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東北三大荒祭り 1300年守られてきた貴重な祭りを後世に繋げたい。岩手 室根神社

岩手の小さな町で、奈良時代(西暦718年)当時の姿を1300年以上守り続けており、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「室根神社特別大祭」。 祭りだけでなく、地域を未来につなげるため、皆さまのご支援をお願いいたします。

現在の支援総額

1,857,000

61%

目標金額は3,000,000円

支援者数

171

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,857,000円の資金を集め、 2024/09/30に募集を終了しました

東北三大荒祭り 1300年守られてきた貴重な祭りを後世に繋げたい。岩手 室根神社

現在の支援総額

1,857,000

61%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数171

このプロジェクトは、2024/08/02に募集を開始し、 171人の支援により 1,857,000円の資金を集め、 2024/09/30に募集を終了しました

岩手の小さな町で、奈良時代(西暦718年)当時の姿を1300年以上守り続けており、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「室根神社特別大祭」。 祭りだけでなく、地域を未来につなげるため、皆さまのご支援をお願いいたします。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

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 岩手県一関市室根町(いちのせきし・むろねちょう)を舞台として1300年以上の歴史があり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている室根神社特別大祭。コロナ禍を経て、2024年10月に6年ぶりに開催されます。

 絶やすことなく地域で受け継がれてきたこの祭りも、全国の過疎地域にみられるように少子高齢化による担い手不足等に直面しています。

 長い歴史のある祭りが日本全体で少しずつその幕を閉じつつある今だからこそ、祭りや地域を持続可能なものにするため、地域の子どもたちへの郷土教育や、地域を離れて暮らす人達と地域とのつながりを結び直すこと、そして、祭りをもっと多くの人に知ってもらえるよう、プロジェクトに取り組みます。


室根神社特別大祭のハイライトである2基の神輿のによる仮宮への先着争い



 はじめまして、室根神社特別大祭協賛会(会長:小野寺規夫)の小山健太朗、小林誠です。

 協賛会は多くの皆様からのご支援をいただきながら、歴史ある室根神社特別大祭の協賛行事や祭りの継承等に取り組んでいます。

 私達ふたりは室根地域出身の同級生で、いまは地元を離れて仙台で暮らしていますが、今回、地域の人々が繋いできた室根神社特別大祭の存続に向けて、協賛会のクラウドファンディングチームに加えていただき、今回のプロジェクトをお手伝いさせていただいています。

 今回のプロジェクトでは、地域の皆さんと、地元を離れて暮らす私達のような存在が一緒に汗を流し、協力して、祭りの継承に向けた取り組みを精一杯進めていきます。

室根神社特別大祭協賛会の皆さんと(中央が小山、その左が小林)


一関市室根町の場所(旧・室根村。平成の大合併で一関市に)

 今回ご支援をお願いする室根神社特別大祭とは、岩手県一関市室根町を中心とした地域に1300年以上前から伝わる祭りです。

 蝦夷(えみし)征伐のために建てられた室根神社。坂上田村麻呂や源義経・弁慶も参拝したほか、伊達藩の戦勝三大祈願所であったとされています。

 この祭りは2基の神輿の先着争いの激しさから、古くから奥州(東北)の三大荒祭りと呼ばれています。また、様々な役割が、1300年前に神様をお迎えした者達の子孫らにより連綿と受け継がれている貴重さから国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

祭りは旧暦の閏年の翌年(2〜4年に一度)の10月に3日間通しで開催されますが、室根町を中心として隣接する地域から、氏子約千人が参加しています。


その激しさから奥州の三大荒祭と呼ばれる室根神社特別大祭

激しさだけでなく凛々しい騎馬の行列も

 岩手県の隅の小さな町で、絶やすことなく代々受け継がれてきた室根神社特別大祭

 しかしながら、この祭りも全国の過疎地域に見られるように、少子高齢化による担い手不足や経済的な問題を抱えています。それでも地域住民が工夫をこらし、一人一人が一生懸命に役目をこなすことでなんとか守り続けられています。

 今回のプロジェクトでは、祭りを持続可能なものにしていくため、皆さまに開催経費等の一部について、ご支援をお願いするとともに、未来に向け、新たに次のことに取り組みます。

