【ご挨拶】
養殖場の恵まれた立地環境
【能登うなぎとは】
近年資源の枯渇が取沙汰されていますニホンウナギ(アンギラ・ジャポニカ種)に代わり、比較的に資源が豊富なアンギラ・ビカーラ種という種類の幼魚を閉鎖循環式陸上養殖によって一切投薬はせず、水も地元志賀町富来浄水場からの浄水を使用し、能登地方の豊かな自然環境に合わせストレスをかけずに、肉厚でふっくらと育て上げたうなぎを『能登うなぎ』と命名し出荷をしております。
【石川県エコデザイン賞 銀賞】
【被災した養殖場】
【プロジェクト立ち上げの背景】
私が築いてきた『能登うなぎ』ブランドですが、最近の能登半島地震により養殖場が大きな被害を受けました。薬品を使わずに健康に育てる養殖方法は時間もコストもかかりますが、その価値を信じ、これまで続けてきました。このプロジェクトを立ち上げることで、被害を乗り越え、再び『能登うなぎ』を皆様に届けたいという強い想いがあります。
【これまでの活動と準備状況】
地震直後から、被害状況の把握、復旧作業計画に取り組んでまいりました。
地域の皆様、県外からのボランティアの皆様の温かい協力を得ながら、何とか、日々、
復旧作業を進めておりますが、完全な復旧にはさらに時間と資金が必要な状態です。
私のこれまで培った経験と知識を活かし、養殖場の復旧と新しく迎える繊細な幼魚の準備を整えています。
私にとって、これまでに応援してくださった皆様のためにも再び立ち上がることは、私にとっても
能登の復興ためにも大きな意味があると思っております。
【支援者のお返しについて】
このクラウドファンディングでは、応援コースと能登うなぎの加工品をご用意しました。
養殖場の復旧から『能登うなぎ』の出荷までには時間はかかりますが、丹精込めて育てていきますので、気長にお待ちいただけたら幸いです。無投薬でストレスを掛けずに養殖いたしました『能登うなぎ』を是非食して頂きまして、能登から皆様に感謝の気持ちをお返しできればと思っております。
【お客様の声】
◆白焼き編
冷凍のうなぎは他からも頂いた事があるのですが、何となく臭みがありますが、能登うなぎには臭みがありません。
私は、白焼きが好きです。香ばしくて一緒に付いている、わさび、藻塩で、色々な味を楽しめるうなぎです。
◆蒲焼き
能登うなぎは無投薬うなぎと聞いて、蒲焼きを購入してみました。
口の中に入れた瞬間とろけるような柔らかさで、今までに食べて事のない感覚で驚きました!
うなぎがふんわりと風味がありました。皮目を残す家族ですが、うなぎの皮目も柔らかく美味しくてすべて頂きました。
◆紅白セット
毎年、土用の丑の日に紅白セットをお願いしています。
味はもちろんの事、蒲焼きと白焼きを食べ比べるのが、毎年の楽しみになっています。
あまりの美味しさに近年は、うなぎが綺麗な化粧箱に入っているので、ご贈答用にも使わせてもらっています。
【リスケジュール】
※平素より格別なご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。 この度の養殖場改修工事を行う上で、4月上旬に申請しておりました「なりわい再支援補助金」が正式に6月28日に交付決定されました。ようやく改修工事の第一歩に取り掛かれると思い、7月9日に建設業者と初打合せを行いました。建設業者から見積もり提出されたのが3月下旬で、それから3ヵ月以上たっており、建設業者も他の被災された家屋及び店舗の改修工事を多数抱えており、弊社養殖場改修工事に入れるのが9月中旬以降と言う事でした。よってスケジュールの変更を余儀なくされましたことお伝えさせて頂きます。今後震災の影響の為、イレギュラーなアクシデントが発生する可能性もあります。その都度お知らせしていきますのでご理解の上ご了承くださいますようお願い申し上げます。 リターンに関しましては、8月より大きくな育ったものから順次発送させて頂きます。
