注目のリターン
▼ご挨拶▼
AMAKUSA SONAR BEER合同会社 代表の荒木信也と申します。
この度は、数あるプロジェクトの中から興味を持って頂き、誠にありがとうございます!
我々AMAKUSA SONAR BEERは、前回のクラウドファンディングでの皆様のご支援のおかげで、2020年3月より熊本県天草市でクラフトビールの醸造を開始しました。
創業当初から、「クラフトビールを通し天草の魅力を世界へ」を合言葉に、熊本県・天草の地で日本最西端となるホップ畑を始め、天草でしか造れないビールを追求し、世界中で愛されるビールをもって天草の魅力を発信し続けること、そしてビールが苦手な人にも楽しんで頂けるビール造りを大切に続けてきました。
自社栽培のホップと天草特産品のパール柑を使用したフラッグシップビール「White Pearl」を始め、地元産の副原料にこだわった多種多様なスタイルのクラフトビールの醸造をしています。
今回私たちは、この4年間ビール造りを通して見えてきた地域の様々な課題解決に取り組むべく、醸造所で出来立てのクラフトビールが楽しめる「タップルーム」の建設にむけクラウドファンディングに挑戦します!
AMAKUSA SONAR BEER従業員一同
▼AMAKUSA SONAR BEERのビール達▼
まず初めに私たちの作るビールをご紹介させて頂きます。
醸造を開始してから4年、総勢200種類以上のビールをリリースしてきました。
「全ては"おいしい"のために」を念頭に試行錯誤を重ね、心を込めて日々醸造をしています。
特に熊本県は九州の中で農業大国であると同時にフルーツ大国でもあることを強みとしており、地元熊本県産のフルーツを贅沢に使用した唯一無二のビール造りを心がけています。
●White Pearl
自社栽培のホップと天草の特産品であるパール柑を自分たちの手でひとつひとつ丁寧に加工し、果皮・果汁を余すことなく丸ごと使用した、天草の魅力がたっぷりと詰まったAMAKUSA SONAR BEERのフラッグシップビール「White Pearl」。
●Fruits Smoothie Sour
AMAKUSA SONAR BEERを全国の皆様に知って頂くきっかけとなった、旬のフルーツなどを独自の配合と感性で掛け合わせたスムージーサワーエール。
天草産ソフトクリームを使用したトロミのあるビールや、 “つぶつぶみかん”のような食感も楽しめるビール、さらにはビールをフローズン状にしたフローズンスムージーサワーエールなど、常識に囚われず“クラフトビールをより面白く”を常日頃から追及しています。
ただ面白いだけではなく、フルーツ大国でもある熊本だからこそできる生産者の方々から直接仕入れた農作物は一つ一つ自分たちの手で加工し、スペシャルなクラフトビール造りを心がけています。
▼そもそもタップルームとは?▼
「タップ=生ビールの注ぎ口」+「ルーム=部屋」、つまり醸造所で造られたビールを提供する場所。
クラフトビール大国であるアメリカでは”ビールに旅をさせるな”という格言があるように、ビールにとって鮮度はとても重要な要素の一つです。
すなわち、今回私たちが目指している醸造所併設タップルームの建設は、出来立てのクラフトビールを一番新鮮でおいしい状態で提供できる特別な場所になると考えています。
▼タップルーム建設に掛ける想い▼
熊本市内から車で2~3時間ほどのところに位置する醸造所。
この場所を訪れた人は皆さん声を揃えて「遠いね、、、苦笑」と。
そんな場所にありながらも、クラフトビールを求めて多くの方が足を運んでくださいます。しかしせっかく遠くまで来ていただいたのにもかかわらず、今までは直営店すらなく、お断りさせて頂いたお客様や外観だけ見て帰ったという方が多数。。(本当に申し訳ございません。。)
そこで!!!!
