滋賀県草津市の株式会社アットスクール代表の鈴木様とお話させていただきました。
鈴木様は、20年前に不登校や発達障害のこどもための勉強をする場所としてこの塾を開校されました。その時代はまだ、発達障害や不登校という言葉が世に大きく取り沙汰されていません。そのため、行政、学校や教育委員会からの理解を得られるまでに大変ご苦労されていたそうです。しかし今や新聞で執筆されたり、様々な場所で講演されたり、学校からの協力依頼も途絶えることなく、毎日大変お忙しくされております。
現在アットスクールは県内3か所、他府県では京都、大阪、兵庫、愛知にも開校されております。
多くのこどもたちが大人になって、社会で活躍されています。
そんな鈴木様にお会いさせていただいた目的は2つ。
①経営という面から、この事業の継続性や必要性などをアドバイスをいただくこと
②さきいろラボに来るこどもたちの受け皿としてお繋がりをいただくこと
事業内容について、非常に共感くださいました。これからのこどもたちに必要な社会性については学校だけでは難しいということ、地域で支える必要があることを共に確認できた時間となりました。そして経営という点では、持続的に行っていくためのアドバイスを沢山頂戴いたしました。高校生向けも欲しい、と言ってくださったことは私の新たなチャレンジになりそうです。
また、受け皿という点でもお力をお貸しいただけることになりました。さきいろラボで講演などもしていただけます。
私がこの事業をカタチにし始めた時、様々な方から不登校支援ですか?発達障害の方向けですか?と聞かれました。私は特に分け隔てなく、挑戦してみたい、というこどもたちに来て欲しいと思っていましたが、予想以上にそのような方のご反応があったことに驚きました。しかし、私は専門ではありません。お話を聞くことは出来ても、お力になれることが無い。そこで、受け皿となって専門的に相談できる場所として、行政とは別に必要だと感じて鈴木様にお願いした次第なのです。
さきいろラボとして始動していくにあたり、様々な方との連携が必要であり、その形が整い始めました。
次は集客していくための認知をあげていくことと、継続的に運営していくための昼間の収益計画を立てていきます。
こどもたちが来てくれる場所を守るために。