①地域の子どもたちへの郷土教育をもっと充実させること
②地域を離れて暮らす人達とのつながりを結び直すこと
③もっと多くの人達に室根神社特別大祭を知ってもらうこと

 これらの活動を地域内外の人たちが協力して取り組むことで、地域のかけがえのない文化を守り続けていきたいと思います。

 以下に詳しく記載しましたので、最後までお読みいただけますと幸いです。




 岩手県一関市の東端にある室根町は、約4,400人が暮らす、大らかな自然に育まれた小さなまちです。「星空の街」にも選定された夜空や、自然が育んだ蜜たっぷりの林檎、銘柄鶏いわい鶏などがまちの自慢です。
 室根神社特別大祭の舞台のひとつである標高895mの室根山(むろねさん)は地域に暮らす人々の拠り所になっています。


霊峰とも言われる室根山

毎年5〜6月頃には一面のツツジが見頃に


 また、室根地域を語るうえで欠かせないのが宮城県気仙沼市とのつながりです。

 室根地域は県境を挟んで気仙沼市と接しており、両地域が協力して30年以上前から行っている「森は海の恋人植樹祭」は、気仙沼の漁師さんたちが、気仙沼湾を見渡せる室根山に木を植え始めたことから広がった活動です。世界中でSDGsの必要性が叫ばれるよりもずっと前から続いている、世界的にも評価の高い取り組みで、毎年6月に行われる植樹祭には、全国から数多くの参加者が訪れます。


室根山の山頂からは気仙沼湾が見渡せる


森は海の恋人植樹祭の様子(2023年6月)


 今回ご支援をお願いする室根神社特別大祭とは、室根町を中心とした岩手・宮城両地域に1300年以上前から伝わる祭りです。

 室根山の8合目には、室根神社という神社があり、この神社には、「本宮(ほんぐう)」と「新宮(しんぐう)」という2つのお社があります。このうち「本宮(ほんぐう)」は今から1306年前、奈良神代の718年が始まりとされています。(現存する最も古い史書とされている古事記と日本書紀の編纂がそれぞれ712年、720年であり、このことからも、とても歴史のある神社だということがわかります。)


室根山の8合目に鎮座する室根神社


境内には地域の人々の奉納のぼりが


室根山の登山客や室根神社への参拝客が行き交う参道


室根神社特別大祭についての看板(室根神社境内)


 当時、多賀城で蝦夷(えみし:北陸・関東北部から東北地方にかけて住み、朝廷に服従していなかった人々のこと)の征伐にあたっていた武将が、苦しい戦況をどうにかしようと、天皇に願い出て、紀伊国(和歌山県と三重県南部)の熊野本宮大社の神様にお越しいただくことになりました。

 熊野から海を渡り、気仙沼の唐桑半島に降り立った神様は、唐桑半島から見えた室根山に鎮座するご意思を示したため、武将たちは室根地域の住民とともに、神様のための仮宮を建てたり、馬を用意し行列をつくって迎えに行ったとされています。このときにお迎えした神様が「本宮」です。「新宮」はそれから約600年後の鎌倉時代、1313年に奥羽七郡(概ね岩手県の県南地域)を鎮めるためにお越しいただきました。

 これらの様子を再現するのが室根神社特別大祭です。



熊野の山々(雲海)
(写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟)

熊野本宮大社
(写真提供:公益社団法人 和歌山県観光連盟)


 室根神社特別大祭は、古くから奥州(東北)の三大荒祭りと呼ばれています。

 先にご説明したように3日間を通して開催されますが、「本宮」と「新宮」の2基の神輿が繰り広げる迫力のある仮宮への先着争いや、夜中に提灯を下げ馬の蹄を響かせてやってくる荒馬先陣(あらうませんじん)の凛々しさ、子どもが騎馬し大名行列や山車が続く袰先陣(ほろせんじん)の華やかさなどが地域の人々を魅了します。(※日によって行われる内容は異なります。)


真夜中に室根神社に集まる陸尺(ろくしゃく)たち ※神輿の担ぎ手


神輿を担ぎ、真っ暗な参道を下る


参道は厳しい斜面。神輿ごと滑落しないように前の陸尺の法被を掴んで下っていく


里に出るころには朝日が差している


町内で激しさを増す神輿の先着争い


メイン会場である「マツリバ」に突入する2基の神輿と陸尺


祭りのために毎回新たに組み上げる仮宮に、どちらが先に神輿を安置するかを競う


集落でその役割を継承している荒馬先陣(神輿の警護役)


