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「糖尿病は自己責任」そんな偏見を無くしたい。東京マラソン2025で認知の拡大を!

ある日突然"1型糖尿病”を発症した27歳が、東京マラソン2025に挑戦。チャリティーランナーとして東京を走るまでの道のりをSNSで発信し、糖尿病の正しい認知拡大を目指します。1人でも多くの方に糖尿病を正しく知ってもらうため、是非皆様のお力添えをお願い致します。

現在の支援総額

474,000

215%

目標金額は220,000円

支援者数

51

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/02に募集を開始し、 51人の支援により 474,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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「糖尿病は自己責任」そんな偏見を無くしたい。東京マラソン2025で認知の拡大を!

現在の支援総額

474,000

215%達成

終了

目標金額220,000

支援者数51

このプロジェクトは、2024/08/02に募集を開始し、 51人の支援により 474,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

ある日突然"1型糖尿病”を発症した27歳が、東京マラソン2025に挑戦。チャリティーランナーとして東京を走るまでの道のりをSNSで発信し、糖尿病の正しい認知拡大を目指します。1人でも多くの方に糖尿病を正しく知ってもらうため、是非皆様のお力添えをお願い致します。

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【祝!目標金額の22万円達成!ネクストゴール100万円を目指します!】

プロジェクト開始からなんと2日目で目標にしていた22万円を達成することができました!
皆様のご支援のおかげ以外の何物でもございません!本当にありがとうございます!!

今後さらに支援の輪を広げ、100万円を目指して頑張ります!
追加の資金は、"患者の声”をより多く集める為、全国の大会出場+患者交流会への費用として使わせていただきます!
8/31がプロジェクト最終日。最後まで応援よろしくお願いします!!!


はじめまして、本間たいきと申します。この度は数あるプロジェクトから本ページをご覧いただき、ありがとうございます。

僕は、25歳の春に突然『1型糖尿病』を発症し、生涯に渡りインスリン注射を打ち続けなければ生きていけない身体になりました。

飲み食いするたびに打つインスリン注射(主に糖質)


「現代の医学では治らない病気です。」

そう医師から告げられた時、一度は人生に絶望し鬱になりました。しかし、同じ病気を抱える小学生の子に救われたことがきっかけで「この病気で孤独に苦しんでいる人のために生きよう」と病気を受け入れることができ、

去年『インスリン注射しながら自転車日本一周』という挑戦で、全国の患者さんと交流しながら“患者の声”を集めた『つなぐノート』という冊子を作成しました。


インスリン注射を打ちながら日本一周する様子

全国で交流した患者さんや医療従事者は450人以上

“患者の声”も300枚以上集まりました

“患者の声”を発症年数毎にまとめた『つなぐノートVol.1』

そんな僕が今回成し遂げたいことは…

”チャリティーランナーとして東京マラソン2025に挑戦。東京で42.195kmを走るまでの道のりをSNSで発信し、糖尿病の正しい認知拡大を目指す!”

 ーーーー以上になります!


皆さんは糖尿病と聞くと何をイメージしますか?おそらく『生活習慣病』とか『肥満』を連想する方が多いと思います。

しかし実際には、糖尿病は大きく分けると”1型”と”2型”があります。1型は主に自己免疫疾患によるもので生活習慣は関係なく、生活習慣病と知られる2型も実は半分が遺伝因子です。

小児発症する子ども達がいるように、 健康的な生活をしていても発症する人は多いのです。

僕もその一人でした。


発症時の様子

「あなたは1型糖尿病で、これから毎日4回以上のインスリン注射が必要です」

身長172cm、体重59kgと元々少し痩せ気味だった僕は、ある日突然の過呼吸で倒れ、病院で医師からそう告げられました。

注射を打たないと血糖値が下がらない

お菓子を食べるのにもジュースを飲むのにも、糖質量に合わせて注射を打たなければ血糖値が上がり続ける1型糖尿病という病気。

退院後はインスリン量の加減がわからず、低血糖で動けなくなることが頻繁に起きていました。



「同じ病気の人はどうやって生活してるんだろう?」

そんな思いからSNSで情報収集をするようになり、他の糖尿病患者さんと繋がる為少しづつ自分でも病気のことを投稿するようになりました。

右も左も分からず、病気を一人で抱え込んでいた僕にとって、SNSの発信は人との繋がりを感じられる唯一の手段でした。


Instagramではよく料理の投稿をしていました

そんなとき、僕の人生を変える大きな出来事が起こりました。

TikTokで投稿した動画がバズリ、より多くの人に発信が見られるようになったのです。同じ病気の人ともっと繋がるチャンス!と思った僕は、いち早く次の動画を投稿しました。