クラフトビールを通し天草の魅力を最大に伝える役割を担いたい!という強い気持ちで今回、タップルーム建設に踏み切りました。
ブルワリーの建物も、以前は父が枇杷農家として活用していた農業用倉庫をリノベーションし、醸造所として使用しています。今回のタップルームは同じ敷地内にある私の生家でもあり、長く空き部屋となっていましたが、幼少期に祖父母と過ごした思い入れのある部屋を新たにタップルームとして、そして地域おこしの場所として生き返らせることと致しました。
▼クラフトマンの手掛けるタップルーム建設▼
前述したように、私たちは地域の生産者さん達と直接つながり、全て自分たちの手で加工から醸造までを一貫して行ってきました。一つ一つを自分たちの手を加えて造るクラフトビール醸造所らしく、タップルームも解体から建設まで、できる限りの工事を自分たちの手で行っております。
柱1つにしても私にとっては思い入れのあるものです。昔ながらの家ですが、今でも残る立派な柱や構造などは再利用し、新たにタップルームとして息を吹き返して使用します。
時にはOEMのビールの仕込みに来られた方々を巻き込み解体をお手伝い頂いたり…
時には東京でも活躍されている天草ご出身の一級建築士であり現在は地域を盛り上げるべく天草にゲストハウスの建設を進められている西山さんに図面を書いて頂いたり…
職人さんたちの指導の下、自分たちの手で少しずつ少しずつですができる限りの工事を進めているところです。
皆さんの手を借りながら作り上げることで、皆さんにとっても愛着のある場所にして頂きたいという想いです。
工事の進捗状況は、日々SNSを通じて発信していますので、温かく見守って頂けますと幸いです。
BYACCA design room代表 一級建築士の西山真璃子さん
▼タップルームで非日常を体験▼
目の前に広がるホップ畑を眺めながら‥
フェリーの汽笛やカモメの声を聴きながら…
出来立てのクラフトビールをゆっくりと嗜む…
工場直営でしか体験できない出来立ての新鮮なビールを、この天草の地で、贅沢な時間を過ごしながら味わってみたいと思いませんか!?
ブルワリー近くでは、野生のイルカが住む穏やかな青く澄んだ海が広がり、
街の喧騒から離れ、自然に癒されながら、ゆっくりと過ごしていただける場所にしたいと考えています。
タップルーム限定のスムージーサワーなど、これまで誰も挑戦してこなかった新たなクラフトビールの面白さを追求し、天草に足を運んだ人のみが楽しめる直営店ならではの “クラフトビールをより面白く常識に囚われず体験できる”場所を創り、タップルームを盛り上げます。
▼天草地区の抱える深刻な課題▼
どうして天草でタップルームを?について私の想いを少しお話させて頂きます。
●消滅可能性自治体
当社は醸造開始から1年経過した頃から、醸造規模を徐々に拡大しスタッフの雇用を行ってきました。Uターンだけではなく、新卒や家族で県外から天草に移住し働いてくれているスタッフもいます。
しかし、小さな会社で生み出せる雇用だけでは到底追い付かないほどに、天草市は、全国平均より早いスピードで人口減少が進むと予測されており、2024年5月に天草地域は「消滅可能性自治体」に位置付けられ、過疎化が深刻化しています。
●空き家問題
高齢化社会・過疎化が進むにつれ、人口や世帯数減少により起こる「空き家」問題も深刻化しています。
天草市は空き家率が22.2%(平成30年 総務省 住宅・土地統計調査)と、熊本県下でも二番目に高い状況です。
ブルワリーの敷地内にある私の生家も、昔ながらの敷地に広々と建てられており、今ではその広い家に高齢の両親が2人で暮らしています。
私の幼少期は最大8人家族で暮らしていましたが、現在はほとんど使われてない空き部屋だらけ。
●耕作放棄地
かつては田んぼだったブルワリー近くの耕作放棄地過疎化が進むことにより農業従事者の高齢化や農地の相続などによって、所有者では管理できなくなる農地が急増。耕作放棄された土地は荒れるのが早く、雑草が生い茂るだけではなく、鳥獣被害などにより周囲へも悪影響をもたらします。農地は一度荒廃化すると、元の農地に復元するのは容易ではありません。
このように過疎化がもたらす地域の問題はあらゆる分野で影響を及ぼしています。
私たちのできることは小さな力かもしれませんが、このような深刻な問題を少しでも歯止めをかけるべく、タップルーム建設に乗り出す事と致しました。
そして私たちは、タップルーム建設だけではなく、地域の課題解決に向け、様々な取り組み行っています。
お酒だけではない!大人から子供まで楽しめる“ものづくり”に向けて…!!!
