自己紹介
「コミュニケーションに悩んでいる人たちが、言語聴覚士(ST)に気軽に相談できる場所を作りたい」という思いで2023年4月に神戸で一般社団法人コミュニケーションサポートハナトキを開設しました。これまで言語聴覚士は限られた場所で限られた人としか関わることができませんでした。年齢や診断、障害の有無に関わらず、気軽に言語聴覚士と話せる、病院でも学校でも、施設でもない「もう一つの場所」を目指して日々活動しています。またトーキョーコーヒーとしても今後活動の幅を増やしていきます。
解決したい社会課題
令和5年の最新のデータで、小・中学校における不登校児童生徒数は346,482人!
不登校児童生徒数は11年連続で増加し、過去最多となっています!
身近に相談できる機関を作ることは急務であると考えます。
・学校内外で相談・指導を受けていない児童生徒は全体の40%近くおり、不登校児は増えているが、相談や指導を受けている児童は減っているのです!
・不登校になる要因として「いじめ」よりも、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」の割合が高く、小学校、中学校ともに一番大きな不登校の要因は本人に係る状況の中の「無気力・不安」なのです。
多くの子どもは集団を勧められる
・対人関係に不安を持ちながらも学校や教育センターに相談に行かれ、提案される場所は「適応指導教室」「フリースペース」「フリースペース」が多く、集団活動に苦手さを感じている子は、「行ってみよう!」という気持ちになりにくいのです。
・ハナトキの言語聴覚士は、病院や施設で勤めていた際に、不登校の子どもたちとの関わりの中で、1対1での丁寧な関わりと少人数での活動が重要であり、効果的であると感じています。
・そして兵庫県は1,000人あたりの不登校児童生徒数が全国平均よりも高いのです。
このプロジェクトで実現したいこと
・兵庫県内で「どこにも行けない子」を減らす。
・不登校の期間も「人生にとっては大切な時間」と感じられるよう健全に過ごす。
スケジュール
2024年
10月 プログラムの企画
11月 イベントの告知開始・グループの編成
12月21日 クラウドファンディング終了
2025
2月1日 支援実施
資金の使い道
設備費:約36万円
広報費:約24万円
最後に
不登校児の増加はメディアでも取り上げらえることが多い社会問題となっています。しかし取り組みは地域によって差があり、その多くは別室登校やフリースクール、フリースペースといった「集団」を促されることが少なくありません。「ハナトキ」の言語聴覚士は1対1のセラピーで人との関わりを「楽しい」と思ってもらうことから始めます。コミュニケーションを重ねる中で、子どもたちは少しずつパワーアップしていき、「同世代ともしゃべりたい」と思うようになると少人数での活動を促します。またトーキョーコーