エルサルバドル マイクロロット Las Nubes農園 ブルボン ウォッシュ
今日は飲み比べセットのリターンにあるエルサルバドルについて記載していきます。
コーヒーの産地としてはあまり聞いたことがないと言う方がほとんどだと思いますが、
個人の印象としては、とても飲みやすく、お客様にお勧めするととても喜ばれます。
dark roastしていますが、あまり深くなりすぎないように中深煎りでコーヒー豆を取り出しています。
焙煎度が深いほど酸味がなくなり、苦味が増していきますが、
中深煎りなので、程よい苦みとエルサルバドルの特徴の柔らかい酸味が残り、飲んだ後に華やかな香りが鼻を抜けていきます。
以下、ストーリーを見ていきましょう!
100年以上の歴史を持つエル・ボルボロン
1985年創業。コーヒー栽培に関しては創業前から取り組んでおり、100年以上の歴史があるエル・ボルボロン社のドライミルでは、徹底的な品質管理が行われています。周辺の良質なコーヒーを生産する農園とパートナーを組み、原料の選定だけでなく、苗木の生産から着手し、品質の高い苗木を各農園に提供しています。ラスヌベス農園はそのパートナーの一つです。エル・ボルボロン社の栽培指導員と、できるだけ有機堆肥を使用する栽培方法を一緒に考えながら、良質なコーヒーづくりに取り組まれています。エルサルバドルは元々栽培技術は高いですが、その中でもエルブルボン社が雇っている栽培指導員はとても優秀だそうです。
シェードツリーが育む高熟度のチェリー
この度、当店で仕入れたラスヌベス農園のロットは、収穫期間中の中でもっとも熟度が高まるタイミングのもののみを使用し、その中でもしっかりと精選加工ができたロットを厳選されたそうです。そのためか、今までにエルサルバドルでは味わったことのないほどフローラルで、ジューシーな味わいの水洗式コーヒーとなっています。この農園では主に、ブルボン種とティピカ種が育てられており、試験的に、パーカスやハイブリッド系の品種が植えられています。インガと呼ばれるシェードツリーを使用し、日照量を調整するために定期的にシェードツリーの剪定を行なっています。水洗いの後の乾燥では、天日乾燥のほか日陰でゆっくりと乾燥させる工程を挟むことによって、コーヒーにストレスを与えずに良質な味わいを作り出すことができたということです。
(海ノ向こうコーヒー:抜粋)
次回はエチオピアについてお伝えします!