▼地域課題解決に向けたAMAKUSA SONAR BEERの今後の取り組み▼
●天草市と協定締結×農業への参入
冒頭にも挙げた通り、耕作放棄地の増加が深刻化しています。
そこで私たちは、天草市と農業参入に関する協定書を締結し農業への参入を行い、市と連携し耕作放棄地を活用し原材料を自社栽培すべく動いております。
創業時より、私たちはブルワリーの敷地内でホップの栽培を行ってきました。今後は、本格的な農業参入により、自分たちの手で育てた、より安心・安全な原料を用いた”ものづくり”を目指していきます。
●清涼飲料水製造免許習得
農業参入により原材料の自社栽培を進め、クラフトビール造りで培ったノウハウを活かし、お酒だけではなくお酒を飲まない方や子供まで楽しめる、原材料にこだわった清涼飲料水製造免許習得に向けて準備を始めました。(現在審査の申請中)
●農地習得により原材料栽培
既に2反(約2,000平米)ほどの畑を契約しており、そこでクラフトコーラなどの原材料となるサトウキビや唐芋(サツマイモ)を栽培します。
今後は生産量の増加と栽培する種類を増やして更に拡大していきます!
●建物老朽化により製糖工場を事業継承
過疎化の影響は、後継者問題や建物の老朽化による廃業など様々な影響を及ぼしています。
私も小さいころから慣れ親しんだ地元の老舗製菓店でも、建物の老朽化により100年以上続けられてきた製糖部門を辞められるご決断をされました。そこで、まだまだ現役として使える製糖機械を譲って頂く事となりました。ビールだけでなくクラフトコーラなどの清涼飲料水などに使用する黒糖・糖蜜なども自分たちの手で加工する予定です。
●クラフトコーラの開発
クラフトコーラの原材料となる生薬の一種「月桃」や味の決め手となる柑橘「パール柑」も天草産にこだわり、未だかつてない体に良い天草産クラフトコーラをぜひ楽しみにしてください!
地域に根差してクラフトビール造りを行ってきた4年間。
様々な地域の課題に触れ、深刻化を増していることを日々痛感しております。
タップルームの建設は、クラフトビールを通して行う地域おこしのきっかけ、そして課題解決の1つの手段であると考えています。
▼スケジュール▼
皆様からの温かいご支援をいただき、計画通りに移転を実現させるため、全力で取り組んで参ります。
・2024年秋 基礎工事(完了)
・2024年12月~ 内装工事
・2025年1月~ 設備の導入
・2025年3月~ 順次リターン発送
・2025年3月20日 オープン予定
※工事の状況により、上記スケジュールは変更する場合があります。
▼タップルームオープニングイベント▼
2025年3月に、AMAKUSA SONAR BEERは5周年を迎えます。
そこで5周年記念及びタップルームのオープニングイベントは、地域の伝統的なお祭り「“天草八十八ヶ所巡り”大師祭」に日を合わせて開催致します。
高齢化が進むに連れてなくなっていく地域の伝統行事。
僕が小さいころから体験している伝統的な祭りを、天草島外から来ていただくお客様には天草の魅力や伝統を知って頂く、そして地域の方々にはクラフトビールの魅力を知って頂く、地域活性化の相互交流の場として、地域の方々と一体となったオープニングイベントを行いと思っています。
▼天草地域×クラフトビール・様々なイベントも計画中▼
タップルームでは、ビールを楽しむだけではなく、来ていただいたお客様に天草らしさも「体感」していただけるクラフトコーラ造り体験や、海釣り体験、地元のガラス工房様とのグラス作りを体験など、天草ならではの様々なアクティビティも計画しております。
▼ご支援いただいた資金の使い道▼
タップルームの建設には、総額500万円ほどが必要です。
・改築費、内装費、設備費など 約400万円
・CAMPFIRE手数料:約100万円
皆様から支援いただいた資金は、建設資金として大切に使わせていただきます!