6月クラウドファンディング開始
なりわい再支援補助金交付決定
8月 クラウドファンディング終了
9月 養殖場改修工事開始
お礼のメッセージと『能登うなぎ』公式HPに掲載開始
11月 養殖場改修工事完了
12月 うなぎ種苗池入
令和7年 8月リターン白焼き・蒲焼き順次発送開始
【最後に】
『能登うなぎ』は、私の想いが詰まったブランドです。この度の能登半島地震において被災いたしました養殖場を復旧させて、今まで行ってきました完全閉鎖循環式の無投薬養殖にて『能登うなぎ』を復活できるように、また食の安心安全をモットーに丹精込めて養殖に取り組んで参ります。再び立ち上げることは、私にとっても、支援してくださる皆様にとっても、大きな意味があると思います。皆様の温かい支援と声援を心よりお待ちしております。
『能登うなぎ』荒井 道雄
【応援メッセージ】
一本杉 川嶋 店主
川嶋 亨 様
『能登うなぎ』は一本杉川嶋には欠かせない、自慢の能登食材の一つです。養殖と聞くとネガティブなイメージを持たれる方も多いかと思いますが、『能登うなぎ』は安心安全を最優先に無投薬、オーガニック製法で育て、徹底的に品質管理されているため、養殖独自の臭みなどは全くありません。天然には負けない天然とはまた違った、ビカーラ種ウナギだからこその美味しさがあります。
震災で受けたダメージは計り知れず、再建復興には皆様のご支援や応援が必要です。私自身も被災しておりますが、レストランが復活するには生産者さんらと共に復活する必要があります。皆様からのご支援応援を宜しくお願いします。
shokudo_yarn オーナーシェフ
米田 裕二 様
この度の令和6年能登半島地震において、最大震度の志賀町で甚大な被害を被った『能登うなぎ』荒井さんに、心よりお見舞い申し上げます。
能登半島に志賀町という地で、能登ガキの殻を水質改善に利用したり、地元の間伐材の端材を熱源に利用したりなど、地域貢献やSDG'sに取り組まれ私達飲食店にも地域に根付いた、非常に貴重な食材を生産、そして提供して頂いておりました。この貴重な食材が能登半島の志賀町という地から震災前のように、そしてそれ以上に、たくさんの方々の手元に届くことができるように心より願っており応援しております。
皆さんからのご支援よろしくお願いします。
ラ・クロシェット オーナーシェフ
橋田 祐亮 様
『能登うなぎ』の養殖場がある志賀町の隣、羽咋市のフランス料理店『ラ・クロシェット』オーナーシェフの橋田です。
まず、能登半島地震におきましてお亡くなりになられた方々、そのご家族、ご親族、関係者の方々に対しまして、心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
当店でも長く荒井さんのうなぎを使わせていただいておりましたが、この度の地震で養殖場が大変な状況にあると伺い心を痛めております。
無投薬で愛情たっぷりに育てられた荒井さんのうなぎは肉厚で筋肉質。調理法によって様々な表情を見せ、料理人にとっても刺激的な食材で、お客様にも“脂ものっていてとても美味しい”とご好評をいただいています。
“料理は食材を超えることは出来ない”
という私の師の言葉を借りますが、食材あって、生産者がいてこそ私たちの仕事。
荒井さんの再起に向けて応援させていただきます。
皆様のお力添えのほどよろしくお願いいたします。
北里大学海洋生命科学部 准教授
千葉 洋明 様
現在、ニホンウナギは種の絶滅の危機に瀕しており,日本の伝統的な食文化であるうな丼の未来を守るためにもウナギ資源の保護と環境に配慮した新たな養殖技術の開発が喫緊の課題となっております.
