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千葉県市原市に、お客さんにおつかいをたのんでしまうちょっと変わった宿をつくります

千葉県市原市に、お客さんにおつかいをたのんでしまうちょっと変わった宿をつくります。

現在の支援総額

827,650

55%

目標金額は1,500,000円

支援者数

70

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/04/30に募集を開始し、 70人の支援により 827,650円の資金を集め、 2024/06/16に募集を終了しました

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現在の支援総額

827,650

55%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数70

このプロジェクトは、2024/04/30に募集を開始し、 70人の支援により 827,650円の資金を集め、 2024/06/16に募集を終了しました

千葉県市原市に、お客さんにおつかいをたのんでしまうちょっと変わった宿をつくります。

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前代未聞!? お客さんにおつかいをたのんじゃう宿


宿につくと渡されるのは、おつかいリストとマップ。

そこに書かれているのは、夕飯に使う食材リストと、

それを手に入れることができる場所。

私たちが作りたいのは、お客さんにおつかいを頼んでしまう、ちょっと変わった宿。

(石田:写真右から2番目。サポートしてくれている開宅舎さんと。)

こんにちは。いしころworksの石田理絵です。私は千葉県市原市で、半分はお米の農家をやりながら、半分は自分の好きなことや得意なことをなりわいにして生活しています。高校を卒業してからは地元を離れ、都内や海外で暮らしてきましたが、地元の市原の魅力にようやく気が付き、一周も二周もまわって戻ってきました。


宿を始めようと思ったきっかけは、簡単にいうと、地域のおばあちゃんたちの、ちょっといきすぎた(!?)おせっかいに感動したから。そのおせっかいをどうしたら皆さんに体験してもらえるか考えた結果、お客さんに、夕飯に使う食材のおつかいをたのんでしまう宿というちょっと変わったコンセプトができました。

(千葉県市原市朝生原の房渕という地域。水を張った田んぼの左横に見える屋根が、今回の宿になる物件)

宿ができる地域は、千葉県の中でも1番の山奥のはっきり言ってドがつくほどのスーパード田舎。周りには何もなくて、スーパーもコンビニもガソリンスタンドも、もちろんお洒落なカフェもないような場所。高齢化が進んでいて道端で会う人のほとんどがおじいちゃんやおばあちゃん、、


でもそのおじいちゃんおばあちゃんがとってもかわいくて、優しくて、パワフルで、お茶目なんです。野菜をくれると言えば両手で抱え切れないほどくれちゃうし、ちょっと声をかければいろんな話を聞かせてくれる。

「どこからきた?」「野菜持っていきな」「こうやって食べると美味しいよ」そんなやりとりがとても楽しくてほっとした気持ちになります。

そんなおせっかい!?を私だけでなく皆さんにも体験してもらうにはどうしたらいいか、おせっかいってどう引き出せばいいの、、わざとらしくしたくないな、、そんなことを考えてきました。


そうだ、お客さんにおつかいをたのもう。


私たちの宿の特徴は、お客さんに晩ごはんに使う食材のおつかいを頼んでしまうこと。お客さんは自分たちで食べる晩ごはんの食材を自分たちで調達しに行かなくてはいけないのです。

でも宿の近所におつかいできるスーパーや商店なんてありません。だから近所のおばあちゃんの畑にいって野菜を採ってきてもらいます。


(トライアルツアーの時の様子。鍋をすると言ったらくれた水菜。予定ではネギと大根だけだったのに、、)

(歩くのが気持ちのいい畑までの道のり)


うれしい誤算!?もらいすぎちゃう野菜


チェックインしたお客さんには、その日の夕飯に使う食材のリストと、それを買うことができる場所がのったマップを渡します。お客さんは、その「リスト」と「マップ」を頼りにまちを歩きまわります。


40分もあれば、全てのおつかいが終わって帰って来れるはずなのですが、大抵の場合、時間通りに帰ることができません。道端でおじいちゃんと話が盛り上がってしまったり、おばあちゃんが抱えきれないくらいの野菜をくれたり、畑を案内してくれたり収穫までやらせてくれたり、玄関に上がってお茶をご馳走になったり、、、

そんなうれしい誤算!?を体験することができるのが私たちの宿の特徴です。


(11月におこなったモニターの様子。大きな白菜をくれるおばあちゃん。1個でいいって言ったのに、、)

(昔ながらの豆腐屋さんにいけば、水槽の中から豆腐をすくい、その場で手渡してくれる)


泥付き採れたての超新鮮野菜。冬は鍋で、夏はBBQ。


おつかいで集めた野菜は、その日の夕ご飯になります。

まずは、採れたての野菜を洗うところから。みんなで手分けして、洗った野菜を切ったり、盛り付けたり、お皿を出したり、、


あれ、そうなんです、食材の調達だけじゃなく、夕飯も自分たちで作る宿なんです。


(仲良くなれば収穫をさせてくれることも)