しかし、思いもよらぬ方向からその投稿は大荒れ。

糖尿病じゃない人達にも発信が届き、その人達から総攻撃を受けることになります。


「自分が悪い生活習慣を続けたから糖尿病になったのであって、自己責任だ。」

「その治療が保険診療で行われるのは、医療費の無駄遣いではないのか――。」


ただでさえ慣れない注射生活や、頻繁に起こる低血糖で疲弊していた僕は、そんな糖尿病に対する偏見が重なってうつ状態になりました。

わけも分からずこんな病気になって、毎日生きるだけでも大変なのに『それは自分のせい』と言われ。

発症したばかりで安定しない血糖値を見るたび食べることが怖くなり、ついには箸を持つ手が震え涙が出てくる。

動悸が大きくなるたびに、「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせ深呼吸をする。


『なんでこんな病気になったんだろう』『注射してまで生きて何の意味があるんだろう』

この時すでに身も心もボロボロでした。


そんな辛かった時にSNSで1つのメッセージが届きます。糖尿病を息子に持つ親御さんからです。


医師から原因不明と言われてからずっと病気を受け入れることができませんでしたが、このメッセージを見て、


「あぁ、僕はこのためにこの病気になったんだな」

そう思うことができ、今後の人生糖尿病で苦しんでいる人達のために生きようと、そう決心しました。

その後糖尿病の発信活動を再開し、YouTubeも始めました。チャンネル登録者数も1ヶ月で1万人以上増え、ニュースサイトに取り上げられるほどに。

発症当時は一人ぼっちでつらい思いをしていたので、同じようにつらい思いをされている方からコメントを頂くと、この活動をしていて本当に良かったなと心から思います。

同じような患者さんに一人じゃない事を伝えたい。偏見で苦しんでいる人達がいる現状をどうにかしたい。

そんな思いで去年の自転車日本一周企画を実行しました。


昨年の自転車日本一周プロジェクトでは、156日をかけて全国32箇所で患者交流会を行い、延べ450人以上の患者さんや医師の方と交流することができました。

テレビ、新聞といったメディアへの露出も18回と、糖尿病に縁が無い層の方々にも広く患者さんの声を届けることが出来たかと思います。

にいがた経済新聞 /【糖尿病への偏見をなくしたい】本間太希さん「インスリンを注射しながら自転車日本一周」の挑戦、地元新潟市で感動のゴール

しかし、全国各地の患者さんの生の声をより多く聞くにつれて、未だに蔓延る偏見の話や、地域間の医療格差といった新しい問題も同時に見えてくるようになりました。

佐賀県での患者交流会の様子

これまでの活動で1番重要性を感じているのは、
"糖尿病に縁のない方々に発信を届ける”という点です。

プロジェクトも発信も糖尿病の話だけになってしまうと、糖尿病に興味がある人にしか発信は届きません。

「孤独な思いをしている患者さんを繋げたい」
「糖尿病の正しい認知拡大を目指したい」

そんな当プロジェクトにおいては、既存の医療機関とは別の切り口で、誰もが興味のあるエンタメ要素をベースにした発信で間口を広げる必要があります。

そこで今回、国内最大規模のマラソン大会『東京マラソン』を走るまでの過程をエンタメとして発信・メディア露出することで、今まで同じ病気の人と繋がりを持ちたくても持てなかった患者さんや、糖尿病にそもそも縁がなかった方々に、より情報を届けることが出来ると思い今回の企画実行に至りました。


【つなぐノートVol.2について】

予定ページ数:64p
数量:80部
予定サイズ:B5
冊子のお届け:2025年6月
Web掲載:2025年12月予定

・ホームページに掲載することへの許可
・冊子化しクラウドファンディングのリターン品に設定することへの許可
これらの許可をいただき制作致します。


【これまでの患者交流会の様子】

前回の患者交流会:参加者計54名

内容①患者体験談(計3名)

