | 34.5 ~ 92 |
著作権登録や保護 | 10 | 15% | 11.5 |
YouTube広告 | 5 | 15% | 5.75 |
ウェブサイト広告 | 5 | 15% | 5.75 |
デザイン関係の会社への依頼 | 10 | 15% | 11.5 |
合計 | - | - | 350.25 ~ 408.25 |
最後に
このプロジェクトは、単なるゲーム制作にとどまらず、聴覚障害者の視点から新たなエンターテインメントを提案します。私たちの目標は、名作ホラーゲームを生み出し、広く楽しんでもらうと同時に、聴覚障害者の日常や困難さをリアルに反映し、理解と共感を深めることです。このプロジェクトは、ただのゲームではありません。これは社会的な変革の一端であり、多様性と包括性を育む挑戦です。皆さんの支援と共感が、このプロジェクトを成功に導く力となります。一緒に、新たなエンターテインメントの形を切り拓き、社会に革命を起こしましょう!
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