楽しく準備ができるように、みんなで囲める大きな作業台を作る予定です。ワイワイ話しながらつまみ食いしながら準備することができます。下ごしらえが終わった野菜は、夏はデッキでBBQに、冬は囲炉裏で鍋に。野菜をつけて食べるポン酢やBBQソースもみんなで作ります。BBQグリルや、鍋を温める囲炉裏は特製のものを新たに作る予定です。


(冬は囲炉裏で鍋)


宿をつるくのもみんなでDIY!お手伝いも頼んじゃう宿


BoBuchiは、なるべく多くの人に関わってもらいみんなで作り上げていきたいと思っています。そうです、工事のお手伝いもたのんじゃう宿なんです。

もちろん工務店や大工さんにお願いするところはお願いするのですが、できるところは、みんなで手と体を動かして作り上げていきたいと思っています。床をはったり、漆喰壁を佐官したり、宿ができるまでの道のりも一緒に体験してほしいと思っています。ワークショップを定期的に開催していきます。

まずは5月にカフェスペースをオープンさせ、日帰りおつかいBBQプランをスタート。同時にDIYワークショップを定期開催し、みんなで宿を作り上げていきます。


(物件の紹介やコーディネート、デザインでのサポートは開宅舎)


(先行して5月からひっそりとオープンしているカフェボブチ。コーヒーが飲める。おすすめは隣の農協女性部のレストランで食事のあとのコーヒー)



1日だけの移住、1日だけの仲間入り

私たちは宿泊者のみなさんを「ゲスト」としてではなく、地域を一緒につくっていく、同じ村の村人としてお迎えします。与える側や与えられる側の垣根を越えて、普通の旅行では得られない、没入感のある村人体験を提供していきます。

私たちの住む地域は、2030年には50%以上が65歳以上になると予測されています。もしかしたら何十年後かには、"おせっかい"が、この土地から失われてしまうかもしれません。私たちは、この宿を通して、少しでも多くの人におせっかいを感じてもらいたい、そして共感してくださるみなさんと一緒に、地域の魅力を引き継いでいきたいと考えています。


おつかいを通してこの土地のらしさを知り、 おつかいを通してこの土地の日常を楽しむ。私たちと一緒におつかいたのまれてみませんか。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

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  • 6月の中旬にDIYイベントを開催しました!ご報告が遅くなってしまいましたが当日の様子をご紹介します☺今回は、寝室となる予定の2階の壁に漆喰を塗る作業。当日は漆喰の材料を提供してくれた水土社の岩越さんにも来ていただき、漆喰の歴史から、日本と海外の漆喰塗りの違いなどなど、知られざる漆喰のはなしをたくさん伺うことができました。下は2歳から上は70代まで。▼蛇足のはなし完全に余談ですが、先生のレクチャーを聞いていてふと「しっくい」ってなんで「漆喰」って書くの?と思ったので後日調べてみたところ、原材料である石灰のことを、中国の唐読みで「しっくい」と読み、日本へ伝わった際に当て字で「漆喰」となったそうです。漆喰の壁は空気中の水分を吸ったり吐いたり湿度調整の機能もあると聞いたので、どうせ当て字ならば「湿喰」の方が機能面も想起されて良かったのでは、、と個人的には思ったりしました。(余談おわり。)▼段取り八分、仕事二分作業は3チームに分かれて行いました。まずはみんなで養生。よく、仕事前の段取りで仕事の8割は終わっている、と言いますが、本当にその通りですね。美しい養生がされている箇所は、外した後の仕上がりも美しいです...!逆に、「あれ、ここ養生どうしちゃったのかな。。」な箇所は、味のある仕上がりになっております。笑そもそも養生未経験なうえに古い大木で表面ザラザラ、マスキングテープが思うように付いてくれなくて大変だったと思います。みなさんありがとうございます!あちこち壁を見て回るだけでも塗り手の存在が感じられる、ほほえましい空間になったのではないでしょうか。店主は2階にあがるのが前よりちょっと楽しみになりました☺▼古材のレスキュー2階部分はこじんまりした空間なので、1チームが漆喰をしている間、他のチームは1階で古材のお掃除やお片付け。レスキューしてもらったのは屋根裏から出てきた車付きのナガモチです。どうやって2階に上げたんだろうと思うくらいがっしりした長持で、階下に降ろすために泣く泣く解体しました。綺麗にしてもらった古材はカウンターとして生まれ変わる予定ですので、お楽しみに!▼おわりにさて、漆喰塗り作業はまだ道半ばです。うっかりカフェに来てくれたお客さんに突然のお手伝いを頼んだりしながら、ゆっくり進めています。おかわり漆喰で再訪してくれたみなさんも、ありがとうございます!おかげさまで壁はもうひと踏ん張りです。(天井はこれから。。)また塗りに行ってもいいよー!という方、ご連絡お待ちしております☺▼Special Thanks参加者のみなさん水土社 岩越さん(漆喰レクチャー)開宅舎のみなさん(運営サポート&道具の貸し出し)農協女性部のみなさん(お昼ごはんの提供)深山文具店さん(コロッケの差し入れ!)米沢の森を守る会 鶴岡さん(ドリンクの差し入れ!)ご近所農家のなおまささん(野菜の差し入れ!)ご近所の沢田さん(おしんこ&さつまいもの差し入れ!)ご近所の岩出さん(駐車場誘導&道具の貸し出しほか)はやとくん、ゆめちゃん(1日限定BoBuchi Barの開催)さのっち(写真ありがとう!)親族のみなさん(準備&運営サポート)いつもありがとうございます!また8月にDIYやります☺引き続きBoBuchiを宜しくお願い致します! もっと見る