 この祭りの大きな特徴として、仮宮の建設や、神様を迎える荒馬先陣というような役割が、当時神様をお迎えした人々の子孫たちの世襲制によって綿々と受け継がれていることにあります。家系での継承のほか、集落単位で継承される役割もあることから、地域の結束を強める要素ともなっています。このように古い形をまもり、よく奉仕していることは民俗学的にも評価が高く、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

古き形を守る神事としての室根神社特別大祭

 しかしながら、全国の市町村に見られるように、この地域も人口減少や過疎化により、担い手の確保や未来への継承に課題を抱えており、実際に担い手不足が原因で一部の役割が中断してしまったこともありました。また、祭りに参加するためには、特定の地域や集落の出身者である必要があったり、祭り自体は女人禁制であったりと、非常に貴重な歴史や伝統ある神事だからこその担い手確保の難しさも抱えています。


家系や集落で受け継いできた様々な役割

 このような状況に加え、就職や進学で地域を離れる若者も多いことから、長らく祭りの中心を担ってきたのは、私達の大先輩である地域で暮らすシニアたちです。

 大先輩たちは、この祭りを将来につないでいくため、神事であることは大事にしながらも、これまで特定の人々が担っていた役割を地域で担っていこうと前例のない保存会化に取り組んだり、祭りに参加できる地域を少しずつ広げていくなど、時代に適応させた祭り運営に挑戦してきました。これらの活動により、若い世代が祭りに参加するなど、祭りの継承に向けて、地域内での着実な歩みが進められています。


伝統を重んじながら継承されてきた室根神社特別大祭





 このように、室根神社特別大祭の維持に向けて、伝統を大事にしながらも、祭りの意味や、未来に継承していくための試行錯誤を行ってきました。

 しかしながら、人口減少のペースは早く、ここ10年で地域の人口は5,500人から4,400人へと、2割も減少しています。また、子どもたちの数も大きく減っており、学年あたりの生徒の数も、私達が小学生だった20年前の約50人から、数年後には10人を下回ってしまいます。

 このお祭りは、主に室根地域の各世帯からの負担、思いある民間企業等からの寄付等により成り立っていますが、人口規模が小さくなるにしたがい、地域に暮らす人々の負担が大きくなっています。



 今回のプロジェクトでは、開催経費の一部の支援を皆さまにお願いするものですが、地域の人々が長い歴史の中で紡いできた伝統を次の世代に受け継いでいくため、皆さまからいただいたご支援を活用し、次の3点にも、これまで以上に取り組んでいきます。

①地域の子供たちに祭りに触れてもらい、地域への愛着を感じてもらうこと

②私達のように地域から離れて暮らす室根町出身者とのつながりを、祭りをきっかけに結び直すこと

③室根神社特別大祭のことを周辺地域の方々にも知ってもらい、応援してもらうこと

 そのために、今回のプロジェクトを通じて、次のことに取り組みます。


 統廃合により、今年から地域唯一の小学校となった室根小学校に入学した新1年生を中心に、祭りを間近で見てもらうため、「マツリバ」と呼ばれるメイン会場に子どもたち用の桟敷席を設置します

 この祭りは大人たちだけで成り立っているものではなく、袰先陣や大名行列、舞姫等として、子どもたちが多く参加しています。子どもたちにとって、少し年上のお兄さん、お姉さんが活躍している姿を近くで見てもらいたいと思います。


小学校低学年を中心に、伊達家のお殿様と大名行列を再現する袰先陣(ほろせんじん)


唯一女性が参加できる舞姫。子どもたちが舞を奉納する



集落単位で作る華やかな山車などもお披露目され、地域が一体となる貴重な行事となっている


 少子化によって、地域の小学校も今年から1校に統合されました。学校の統廃合が進むに従って、学校と地域の人々の距離が遠くなってしまったり、学校でのイベントなど、子どもたちが地域の人達と交流する機会が減ってしまっています。

 子どもたちが自分たちが生まれ育った地域の伝統や歴史を知り、地域への愛着や誇りを感じてもらうため、祭りの継承に向けた文化体験に取り組みます。

 お祭りの翌週に開催が予定されている地域の文化祭を活用し、子どもたちに神輿を担いでもらえるような体験の機会を用意します

 このような郷土教育こそが地域を未来につなぐために大切であり、私達も小さい時に地域の大人にたくさんよくしてもらったからこそ、地域を離れても自分たちの故郷を誇りに思うことができています。