我々はテレビの里山再生プロジェクトで持続可能なウナギ養殖技術の開発を目指して休耕田のため池を利用したウナギの粗放養殖の可能性を調査し、それらの成果を発信しています。
ここ里山の多い自然豊かな能登で生産されたウナギは従来のビニルハウスで育成される国産種にも勝る上質で味わい深い新たな特産品として高い評価を得ています。これはウナギにとってやさしいストレスの少ない資源循環型の環境で育つからと考えられます
この(有)ティ・エス・ピィで行われている環境に配慮した『能登うなぎ』の循環式養殖方法は従来法のランニングコストの課題を克服し、将来の持続可能な水産養殖業の発展に向けて多くの示唆に富んだ試みでもあります。
新たな特産品となった『能登うなぎ』の復活は被災地の復興のみならず伝統的な日本の食文化を守るうえでも重要な役割を果たすことは間違いありません。全国の養鰻業者をはじめ消費者でありウナギの資源保護研究に携わる我々研究者の切なる願いでもあります。ぜひとも全国各地の皆さんの暖かいご支援をお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る幼魚を池入して2ヵ月が経ちました。
2025/04/01 17:26活動報告を致します。約2ヵ月ぶりの投稿で大変申し訳ございません。幼魚も池入してから約2ヵ月が経ち、気温の変化がここ最近は厳しいですが、すくすく育っております。今月中には大きさによって選別して、大きい個体はもう少し大きい水槽に引っ越しする予定です。まだまだ暖かくなりそうでならない、温度調整が難しい季節ではありますが、手間をかけ無投薬で一日も早く支援者の皆様に返礼品をお届けするために、毎日幼魚と奮闘しております。 もっと見る養殖場改修工事完了
2025/02/04 09:52昨年1月1日に発生いたしました能登半島地震によって、被災しました能登うなぎ養殖場の改修工事が、1月31日引き渡しを行いまして完了致しました。昨日、建設ゴミや資材の残りを引き上げ周りがスッキリしましたので、支援者の皆様にご報告といたします。昨年9月25日から始まりました改修工事でしたが、約4ヵ月に及ぶ改修工事によって以前より養殖に適した建物に生まれ変わりました。震災前以上に養殖に専念、集中できるようになったと身も一層引き締まる思いでおります。1月24日に前回の活動報告でお知らせしましたようにクロコ(幼魚)を池入れし、一歩一歩ではございますが、復活に向けて着実に進んでおります。今まで以上にうなぎに気を配り、これ迄以上に美味しいと言われるうなぎ作りに邁進していきますので、変わらぬ応援、御支援宜しくお願い致します。 もっと見る能登うなぎの新たなる一歩
2025/01/25 11:11令和7年初めての活動報告を致します。令和7年1月24日昨年の能登半島地震以来、初めてのクロコ(幼魚)12,000匹の池入れを致しました。令和7年は既に年明けをしておりますが、漸く私も年が明けて新たなる一歩が踏み出せたことに感謝し、今まで以上に品質の高いうなぎを育てることを心に決めた一日でもありました。昨日は早朝から中部国際空港にクロコの引き取りに向かい、受け取り出来たのが午後4時でした。そこからトンボ返りで養殖場に戻り、到着したのが午後9時30分でした。それからの作業の段取りを写真でご説明いたします。①クロコの荷姿②30個あるダンボールの梱包を解く作業③池と同じ水温に慣れさす④池入れ(池入する前にもう二手間くらいかけるのですが、省略させて頂きます)池入完了が25日午前1時30分でした。それからしばらくは個体のチェックをして、作業終了です。養殖場の改修工事は、1月末で完成します。現段階で池入れに支障がないと判断しましたので、完成前に池入することに致しました。今回のクロコをクラウドファンディングご支援いただきました皆様に1日でも早くお届け出来ますように、これから丹精込めて育てていきますので、今後とも能登うなぎの復活及び能登の復興にご協力、応援宜しくお願い致します。今後は、建物の完成報告とうなぎの成長過程を報告していきたいと思っております。 もっと見る
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