  • こんにちは!来週の土曜日にみんなでDIY企画の第2弾、漆喰塗りワークショップを開催します☺客室となる2階部分の壁に、みんなで漆喰を塗っていきます。私自身もはじめてなので、どんな風に仕上がるかドキドキです...!ご興味のある方は是非ご連絡ください。ワークショップのようすはまたこちらでご報告させて頂きます☺引き続き宜しくお願いします! もっと見る

  • 5月11日土曜日、よく晴れた土いじり日和に、物件の周辺環境を改善するワークショップを開催しました。宿をつくるところから、みんなと一緒に、遊びながらやってしまおう!というのも、このプロジェクトの大事な一要素です。第一回目の今回は、庭の環境改善。もともと水はけが悪く、雨が降ると2-3日ジメジメが続いてしまうこの庭をどうにかしたいと造園師さんに相談したところ、「古い日本家屋は雨樋がないから、雨の落ちる地面に水の流れを作ってあげれば大丈夫」とアドバイスを頂きました。(古民家って、雨樋い無いんですね...!)(Beforeの風景)自由で主体的で多様性な参加者のみなさん当日は20名の方にお集まり頂き、造園師さんから古民家特有の周辺環境や庭の役割を教えてもらいながら、家のぐるりに雨落ちをつくる作業をおこないました!正直はじめのうちは、第一回目からこんな大変な土木作業で大丈夫だろうか,,,みんな楽しめるんだろうか,,作業終わるかな,,と心配な気持ちもありましたが、はじまってみたら杞憂でした。穴を掘るという単純作業なのになぜか”たのしい”と感じたのは、周りで掘っている人の動きに自分が合わせたり、相手が合わせてくれたり、その連帯感が心地よかったのかもしれません。みなさんもそれぞれ自分なりの楽しみ方を見つけていたようで、土留めの柵を鳥の巣よろしく芸術的に仕上げたり、スケジュールに落書きしたり、(土中環境のイメージを描いたそうです)その辺に生えてる草木で生け花したり、それぞれの楽しみ方でイベントに参加してくれている感じが、自由で主体的で多様性だな〜と思うのでした。“これをやらねばならぬ”ではない目標達成のやり方を、みなさんから教わっている気がします。この場所が、これからも、そういう人たちで賑わう場所に育っていけたらいいなと思います。お昼ごはんは農協女性部のカレー!お昼ごはんには、物件のお隣「思い出の家」の人気メニュー、カレーライスをご馳走になりました!通常は春と秋の一週間だけ限定営業をしている農協女性部のみなさん、この日は特別にオープンしてくれました。ありがとうございます。いつも通りとってもおいしい☺ほっとするお母さんの味。おかげで午後も作業がはかどり、すべての雨落ちを開通、さらに掘った土を再利用して新しい苗木を植えるところまで完了しました!すごい!この日の成果と達成感は、この2日後、雨が降った日に改めて身に染みることになるのですが、そのご報告はまた次の機会に。。参加者のみなさん、本当にありがとうございました!次回は6月15日(土)にやりますみんなでDIY企画は、今後も毎月1度開催していく予定です。次回は客室の壁に左官で珪藻土を塗るワークショップをおこないます。今回参加してくれた方も、参加できなかった方も、いつも遠方から見守って下さっている方も、これからもBoBuchiをどうぞよろしくおねがいします。Instagram: bo_buchi (おつかいをたのまれる宿-BoBuchi-)▼Special thanks ▼いしい造園(講師) @ishii_garden_landscapeおもいでの家(農協女性部)のみなさん(臨時営業&お昼ご飯提供)親族はじめ運営をお手伝いしてくれたみなさん!(BBQ準備他) もっと見る

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