【人生で最大の宴をこことちぎで 佰宴祭】
今日で佰宴祭から1ヶ月がたちました。
あの瞬間は人生で最大の宴でした。
今でも僕は、この2日間を鮮明に覚えています。
今年の2月の中旬、僕はこの佰宴祭を開催する決心をしました。
たきびを囲んで語る会の全体LINEグループの参加者が100人になったタイミングです。
「このLINEグループが100人なのならば、全国から100人集めて、ワンピースのような宴を僕も開催できるんじゃね!?」
そんなノリで開催を決めました。
でも、心の奥にはある思いがありました。
それは、”栃木に仲間がいない”というものです。
仙台の”きっかけのきっかけをつくる超活動家”のゆうがと柏の”海賊侍”のさかじと3人でチームを組んで、あるイベントに向けて本気で準備をしていた時です。
このチームは本当に最高で、思ったこと全てをぶつけられる。おんなじ熱量で、物事を動かすことができる最高の仲間でした。
そんな最高の仲間が県外にいる一方で、栃木を振り返ると、そんな仲間と呼べる人は一人もいなかったのです。
栃木でたくさんの活動をしてきました。たくさんの挑戦をしてきました。
だけど、それらを振り返ってみると、いつもいるのは”レオさん”と一歩僕から後ろに立って頑張ってくれる人たちでした。
そこにたいへんむなしさ、悲しさを感じたのです。
僕と横並びに本気で活動をしてくれる仲間がほしい!!
そうして佰宴祭の開催を決めました。
佰宴祭を行うに当たり、まずは運営から最高の仲間にならなければならないと思いました。
だから、僕から声をかけるのではなく、僕の想いに共感し、一緒にやりたいと思った人から選抜して5人のチームにしようと思いました。
それがこの仲間です。
たから
あおしょ
あゆ
シキ
この4人は本当に最初から最後まで一緒に走り抜けてくれました。
最初に僕の想いを聞いて共感し、本気で一緒にやるって決めてくれたのです。
誰一人として欠かすことのできない最高の仲間が最初にできたことが佰宴祭成功の鍵だったと言えます。
その後、僕たち5人でこの佰宴祭をどんなものにしたいのかを約1ヶ月かけて話しまくりました。
本音で、本気で、自分の価値観を出しながらすり合わせていったのです。
それがこの5つの魅力です。
どんなあなたでもいい
なりたい姿になれる
全国に仲間ができる
誰もやったことのない体験を全員で
立場、肩書きにとらわれない
想いをただひたすらぶつけ合い続けた結果、見えてきたことがあります。
それは、僕たちは”何か"に追われているということです。
年齢、肩書き、立場、職、学業。
本当になんでもあります。
なんなら、追われていると思ったことがないものでさえ、追われているものかもしれません。
人間として生きていく中で、共に生きていかなければならないこれらから、僕たちはいったん"ひとやすみ"できる環境を創りたいと考えました。
社会からの圧力にとらわれず、ただ純粋に、ただ自分の想いから行動をしてみる。
そんな場所を通して、最高の出会いと最高の発見を提供したい。
そんな想いで創り上げました。
最初はお金なんかもっていません。
僕たちは学生です。
でも本気でこの場を創りたかった。
だから、クラウドファンディングを活用して資金集めをしました。
この想いのみで、本当に人は支援をしてくれるのか。
最初は不安でしかたがなかったです。
でも蓋を開けてみると、全国から192名もの人が支援をしてくれ、約164万円を集める事ができました。
僕たちはほんっっっっっとうに嬉しかった。
この僕たちが本気で考えた想いがこんなにも共感をしてくれるものになるなんて。
僕たちの想いは届くんだって思えた瞬間でした。
だから、その後も駆け抜けることができました。
開催一ヶ月前から、廃校に登校をして準備を続け、たくさんの物を買い、たくさんもギミックを準備しました。コンテンツも細かいところまで目を配り、参加してくれる仲間が笑顔になれるための工夫をちりばめました。
ずっと、ずっと200%を出す感覚。
だけどそこには辛さ・きつさよりも、何倍もの楽しさや期待・ワクワクがありました。
めちゃめちゃに準備をした本番全日、もう手一杯でオールで本番を迎えるほどでした。
そんなときに、運営各々の気持ちをいったん吐き出す時間があったのです。
「明日がめちゃめちゃに楽しみ。僕たちのこの佰宴祭がどんなものになるのか考えるだけでニコニコしちゃう。」
「もっとやりたいことがあった。もっと準備したいことがあった。だけど、明日が本番。今の全力を見せつけたい。」
「この佰宴祭を通して僕たちは何を表現できるのか。それがめちゃめちゃに楽しみ。」
「明日は絶対楽しい時間になる。それを信じよう。」
こんな会話があった気がします。
これまでの約5ヶ月間を明日からの2日間で表現をする。
それを最高に楽しみにした記憶があります。
そして本番、僕は宴基地の校庭で、仲間が来るバスを待っていました。
そのバスが入ってきた瞬間が色鮮やかな映像として思い出せます。
僕たちが本気で準備をしてきたこの場に本当に全国から仲間がきた!!
これから僕たちは最高な佰宴祭を創っていくんだ!
ずっと心が躍っていました。
ニコニコが止まらなかった。
それはこの2日間ずっとでした。
体育館で、校庭で、教室内で。
いろんな場を活用し、仲間の感情を動かし続けました。
僕も感情を出しまくりました。
1日目の夜。
本当はキャンプファイアーを囲みたかったけど、雨のせいでできず、体育館の中でただずっと自分のきもちを出し続けていたときです。
仲間という言葉をキーワードに僕の幼少期からのいきづらささ生きにくさの話をしました。
自分の心の扉を開ける感覚がそこにはありました。
そして、この場で一番伝えたかったのはこのことです。
『ぼくたちは、ひとりじゃない。』
どんなに裏切られても、どんなに悲しんでも、絶対に自分を必要としてくれる人がいる。
絶対に自分を信じてくれる人がいる。
そのことを伝えました。
そのことに対してみんなに伝わった気がします。
みんなが僕のことを受け入れ、そして、この場を受け入れてくれた。
そんな感情になりました。
2日目もたくさんワークショップをしました。
みんなで一体になり、みんなでこの場を楽しむ。
そして、自分もみつめる。
そんな場ができたと思います。
最後の方には感謝の気持ちを込めて、参加者同士とハグをする時間を創りました。
この時にはほとんどの人が泣いていたことを覚えています。
それは僕もです。
僕はこれまで涙というものには縁がありませんでした。
ほとんど泣いてこなかったのです。
でもこの2日間はたくさん泣きました。
たくさん心が動いたのです。
こんな最高な場を創れた。
僕たちが人生をかけて創ったこの場は、全員が満足するほど楽しい場だったと思います。
夢をかなえた先には、今後の人生でかけがえのない仲間になるであろう人たちがいました。
だから今は自分により自信を持って生きていけます。
もっとたくさんの挑戦をすることができます。
もっとたくさんの感情を出すことができます。
それは、本気で信じれる最高の仲間たちが全国にいるから。
僕はこれからも挑戦をし続けます。
ワクワクを大事に生き続けます。
ひとりじゃないよってことをずっと伝え続けます。
この夢を形にするお手伝いをしてくれたたくさんの皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
本当に最高の時間を創り上げることができました。
本当に心から自分を大事に生きることができました。
これからも見守っていて下さい。
これからも横を歩いていて下さい。
これからも一緒に活動して下さい。
これから出会う世界中の仲間へ
そして今までに出会ってくれた最高の仲間たちへ
あいしてる
佰宴祭代表/白金励大(レオ)
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