自己紹介
ミクロネシア連邦は、北半球南太平洋のミクロネシア地域(南洋諸島とも呼ばれています)の真中に位置する国です。(人口10万人)小笠原諸島南方に位置し、戦前、国際連盟の決議により日本が委任統治(それ以前は、スペイン、ドイツの植民地)していたこともあり、日本とつながりの深い国となっています。日系人の割合も25%であり世界一となっています。NPO法人ミクロネシア振興協会はこのミクロネシア連邦と日本国の認証を受けた非営利組織であり、ミクロネシア連邦との人的交流と大いなる相互交流を25年間続けています。我々は、ミクロネシア連邦と日本との相互交流と大いなる自然・環境を大切にした活動、そして生産基盤に関わることの相互支援を軸にしながら身の丈にあった活動をしています。
ミクロネシア連邦の自然や生活とザビエル高校生の日本での研修風景
ミクロネシア連邦の自然や人々の生活と2013年から2015年までザビエル高校より研修生を日本に迎えた研修体験動画と研修生のその後の活躍とお礼の動画になります。
その他の研修生の中には大学院まで学修し連邦政府で働いている人、父親の家業を継ぎ貿易商として活躍している人もいます。日本での研修を通して勉強する範囲や世界観が広がり現在に繋がっています。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちはザビエル高校の学生2名を2024年の夏休みに日本へ短期研修させることを計画しています。研修先は首都圏と東北です。東京の観光スポットや能、歌舞伎の見学や若者文化に触れ、歴史的な建造物を見学し、千葉での農業宿泊を体験や更には東北の復興の姿を見に行くことを予定しています。
プロジェクト立ち上げの背景
私たちはミクロネシア連邦のザビエル高校の生徒たちを日本へ招待し、彼らに日本の工業、農業そして文化を体験してもらうことを目指しています。このプロジェクトは、彼らに海外経験を提供することで、彼らの未来に新たな可能性をもたらすことを目標としています。しかしこのような大規模なプロジェクトを実現するためには、皆様のご支援が必要です。彼らが日本の工場を見学し、文化施設を訪れ、農業体験をするための資金となります。また彼らが日本の文化と技術を理解し、自分たちの国に持ち帰って活用出来るようになるための資金でもあります。私たちは、このプロジェクトによって、若者たちが自分たちの未来を切り開くための知識と経験を得られることを信じています。みなさんのご支援は、彼らが自分たちの夢を追い求め自分たちの国の未来を形成する力となります。
あなたのご支援をお待ちしています。一緒に彼らの未来を明るくしましょう!
研修生のスケジュール
リターンについて
研修生からの日本研修に対しての感謝の気持ちのこもった礼状
並びにミクロネシア連邦の是非行ってみたいと思う観光動画をお届けします。
スケジュール
①プロジェクト開始 2024年 6月
②研修生受け入れ・研修 2024年 7月
③リターン品送付 2024年 8月
資金の使い道
ザビエル高校の学生2名分
①渡航費(往復航空券) 50万円
②国内滞在費 54万円
計 104万円かかります。
この費用を募金とクラウドファンディングで集めることにしましたので
みなさま方の温かいご支援をお願い致します。
最後に
日本研修はザビエル高校の学生にとって貴重な経験になります。日本語や日本の文化の知識を深めるだけでなく、日本の人々との交流を通して自分の国や文化についても見直す機会となります。また日本の先進的な技術や社会に触れることで、将来の夢や目標を持つことが出来ます。過去の研修生の中からアメリカの大学を卒業しジャーナリストになった生徒やミクロネシア連邦政府の職員で、在日本大使館の職員になった生徒もいます。日本での研修は、日本とミクロネシア連邦の相互理解と友好関係に貢献し、必ずや将来両国の「絆」・・・(ミクロネシア連邦の言葉でも「kizuna」:日本語由来)になってくれるでしょう。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最新の活動報告
もっと見る2.過去の日本研修の紹介
2024/05/21 10:00過去の日本研修について紹介します。少人数ですが過去に日本研修を実施し 研修生本人はもとよりその家族そして高校の先生さらにミクロネシア連邦政府から丁重なお礼・感謝のメッセイジをいただいております。過去の研修生の中には、アメリカの大学を卒業しジャーナリストになった生徒やミクロネシア連邦職員になった生徒もいます。このプロジェクトを通じてミクロネシア連邦と日本の「絆:KIZUNA」をより一層強いものとしていきたいと思っています。みなさまの熱いご支援をよろしくお願い致します。 もっと見る
ザビエル高校と日本の関係について
2024/05/19 12:42ザビエル高校は、かつての日本の信託統治時代に建設された通信施設を利用しています。1986年ミクロネシア連邦がアメリカから独立し、その施設を高等学校施設として使っています。ザビエル高校が所在するミクロネシア連邦チューク州モエン島(以下モエン島)は、人口約14,000人、チューク州の州都です。そして、歴史を紐解くと、1919年ジュネーブ条約(第1次世界大戦の戦後処理条約)で、ミクロネシア地域が国際連盟の名のもとに日本に委任信託統治を委託しました。そのミクロネシア地域は、現在のパラオ共和国、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島共和国、キリバス共和国、ナウル共和国、サイパン諸島を網羅していました。ミクロネシア地域ではありますが、当時グアムとフィリピンはアメリカの植民地でした。 かつてのミクロネシア地域(日本時代は南洋群島と呼称されていた)は今のパラオが首都として機能し、モエン島は南洋群の一地方でした。当時多くの日本人がこの現在のチューク州に住み、日系人の比率が一番多い州となっています。モエン島はその州都です。この学校はミクロネシア連邦内からだけでなく他のミクロネシア地域からも多くの学生を迎え入れています。 当ミクロネシア振興協会とザビエル高校は、2013年、2014年、2015年の3年間交流を続けていました。財政的な理由とコロナ禍など事情により、中断していました。また、奨学金の支援プログラムもこの間中断していました。本年からそれらの活動を再開することを理事会と総会にて確認を致しました。昨年8月に第75次訪問団を派遣して、ザビエル高校の校長先生とその2つの事業を再開することを双方確認致しました。 もっと見る
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