▼返礼品▼
私たちのプロジェクトにご支援いただいた方々には、新設するタップルームでのオープニングイベントや、オリジナルグッズなど多数様々な返礼品をご用意しております。
ご支援いただいた方々には心より感謝申し上げます。
▼最後に▼
最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございます。
私たちは美味しいクラフトビールを作ることはもちろんのこと、ローカルブルワリーとしてまだまだ沢山の可能性を秘めたクラフトビールの魅力を一人でも多くの方々に伝えたい、そして一人でも多くの方に私たちのクラフトビールが造られている場所で飲んで欲しいという想いです。
地元に根差す企業として、過疎化が進む現状に向き合い、一人でも多くの人に天草に足を運んでいただき、天草を楽しんでいただき、また訪れたいと思っていただけるきっかけに繋げていきます。
タップルームをつくりクラフトビールの魅力を伝えること、そして地域活性化のひとつとして天草に貢献し、天草をより盛り上げるためには皆様のご協力が必要です。是非ともご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
●法令規定による酒類販売管理者標識の掲示
販売場の名称及び所在地: AMAKUSA SONAR BEER合同会社 熊本県天草市五和町鬼池1468-1
酒類販売管理者の氏名: 荒木 信也
酒類販売管理研修受講年月日: 2023年1月26日
次回研修の受講期限: 2026年1月25日
研修実施団体名: 宇土小売酒販組合
最新の活動報告
もっと見る応援メッセージ:平下 豊様(合名会社 天草酒造 代表取締役社長)
2025/02/07 16:19平下 豊合名会社 天草酒造 代表取締役社長天草諸島で初めて醸造家として得た同士。僕は焼酎で、荒木くんはビールで。どちらも思いは一つで、クラフトビールと焼酎で天草の魅力を発信して、この天草を世界中の人たちが注目する島にしたい!!いつもメチャクチャ飲みながら記憶無くすまで語りあっています!!天草酒造も全力で応援しています!!皆様もぜひ応援宜しくお願い致します。 もっと見る
再追加)オリジナルグラス付リターン追加のお知らせ
2025/02/06 17:02本クラウドファンディングを開始してから間もなく1ヶ月が経過します!!本当にたくさんの方々にご支援いただきまして、誠にありがとうございます!!皆様のご支援と温かいお言葉に、日々元気をいただいております。先日追加したオリジナルグラス付のリターンも早々に上限に達し、完売となりました!!ご購入いただいた皆様、ありがとうございます!!まだまだDMやSNSでお問合せをいただく状況が続いておりますので更に追加することといたしました!数量限定にて特別価格で設定しておりますので、ぜひこの機会にご購入くださいませ。本クラウドファンディング終了まで約3週間、全力で取り組んで参りますので引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします!! もっと見る
応援メッセージ:CANDLE JUNE様
2025/01/30 11:23荒木くんのビールの味を私は知りません2001年世界同時多発テロが起きてから平和の火を灯したキャンドルとともにアメリカやアフガニスタンなど戦争やテロが起きた場所を灯す旅に出る際に「戦争やテロ的な用法を用いた争いが終わるまでお酒をやめる」と約束したのであの日からお酒が飲めていません荒木くんは熊本地震で大変だった時に私たちの支援を受け入れてくれて熊本理事にもなってくれました長野で水害があってりんごの畑の泥かきをしていたら熊本からやってきてくれてそのりんごを買い取ってビールにしてくれました以降毎年りんごのビールを作ってくれています毎年3月11日に福島でイベントをおこなっていますが熊本からやってきてくれます毎年熊本地震の命日には益城町でキャンドルを灯させてもらっていますが荒木くんが現地の方々と繋がってくれています2024年の1/1私はダウンして寝込んでいましたが荒木くんからのLINEで1/2の朝目覚めました「能登行くんすか?」年末から寝込んでいた私は意味がわかりませんでしたが各地の仲間たちからの連絡でその日のうちに能登に行くことになりました荒木くんも気がつけば能登にいました熊本の益城町のみなさんが手編みした帽子やマフラーなどの物資をたくさん持ってきていましたかっこいいやつだなと思いました誰かが困っていたらすぐにやってきてできることをする益城町のお母さんたちのたくさんの手編みの帽子はちゃんと繋がってくれているから託されたんだ熊本市に住んでいながらも生まれ故郷の天草に2時間以上かけて通ってビールを作る始める前に聞いた時はきっと大変だから地元の仲間に任せるんだろうなと思ったらいまだに自分が行き来しているというなんとも効率的ではない人だなあと思いつつもそんな忙しい中でも被災地にすぐに飛んできてくれるんだ私は荒木くんたちが作っているビールの味は知りませんが荒木くんがとても最高な人間だということは知っています私もこのプロジェクトに参加させてもらいたいと思います私を知っている人たちにも伝えますどうかみなさん荒木くんが新たに始めるこのプロジェクトに参加してくださいよろしくおねがいいたしますCANDLE JUNE もっと見る
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