10月25日、「ふるさと湯沢 次の150年へ」をテーマに、地元老舗企業社長をゲストに迎え、「対談」「熟議」を行いました。
※「熟議」多くの当事者が「熟慮」と「議論」によって問題の解決を目指す対話
地域住民の代表である学校運営協議会委員と保護者、教職員による熟議は、これまでも開催しておりましたが、児童を加えての熟議は初めての試みでした。
熟議の前に、教頭先生と老舗企業社長との対談を実施。
老舗企業社長からは、企業理念や経営努力、地元に対する思い等について、6年生にも分かる言葉で、熟議につながる話題提供をしていただきました。
対談後の熟議では、6年生児童と学校運営協議会委員、保護者、教職員による活発な意見交流がなされました。
熟議の中で、地域のよさとして話題に上ったのは、自然や農産物、地域のうまいものや商店、お祭り等。
他にも、「目に見えないよさ」として「人が優しい」という意見が多く出され、「近所の人がいつも声をかけてくれる」「見守り隊の方があいさつをしてくれる」「友達が優しい」とうれしそうに語る子どもたちの姿が印象的でした。
6年生には、大人の意見を聞き、自分の考えを述べながら、地域の歴史や魅力、未来について多様な視点から考えるよい機会となりました。
熟議の最後には、参加者全体で感想交流も行いました。
6年生の「地域のために、自分たちにもできることがある」「できることから取り組んでいきたい」「湯沢西小学校がずっと続いてほしい」「お米は地域の自慢。家業の米づくりを続けていきたい」「一つ信念をもって生きていくことが大切だ」との力強い意見等は、150周年記念事業「タイムトラベルプロジェクト」でめざす子どもの姿と重なり、プロジェクトの進行とともに子どもたちの学校愛や地域愛が膨らんでいくのを実感しています。
11月16日はいよいよ、150周年記念式典です。