5月11日土曜日、よく晴れた土いじり日和に、物件の周辺環境を改善するワークショップを開催しました。
宿をつくるところから、みんなと一緒に、遊びながらやってしまおう!というのも、このプロジェクトの大事な一要素です。
第一回目の今回は、庭の環境改善。
もともと水はけが悪く、雨が降ると2-3日ジメジメが続いてしまうこの庭をどうにかしたいと造園師さんに相談したところ、「古い日本家屋は雨樋がないから、雨の落ちる地面に水の流れを作ってあげれば大丈夫」とアドバイスを頂きました。
(古民家って、雨樋い無いんですね...!)
(Beforeの風景)
自由で主体的で多様性な参加者のみなさん
当日は20名の方にお集まり頂き、造園師さんから古民家特有の周辺環境や庭の役割を教えてもらいながら、家のぐるりに雨落ちをつくる作業をおこないました!
正直はじめのうちは、第一回目からこんな大変な土木作業で大丈夫だろうか,,,みんな楽しめるんだろうか,,作業終わるかな,,と心配な気持ちもありましたが、はじまってみたら杞憂でした。
穴を掘るという単純作業なのになぜか”たのしい”と感じたのは、周りで掘っている人の動きに自分が合わせたり、相手が合わせてくれたり、その連帯感が心地よかったのかもしれません。
みなさんもそれぞれ自分なりの楽しみ方を見つけていたようで、
土留めの柵を鳥の巣よろしく芸術的に仕上げたり、
スケジュールに落書きしたり、(土中環境のイメージを描いたそうです)
その辺に生えてる草木で生け花したり、
それぞれの楽しみ方でイベントに参加してくれている感じが、自由で主体的で多様性だな〜と思うのでした。
“これをやらねばならぬ”ではない目標達成のやり方を、みなさんから教わっている気がします。
この場所が、これからも、そういう人たちで賑わう場所に育っていけたらいいなと思います。
お昼ごはんは農協女性部のカレー!
お昼ごはんには、物件のお隣「思い出の家」の人気メニュー、カレーライスをご馳走になりました!
通常は春と秋の一週間だけ限定営業をしている農協女性部のみなさん、この日は特別にオープンしてくれました。ありがとうございます。
いつも通りとってもおいしい☺ほっとするお母さんの味。
おかげで午後も作業がはかどり、すべての雨落ちを開通、さらに掘った土を再利用して新しい苗木を植えるところまで完了しました!すごい!
この日の成果と達成感は、この2日後、雨が降った日に改めて身に染みることになるのですが、そのご報告はまた次の機会に。。
参加者のみなさん、本当にありがとうございました!
次回は6月15日(土)にやります
みんなでDIY企画は、今後も毎月1度開催していく予定です。
次回は客室の壁に左官で珪藻土を塗るワークショップをおこないます。
今回参加してくれた方も、参加できなかった方も、いつも遠方から見守って下さっている方も、これからもBoBuchiをどうぞよろしくおねがいします。
Instagram: bo_buchi (おつかいをたのまれる宿-BoBuchi-)
▼Special thanks ▼
いしい造園(講師) @ishii_garden_landscape
おもいでの家(農協女性部)のみなさん(臨時営業&お昼ご飯提供)
親族はじめ運営をお手伝いしてくれたみなさん!(BBQ準備他)