内容②グループトーク

小学生の患者さんから“患者の声”を貰う様子

東京マラソン2025のチャリティーランナーとして走る為の寄付金(※)、その後の患者交流会の運営費として使わせていただきます。
※自身で支払済みの寄付費用(マラソン参加にかかる費用)の補填

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【東京マラソン2025チャリティとは?】
東京マラソンを通して、チャリティ活動の輪を広げる取り組みです。
寄付先団体が設定する金額以上をいただいた方の中でご希望の方は、チャリティ活動をアピールしていただくチャリティランナーとして東京マラソン2025に参加することができます。(東京マラソン2025公式HPより抜粋)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【内訳】
①東京マラソン2025 日本IDDMネットワークを通じた寄付金:10万円
②東京マラソン後の患者交流会費用:6万円
②リターン準備費用:6万円

合計:22万円

集まった以上の資金は、"患者の声”をより多く集める為、各地のマラソン大会出場+患者交流会への費用として使わせていただきます。

◾️寄付先の法人名:認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク
日本IDDMネットワーク公式HP(東京マラソン2025チャリティについて)
※支援者様が寄付金控除を受けられるものではありません。

◾️手数料について
・支援者の方から支援時に、別途ご協力費(12%+税)をいただいております。



■募集方式について本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

【大会スケジュール】
※抽選の関係上、東京マラソン以外は予定スケジュールとなります。

2024年8月25日 北海道マラソン
2024年10月13日 新潟シティマラソン
2024年10月20日 東京レガシーハーフマラソン
2024年12月1日 湘南マラソン
2025年2月16日 京都マラソン
2025年2月23日 姫路城マラソン:ファンラン
2025年2月24日 大阪マラソン
2025年3月2日 東京マラソン(チャリティーランナー)

【実施スケジュール】
2024年8月中旬:寄付入金(事前入金)
2024年8月下旬:クラウドファンディング終了
2024年9月下旬:活動報告にて寄付証明の提示とお礼メールの履行
2025年3月2日:東京マラソン→患者交流会
2025年6月中:つなぐノートの発送

先日、とても嬉しいご連絡をいただきました。 

「1型糖尿病を発症してから、半年間ずっと小学校に行けてなくて」 と、日本一周中に会って一緒に遊んだ小学生のお母さんからのメッセージです。

「登校してもずっと保健室で過ごす日もありますが、最近少しずつ学校に行けるようになってきました。」「今でもインスリン注射を打つ手が急に止まって落ち込むことも良くありますが、12歳の小さな心で何とか頑張って生きてくれています。本当にありがとうございました」

こういったメッセージをいただく度に、「あぁ、日本一周に挑戦して本当に良かったな」と心から思います。


日本一周を達成できたのも、全国で沢山の患者さんに会えたのも、この子に会えたのも、
全てはこのクラウドファンディングで僕を応援してくれた方々のおかげです。

今回のクラウドファンディングでも、そんな子ども達の嬉しいお話を報告できるよう尽力しますので、
是非皆様のお力添えをどうかお願い致します!