室根神社特別大祭で使用する神輿


地域でそれぞれ唯一の学校となった室根小学校・室根中学校


※こちらは一関市域出身者限定でリターン品を用意しています。

 私達のように進学や就職をきっかけに地域を離れて暮らす人も多いですが、そんな人達も自分が楽しみながら、故郷にもっと関われるようになれば、都市も地方も、もっと楽しくなると思っています。

 地元か、都市かの2択ではなく、自由に、楽しく地域に関れる機会が必要です。

 まずは今回の祭りがそのきっかけのひとつになるよう、神輿の担ぎ手である「陸尺(ろくしゃく)」の法被をリターン品に用意して待っています。お祭りの期間には室根に帰ってきて、一緒に神輿を担ぎましょう。


神輿が町内を練り歩くと、沿道の家々からも歓声が

多くの見物客が神輿の到着を待ちわびる



 室根地域だけでなく、岩手県や東北の皆さんにもこのお祭りのことを知ってもらいたいと思っています。これまでの情報発信はパンフレットや冊子が中心でしたが、より多くの方に情報を届けられるようホームページの作成や情報発信にも取り組んでいきます。


 みなさんからいただいた支援金(目標金額300万円)は、次のことに使用したいと考えています。

・桟敷席建設・設置費用(一般用含む) 約120万円
・子どもたちの文化体験準備費用 約20万円
・祭りの一部開催経費(仮宮建設費、大名行列備品等購入費) 約70万円
・リターン品準備費用 約80万円
・広報費・諸経費 約10万円

 プロジェクトの実施スケジュールは以下のとおりです。大きく変更が発生した場合には、活動報告にてご報告します。

・8月2日(金) クラウドファンディングスタート
・9月30日(月) クラウドファンディング終了
・9〜10月 ホームページ公開(予定)
・10〜11月頃 リターン品の発送
・10月25日(金)〜27日(日) 室根神社特別大祭開催(ぜひ遊びに来てください!)



 今回のクラウドファンディングは、室根神社特別大祭や、地域を持続させていくためのチャレンジの第一歩です。地域における循環を高めるためにも、室根神社特別大祭に関連するものや、地域の皆さまが情熱を持って生産している商品などをリターン品としてご用意いたしました。

 これを機に少しでも室根地域のことを知っていただき、応援していただけますと幸いです。


地域の特産品が揃う「道の駅むろね」(写真:ホームページより)


地域の雇用を担い、国の地域未来牽引企業にも認定されている株式会社オヤマ(ブロイラー)(写真:ふるさといわて定住財団ホームページより)



 私たちの地域では、全国の過疎地域にみられるように少子高齢化が進行しており、地域の大切な文化である室根神社特別大祭の継承が危ぶまれています。コロナ禍を経て、6年ぶりに開催される今年の祭りを契機に、私たちは地域の伝統を未来に繋げるための新たな取り組みを始めることを決意しました。

 室根神社特別大祭に限らず、祭りはただの行事ではなく、地域の絆を深め、郷土愛を育む大切な場でもあります。その重要性を再認識し、祭りや地域を持続可能なものにしていかなければなりません。皆さまのご支援、ご協力を心からお願い申し上げます。

 室根神社特別大祭を、一緒に支え、繋いでいただけますと幸いです。


◎ 室根神社特別大祭協賛会 会長 メッセージ

 昨今、地方から若い活力が失われ、同時に古くから続く祭が途絶えるかもしれない危機を感じています。
 そんな中で、生まれ故郷を離れても故郷室根を愛し、誇りに想い、力になろうとする若者がここにあることに未来に光明を見る思いです。
 この取り組みが切っ掛けとなり、祭りの活力とならんことを期待します。

小野寺 規夫




◎ 室根神社総代長 メッセージ

 本大祭は、日本書紀が編纂された同時代に現在の和歌山県から海を渡ってきた神様を祀る祭りです。大祭の役割を担う神役は、神役制によって代々継承され当時の姿をそのまま残す、他に類を見ない非常に貴重な祭りです。また、十七騎の荒馬先陣や大名行列を模した袰先陣、曲ろくの花、山車の袰まつり、神前で奉納される舞姫の舞が、大祭を華やかにします。
 地元を巣立った 青年たち の、この貴重な祭りを支えたいという想いが大変うれしく、またこの祭りの将来に希望を見る思いです。この機会に多くの方に本大祭を知っていただき、支えていただければ幸いです。

