【RTA欧州遠征レポ(8月10日)】フランス中堅のルセルが再び優勝。偶然では決して勝てない欧州
1957年から開催されるフランス南西部の伝統レース「グランプリ・ド・ピュイ・レヴェック」に出場。
過去の優勝者には、現UCIプロチーム「トタルエネルジー」のベルノドーGMや、ツール・ド・フランスに6度出場したアントニー・ペレス(コフィディス)、そして日本の畑中勇介選手などがいる。優勝は2022年ツール・ド・ラヴニール総合57位のアントワーヌ・ルセル。プロ手前ギリギリの選手たちがアマのトップで鎬を削る。
【レース情報】
・レース名:Grand Prix de Puy l'Evêque(グランプリ・ピュイ・レヴェック)
・開催地:ピュイ・レヴェック
・カテゴリー:エリートナショナル(仏アマ最高峰カテゴリー)
・距離:90km(3.2km x 28周)
<リザルト>
1位:ROUSSEL Antoine(E.C. ST ETIENNE – LOIRE )2時間25分
2位:Gauthier NAVARRO (Béziers Méditerranée Cyclisme)
3位:Clément DELCROS (AVC Aix-en-Provence)
14位:渡辺一気
25位:楠本颯太
28位:税所蓮
【風間と辻は急遽UCIステージレースに出場】
なお、U19の風間大和と辻洸之介の2名な仏地元チームの計らいで急遽ジュニアカテゴリーのUCIステージレース「ラ・ロンド・デ・ヴァレ(UCIジュニア1.2クラス、8月10〜11日)」に出場。第1ステージはエリオット・ブレ(FDJ-U19)が優勝し、風間は95位(トップから8分15秒遅れ)、辻は114位(トップから9分12秒遅れ)でゴールしている。
<写真>「ラ・ロンド・デ・ヴァレ(UCIジュニア2.1)」で独走優勝を飾ったエリオット・ブレ(FDJ-U19/2006年生)は、フランス国内選手権ジュニアの個人TTにて2023年優勝、2024年は2位に入る実力者。近い将来、プロへと上がってくるであろう逸材だ。
引き続き8月末まで続く遠征にて最大限の成果を残すべく、RTA一同全力を尽くしますので、応援のほどよろしくお願い申し上げます。