最新の活動報告

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  • 10月20日に行われた東京レガシーハーフマラソンに出場しました。タイム:2時間05分57秒2週連続のマラソン大会出場ということで、先週の新潟シティマラソンでのダメージに不安が残る中での今回のハーフマラソンでしたが、皆さんの応援のおかげで無事完走することができました。応援してくださった皆様、本当にありがとうございます!【前日】初めての国立競技場まずはランナー受付ということで、国立競技場でゼッケンを受け取りに。マラソン大会では、事前にゼッケンが郵送で送られてくる場合と、前日に会場で受け取る場合の2パターンがあります。僕は国立競技場自体が初めてだったので、その圧倒的な大きさにテンションMAX。今回の東京レガシーハーフマラソンは、スタートとゴールが国立競技場の21.0975kmコースです。終始ワクワクしながら受付を終え会場を後にします。【前日】ついでに通院してきました。せっかく東京に来たので、ついでに月一の通院も終わらせてきました。HbA1cは8.6%と、先月から0.1%下がってて少し安心。「とりあえず7.5%まで頑張って下げましょう」と、来月もちゃんと通院することを先生と約束し、翌日のハーフマラソンに向けて早めに帰宅します。【大会当日】朝7:00に国立競技場へ朝5:00に起床。朝食におにぎりを3個食べて、スタートの3時間前に朝食分のインスリンを注射しておきます。そうすることで、スタートの8:05にはインスリンの最大効果時間が終わり、マラソン中の低血糖のリスクを下げることができます。7:40、手荷物を預けてスタート位置へ。予報になかった雨が、ポツポツと降ってきました。毎回時間ギリギリで、ウォーミングアップ出来ずにスタートするのやめたいです。スタート前に、東京都知事の小池百合子氏の応援メッセージが液晶にて流れてます。こういうところにすごく東京を感じます。血糖値は208。走るにはちょうどいい高さ。【スタート】最初からみんな速すぎる。8:05スタート。会場の拍手とともに、皆徐々に走り始めますが…速い…速すぎる…!周りのランナーのスピードが速すぎて驚愕。ちなみに僕の待機していた位置はCブロック。予想外に周りのランナーが早く、それに釣られて僕のスピードも上がってしまいます。(マラソン大会は基本、事前に提出している予想タイムから待機ブロックが順に割り振られることが多いみたいです。)【3km】膝裏の痛み、再発。周りのスピードについて行けず、どんどん追い越されながら3km到達。突然、右膝に激痛が走ります。1歩1歩足が地面に着くたび、ピキッと膝裏に走る激痛。実は、1週間前のフルマラソンで既に痛みが出ていました。接骨院で毎日電気を当ててもらい、既に痛みはなくなっていたので、ハーフマラソンなら終盤までは持つだろうと思っていましたが、予想外のオーバーペースでまさかの3kmで痛みが再発。これはマジでヤバイ。と、完走できるか不安になりながらも、なるべく左足で走るようにしていました。【10km】同じ患者さんの応援で気力が回復。前回の新潟シティマラソンは、後半ほぼほぼ歩いてしまったということもあり、「今回は歩かずゴールしたい…!」という自分の中で、最低限の目標をもっていました。しかし、膝の痛み的にこのまま走り続けて途中棄権するより、「時間がかかっても歩いてゴールしたほうが良いのでは?」と10km地点で思い始めます。そんな意気消沈している時に沿道から「たいきー!頑張れ!」と、僕の名前を呼ぶ声が聞こえます。同じ患者さんがわざわざ応援に駆けつけてくれていました。この応援のお陰で足が軽くなり、イケる…!イケるぞ…!と走る気力が回復しました。【15km】ちょいちょいある坂道がキツい。今回のコースは所々で坂道が出現し、そのたびに痛みが出てきますが、太腿の筋肉を使ったり、お尻の筋肉を使ったりして、なるべく痛みが出ない走り方でなんとか前へ進み続けます。あと少し…!【21km】ついにゴール地点の国立競技場へなんとか21km走り、ゴール地点の国立競技場に到着。スタート時とはまた一味違う感動を全身で感じながら、最後のトラックに入ります。そしてついにゴール…!タイムは2時間05分57秒と、ギリギリ2時間を切れませんでしたが、なんとか歩かずゴールすることが出来ました。血糖値的にも低血糖を起こすことなく、及第点のコントロールだったかなと思います。【ゴール直後】膝の痛みが酷く、すぐ救護室へ。フィニッシュゲートをくぐり足が止まった途端、膝の痛みが爆発。その場から1歩も動けなくなってしまったため、近くのスタッフさんが車椅子を持ってきてくれ、そのまま救護室でアイシングをしてくれました。足を包帯で圧迫し、どうにか歩ける状態に。足を引きずりながら、フィニッシュタオルやゴールメダルを頂き、これから4階の手荷物置き場に荷物を受け取りに向かいます。階段30分くらいかかりましたそんなこんなで、無事東京レガシーハーフマラソンを終えることが出来ました。【午後】その後、すぐ患者交流会へ国立競技場を後にし、午後は神田で報告会兼患者交流会を開催しました。血糖値や補給タイミング、使ったデバイスや準備など、今回のハーフマラソンにまつわる話から、これまでの日本一周の話など、僕からは30分ほど喋らせていただきました。その後、一度フリートークの時間を挟み、同じ1型糖尿病で千葉患者交流会を運営している健人さんから、患者トークをしていただきました。千葉での患者交流会の様子や、これまで登壇した患者さんのお話、イベント開催の際に大事にしていること等、僕自身とても勉強になるお話をしていただきました。もう一人、埼玉患者交流会を運営しているめぐみさんにもお話をしていただきました。患者としてのご自身の体験談や、交流会を始めるに至った経緯、今後のイベント等、現在たくさんの患者さんが参加されており、皆さん毎回とても楽しみにしている旨が伝わっていました。今回、初めて2週連続でマラソン大会を走るというチャレンジをしてみました。フルマラソン後、1週間で足の筋肉痛や全身の疲労感は抜けたと思っていたのですが、内蔵や関節といった箇所の蓄積されたダメージが、ハーフマラソンで痛みとして早々に出てきました。今回はフルマラソンの翌週にハーフマラソンという内容でしたが、来年2月には大阪マラソン(フル)の翌週に東京マラソン(フル)と、2週連続フルマラソンを走り切るという目標を立てています。更にキツい状況が予想されますが、今回の経験をもとにフォーム改善や走り込みを強化し、必ず2大フルマラソンを走りきれるよう頑張っていこうと思います。応援に来てくださった皆様、本当にありがとうございました!!! もっと見る

