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「糖尿病は自己責任」そんな偏見を無くしたい。東京マラソン2025で認知の拡大を!

ある日突然"1型糖尿病”を発症した27歳が、東京マラソン2025に挑戦。チャリティーランナーとして東京を走るまでの道のりをSNSで発信し、糖尿病の正しい認知拡大を目指します。1人でも多くの方に糖尿病を正しく知ってもらうため、是非皆様のお力添えをお願い致します。

現在の支援総額

474,000

215%

目標金額は220,000円

支援者数

51

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/02に募集を開始し、 51人の支援により 474,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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「糖尿病は自己責任」そんな偏見を無くしたい。東京マラソン2025で認知の拡大を!

現在の支援総額

474,000

215%達成

終了

目標金額220,000

支援者数51

このプロジェクトは、2024/08/02に募集を開始し、 51人の支援により 474,000円の資金を集め、 2024/08/31に募集を終了しました

ある日突然"1型糖尿病”を発症した27歳が、東京マラソン2025に挑戦。チャリティーランナーとして東京を走るまでの道のりをSNSで発信し、糖尿病の正しい認知拡大を目指します。1人でも多くの方に糖尿病を正しく知ってもらうため、是非皆様のお力添えをお願い致します。

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いつも温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。
この度、10月13日に行われた新潟シティマラソンに出場してきました!

タイム:5時間58分32秒

結果はとても悔しいタイムとなりましたが、皆様のサポートが大きな励みとなり最後までゴールできたことを、心より感謝申し上げます!


【スタート】すべての原因は序盤のオーバーペース

スタート地点のデンカビックスワンスタジアムにて

今回のフルマラソンは8月に行われた北海道マラソンに続き、人生で2回目となる挑戦でした。

スタート時の気温は19度と走りやすい気候で、地元新潟で走れるということもあり、序盤はキロ6分ペースというオーバーペースで走ってしまいました。

8km地点の万代橋エリア

雲一つない青空でとても気持ちよく、沿道の皆さんの声援もあり、自分でも気付かない程調子よく走っていたのですが、身体的には10km地点で既に疲労が出てきていました。

まだ4分の1も走っていない状況で、低血糖にも見舞われ、精神的にも不安が強くなってきます。

血糖値65の低血糖で補食


【12km地点】まだ景色を楽しむ余裕がありました。

新潟歴史博物館みなとぴあ

それでもやはり新潟の名所を巡りながら走るのは楽しく、せっかく走るなら血糖値ばかり見てないで景色を楽しもうと、風や匂いに意識を向けながら前へ前へとなんとか進みます。

新潟みなとトンネル

13km地点では、全長1,423kmに及ぶ「新潟みなとトンネル」を走ります。

既に日差しが強くなってきており、日が当たらないトンネル内は涼しくて走りやすいと思っていましたが、みなとトンネルは坂道になっており、風も無いため、なかなか苦しいエリアとなりました。

トンネルを抜けても坂道が続きます


【15km地点】エイドはマラソンの醍醐味。

15km地点では食べ物のエイドが用意されてました。

(株)堀周商店 協賛の深谷ねぎみそ 味


新潟といえば「お米」。

ということで、新潟市の特産品や地場の商品が具材に入っている「ミニカップごはん」が、各エイドステーションに用意されてます。

ここのエイドステーションでは深谷ねぎみそ味。
絶対美味しいやつです。

まじで美味い。


【20km地点】ついに失速。

ここまでは平均ペース6分/kmと、前回の北海道マラソンの平均ペース8分/kmと比べると、かなりオーバーペースで走っています。

約13km続く日本海沿い

日本海を横目に20km地点まで来たところで、ついに失速。
膝を筆頭に足の節々に痛みが出てきます。

そしてここで、沿道にいたスタッフさんの無線から「男子1着ただいまゴールしました」と聞こえて衝撃を受けます。(2時間18分57秒)タイム速すぎて笑いました

(株)ヤマキ食品の千切りたくあん・岩崎食品のからし巻き

21km地点でカップご飯のエイドをもらいます。

スプーンもありましたが、みんな直で流し込んでました。

血糖値がどんどん下がっていたので、エイドではなるべく糖質を食べるようにしていたのですが…

右下腹部痛

お腹痛くなりました。


【25km地点】足が動かなくなってくる。

25km地点で、ついに足が止まってしまいました。
周りも歩いている人が多い印象。

既に走るのはかなりキツく、膝の痛みを和らげるように足をだましだまし前へ動かしている状態です。

この時、反対レーンを走っている知り合い何人かとすれ違い、
「頑張れ!」と声をかけていただいたおかげで気力が少し戻りました。

(株)加島屋のさけ茶漬

みんな大好き加島屋のさけ茶漬けでエネルギーを補給し、ゆっくりですが再び走り始めます。


【30km地点】足を攣る

30km地点、新潟が誇る日本一の長さの川「信濃川」沿いを走っている時に事件は起きました。

まさかの足を攣り。

足だけは攣らないようにと、「芍薬甘草湯」という漢方を飲んでいたのですが、水分不足からか足を攣ってしまいました。

ここからは、走っては足を攣り、走っては足を攣りの連続でまともに走れず、終いには歩くのもきつい状態になりました。


【33km地点】血糖値爆上りでインスリンを打つ

正直、30kmまでくるとエイドくらいしか楽しみがありません。

(株)栗山米菓のばかうけ

(有)村上健次商店のかぐら南蛮しその実

新潟の米は本当に美味いなぁと、バクバク食べていたのですが、ここでまさかの高血糖。


前回の北海道マラソンのときもそうでしたが、フルマラソンを走ると何故か30km地点で毎回血糖値が上り始めます。

今回も後半血糖値が上がるかもしれないと、一応インスリンを持って走っていたので、試しに途中で打ってみます。


今の疲労感と残り10kmの運動量に対して、どれくらいが適量なのか全くわからないので、とりあえず少なめに3単位だけ注射してみます。


【40km地点】まさかの低血糖。

ただただキツく、歩くたびに膝に痛みが走る状況でしたが、ここまで来たらとにかく完走したいという一心でなんとか40km地点まで到着。

残り2kmという場面で、なんだか自分がボーッとしていることに気づきます。

ハッと血糖値を見ると47というかなり低い数値が出ていました。

疲労や痛みのほうが大きすぎて、低血糖症状になかなか気付けませんでした。


持っていた補給を一気に流し込みますが、ラスト1本だったため、その糖質分が尽きる前にゴールしないとと焦り始めます。



【42.295km地点】ゴール

ゴール地点の新潟市陸上競技場に到着!

(このときは、とにかく早く座って血糖値を上げないとと思ってました)

そして、ついにゴール…!!

タイムは、5時間58分32秒。

低血糖状態ですが、なんとかゴールできました…。

その後、すぐ荷物を受け取り、予備のウイダーゼリーを飲んで休憩。

無事、血糖値も上がってくれました。



今回は北海道マラソンの経験を踏まえ、2日前から基礎インスリンを半分にしたり、途中でインスリン注射を打ったりといろいろ対策したつもりでしたが、ことごとく上手く行かず、なかなか悔しい結果となりました。

これも経験だと思い、自分の体質にバチッとハマる血糖管理ルーティンを今後も探求し、いいタイムを出せるよう今後練習していきたいと思います。

次の大会は、10月20日の東京レガシーハーフマラソン。

今回のフルマラソンはダメージが大きすぎたので、
とにかく今は休息をとってコンディションを整えていこうと思います。

応援していただいた皆様、ありがとうございました!!!


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