室根神社総代長 鈴木英樹

◎ 熊野本宮大社 宮司 メッセージ

 熊野本宮大社が世界遺産登録二十周年を迎える節目の年に、当社の御分霊を勧請した千三百年以上の歴史を誇る室根神社におきまして特別大祭が御斎行されますこと、心よりお祝い申し上げます。
 コロナ禍での中止により令和に入って初めて執り行われる特別大祭ということで御関係の方々のかける思いも如何ばかりかとは存じますが、中止を経たからこそ祭の継承という観点を大事にして頂き、室根神社特別大祭が今後百年、千年後にも続く祭として存続していきますことを御祈念申し上げますとともに、皆様におかれましては是非ともこの趣旨に御賛同頂き、御協力を賜りますようお願い申し上げます。

   熊野本宮大社 宮司 九鬼家隆

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • ご挨拶2024年10月25日(金)~27日(日)にかけ、6年ぶりに室根神社特別大祭が開催されました。天候にも恵まれ、多くの皆さまのご協力のもと、無事に執り行われましたこと、御礼申し上げます。今回の室根神社特別大祭では、伝統や文化を継承していくため、室根大祭協賛会として、初めての試みとなるクラウドファンディングに挑戦いたしました。多くのメディアにも取り上げていただいたほか、記事に触れた多くの皆さまから、あたたかい応援のお言葉とご支援を賜り、大変励みになりました。1300年以上の長きにわたり、この地域に受け継がれてきた伝統や文化を今後もつないでいくため、皆さまからいただいた支援金は、未来を担う子どもたちに祭りを身近に感じてもらうための桟敷席の設置や、体験行事、ホームページの作成などに役立てさせていただきました。次回の室根神社特別大祭は、2年後の令和8年10月の開催を予定しています。先人たちがつないできた地域の伝統を守り伝えていくため、引き続き室根大祭協賛会をよろしくお願いいたします。最後に、改めてこの度のご支援に心より御礼申し上げます。 2024年11月吉日室根大祭協賛会 会長 小野寺 規夫実績報告支援期間:2024年8月2日~9月30日支援者数・総額   :  171名 1,857,000円一関市内・室根町内だけでなく、おとなりの宮城、そして関東などからも 多くの方々に支えていただき、大変嬉しく思います。支援者の年代についても、今とこれからを担う50代、次の世代を担う30代から多くの支援をいただいたことは、祭りや地域の未来に希望を感じます。 クラウドファンディングの支援金により設置が実現したマツリバ「室根小5・6年生優先桟敷席」。当日は約15名の小学生が熱気を体感してくれました。室根神社特別大祭の最高潮であるマツリバ「先着争い」。陸尺(ろくしゃく)たちも最後の力を振り絞ります。約1300年前に大野東人と共に神様のお迎え・警護をした17人の「荒馬先陣」。夜中に南流神社へ向かう場面です。いただいたご支援を活用し、新たに室根神社特別大祭のホームページを作成することができました。https://muronetaisai.com/新聞社・ラジオ局の皆さまへ岩手日日さま、岩手日報さまには、今回クラウドファンディングについても度々取り上げていただき、取り組みを進める上での大きな力となりました。また、FMasmoさま、エフエム岩手さまには、ラジオで放送いただきました。この場を借りて、皆さまに改めて御礼申し上げます。以下は大祭当日の様子です。ぜひご覧ください。【岩手日日さま】先着争い 熱気あふれ 一関・室根神社特別大祭 マツリバ行事で幕https://news.yahoo.co.jp/articles/c7d0dfb117ea90a342d08c02cc97b8c33a111d94【岩手日日さま】 [写真特集] 室根神社特別大祭・千歳の継承 次代へ マツリバ行事で最高潮 【一関】https://www.iwanichi.co.jp/2024/10/31/13738373/【岩手日報さま】 袰で殿様役務める子どもら、馬上で笑顔 一関、室根神社特別大祭https://www.iwate-np.co.jp/article/2024/10/26/172651【岩手日報さま】 6年ぶり特別大祭で古事絵巻熱く再現 一関・室根神社https://www.iwate-np.co.jp/article/2024/10/29/172882編集後記 (クラウドファンディング担当より)地方においては、進学や就職を機に地元を離れて暮らす人たちも少なくありません。私たちも大学進学を機に室根を離れ、10数年が経ちました。そんな中にあって、小さいときから親しんだ室根神社特別大祭の担い手不足の報に触れるたび、「地元から離れて暮らしていたとしても、地域の伝統や文化の継承に向けて出来ることはないだろうか」と思ったことが今回の取り組みのきっかけです。また、地方の人口が減少していく中で、貴重な伝統や文化を持続可能にしていくためには、地域の外の人がその価値を理解し、応援していくことも大切ではないかと考えています。