  • いつも温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。この度、10月13日に行われた新潟シティマラソンに出場してきました!タイム:5時間58分32秒結果はとても悔しいタイムとなりましたが、皆様のサポートが大きな励みとなり最後までゴールできたことを、心より感謝申し上げます!【スタート】すべての原因は序盤のオーバーペーススタート地点のデンカビックスワンスタジアムにて今回のフルマラソンは8月に行われた北海道マラソンに続き、人生で2回目となる挑戦でした。スタート時の気温は19度と走りやすい気候で、地元新潟で走れるということもあり、序盤はキロ6分ペースというオーバーペースで走ってしまいました。8km地点の万代橋エリア雲一つない青空でとても気持ちよく、沿道の皆さんの声援もあり、自分でも気付かない程調子よく走っていたのですが、身体的には10km地点で既に疲労が出てきていました。まだ4分の1も走っていない状況で、低血糖にも見舞われ、精神的にも不安が強くなってきます。血糖値65の低血糖で補食【12km地点】まだ景色を楽しむ余裕がありました。新潟歴史博物館みなとぴあそれでもやはり新潟の名所を巡りながら走るのは楽しく、せっかく走るなら血糖値ばかり見てないで景色を楽しもうと、風や匂いに意識を向けながら前へ前へとなんとか進みます。新潟みなとトンネル13km地点では、全長1,423kmに及ぶ「新潟みなとトンネル」を走ります。既に日差しが強くなってきており、日が当たらないトンネル内は涼しくて走りやすいと思っていましたが、みなとトンネルは坂道になっており、風も無いため、なかなか苦しいエリアとなりました。トンネルを抜けても坂道が続きます【15km地点】エイドはマラソンの醍醐味。15km地点では食べ物のエイドが用意されてました。(株)堀周商店 協賛の深谷ねぎみそ 味新潟といえば「お米」。ということで、新潟市の特産品や地場の商品が具材に入っている「ミニカップごはん」が、各エイドステーションに用意されてます。ここのエイドステーションでは深谷ねぎみそ味。絶対美味しいやつです。まじで美味い。【20km地点】ついに失速。ここまでは平均ペース6分/kmと、前回の北海道マラソンの平均ペース8分/kmと比べると、かなりオーバーペースで走っています。約13km続く日本海沿い日本海を横目に20km地点まで来たところで、ついに失速。膝を筆頭に足の節々に痛みが出てきます。そしてここで、沿道にいたスタッフさんの無線から「男子1着ただいまゴールしました」と聞こえて衝撃を受けます。(2時間18分57秒)タイム速すぎて笑いました(株)ヤマキ食品の千切りたくあん・岩崎食品のからし巻き21km地点でカップご飯のエイドをもらいます。スプーンもありましたが、みんな直で流し込んでました。血糖値がどんどん下がっていたので、エイドではなるべく糖質を食べるようにしていたのですが…右下腹部痛お腹痛くなりました。【25km地点】足が動かなくなってくる。25km地点で、ついに足が止まってしまいました。周りも歩いている人が多い印象。既に走るのはかなりキツく、膝の痛みを和らげるように足をだましだまし前へ動かしている状態です。この時、反対レーンを走っている知り合い何人かとすれ違い、「頑張れ!」と声をかけていただいたおかげで気力が少し戻りました。(株)加島屋のさけ茶漬みんな大好き加島屋のさけ茶漬けでエネルギーを補給し、ゆっくりですが再び走り始めます。