今回のクラウドファンディングでは、同級生だけでなく、小学校や中学校で一緒に遊んでくれた先輩や後輩たちからも数多くの励ましの言葉と支援をいただきました。その中には、私たちのように室根を離れて暮らす人たちも多く含まれています。このような活動ができたのも、地域の皆さまによって、長年にわたり室根大祭が受け継がれてきたからこそ、そして郷土教育によって、地域の尊さを私たちに教えてくれる皆さまがいたからこそです。皆さまからいただいたご支援は、主に子どもたちへの郷土教育に役立てさせていただきました。1人でも2人でも、子どもたちが後に続いてくれることを願っています。室根の外から取り組めることには限りがありますが、同じ想いをもって協力してくれる仲間を少しずつ増やしながら、大切な文化を次の世代につないでいくため、 引き続き取り組んでいきます。この祭りを守ることが、地域そのものの明るい未来に繋がることを祈って。本当にありがとうございました。 小山 健太朗・小林 誠※今回お知らせした内容は、本日から2日間、室根きらめきパークで開催中の「第20回一関市むろね産業文化祭」にパネル展示しております。パネル展示では、皆さまからいただいた応援メッセージも展示しております。ぜひおでかけください。 もっと見る
  • 日ごとに秋の気配が強まって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。今回ご支援を賜りましたクラウドファンディングでは、より多くの方に室根神社特別大祭を知っていただくため、新たにホームページの制作に取り組むこととしておりました。この度、皆さまからいただいたご支援を活用し、室根神社特別大祭の公式ホームページを作成いたしましたので、お知らせいたします。■室根神社特別大祭 公式ホームページhttps://muronetaisai.com/ホームページは、同じく室根地域の出身で、地元・一関市を中心にフォトグラファーとして活躍している遠藤凌平さん(31歳)に制作をお願いしました。遠藤さんには、今回の取り組みに共感いただき、ホームページの制作だけでなく、8月に一関市千厩町で開催された市民フェスタや、9月に仙台市内で開催された物産展でのPRなど、クラウドファンディング実施期間を通して、大きなご支援をいただきました。〇遠藤凌平さんコメント====================今回歴史ある室根神社特別大祭のホームページを制作させていただき、わずかではありますがお役に立てたことを嬉しく感じます。1300年を超える歴史あるお祭りが故郷にあることを誇りに思います。そう感じれるのもこのお祭りを守り、継承してきた方々がいたからこそです。その方々の想いを大事にして、私も故郷に残る宝を守っていける一役になれればと思います。ぜひ10月25日、26日、27日は室根においでいただき、室根大祭を肌で感じてもらえれば幸いです。遠藤凌平====================遠藤凌平さんのSNSは以下の通りです。〇Instagramhttps://www.instagram.com/ryosan0504/〇Facebookhttps://www.facebook.com/ryohei.endo.3/?locale=ja_JPこれまではパンフレットや冊子を中心とした情報発信を行っていましたが、今後はホームページも活用しながら、より多くの方に室根神社特別大祭を知っていただき、後世につなげていけるよう取り組んでまいります。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る
  • あたたかいご支援をいただいた皆さまへ9/30をもちまして、初の挑戦となった今回のクラウドファンディングを終えました。【結果】支援者 171名さま支援総額 1,857,000円我々の力不足もあり、目標としていた300万円には届きませんでしたが非常に大きなご支援をいただきました。この171名の支援者の皆さまは私たちにとって、そして室根という小さな町にとって、とてもとても大切な方々であり、いただいた一つ一つのメッセージは全て読ませていただき胸に深く響いています。改めて、心より感謝申し上げます。リターン品につきましては、心を込めて、準備を進めさせていただきますので今しばらくお待ちくださいませ。いよいよ、10月25日(金)〜27日(日)には6年ぶりの室根大祭が開催されます。可能でしたら、ぜひ現地にお越しいただき、1300年紡がれてきた歴史絵巻を体感いただけたら何よりです。室根に想いをはせ、貴重なご支援をいただいた皆さんの存在を私たちも感じながら次の100年へ繋げていきます。そして、このお祭りが、地域全体の、人々の営みを守るそんな存在であり続けることを願って。これからも室根大祭やこの室根という町を愛し続けていただけるように発信し続けていきます。これからも末永くどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る

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