【30km地点】足を攣る30km地点、新潟が誇る日本一の長さの川「信濃川」沿いを走っている時に事件は起きました。まさかの足を攣り。足だけは攣らないようにと、「芍薬甘草湯」という漢方を飲んでいたのですが、水分不足からか足を攣ってしまいました。ここからは、走っては足を攣り、走っては足を攣りの連続でまともに走れず、終いには歩くのもきつい状態になりました。【33km地点】血糖値爆上りでインスリンを打つ正直、30kmまでくるとエイドくらいしか楽しみがありません。(株)栗山米菓のばかうけ(有)村上健次商店のかぐら南蛮しその実新潟の米は本当に美味いなぁと、バクバク食べていたのですが、ここでまさかの高血糖。前回の北海道マラソンのときもそうでしたが、フルマラソンを走ると何故か30km地点で毎回血糖値が上り始めます。今回も後半血糖値が上がるかもしれないと、一応インスリンを持って走っていたので、試しに途中で打ってみます。今の疲労感と残り10kmの運動量に対して、どれくらいが適量なのか全くわからないので、とりあえず少なめに3単位だけ注射してみます。【40km地点】まさかの低血糖。ただただキツく、歩くたびに膝に痛みが走る状況でしたが、ここまで来たらとにかく完走したいという一心でなんとか40km地点まで到着。残り2kmという場面で、なんだか自分がボーッとしていることに気づきます。ハッと血糖値を見ると47というかなり低い数値が出ていました。疲労や痛みのほうが大きすぎて、低血糖症状になかなか気付けませんでした。持っていた補給を一気に流し込みますが、ラスト1本だったため、その糖質分が尽きる前にゴールしないとと焦り始めます。【42.295km地点】ゴールゴール地点の新潟市陸上競技場に到着!(このときは、とにかく早く座って血糖値を上げないとと思ってました)そして、ついにゴール…!!タイムは、5時間58分32秒。低血糖状態ですが、なんとかゴールできました…。その後、すぐ荷物を受け取り、予備のウイダーゼリーを飲んで休憩。無事、血糖値も上がってくれました。今回は北海道マラソンの経験を踏まえ、2日前から基礎インスリンを半分にしたり、途中でインスリン注射を打ったりといろいろ対策したつもりでしたが、ことごとく上手く行かず、なかなか悔しい結果となりました。これも経験だと思い、自分の体質にバチッとハマる血糖管理ルーティンを今後も探求し、いいタイムを出せるよう今後練習していきたいと思います。次の大会は、10月20日の東京レガシーハーフマラソン。今回のフルマラソンはダメージが大きすぎたので、とにかく今は休息をとってコンディションを整えていこうと思います。応援していただいた皆様、ありがとうございました!!! もっと見る

  • 支援者数51名総支援金額474,000円達成率215%でクラウドファンディングが終了しました!ご支援いただいた皆様、拡散にご協力いただいた皆様、マラソンで応援しに会いに来てくれた皆様、本当にありがとうございます!!頂いたご支援を元に2025年3月の東京マラソン2025に向けてしっかりと準備し、糖尿病の明るい未来の為に、病気でつらい思いをしている方の為になるよう引き続き頑張ります!皆様へのお礼や報告、リターンについては随時ご案内していきます。次のマラソンは2024年10月13日の新潟シティマラソン(フル)…精一杯頑張ります!!! もっと見る

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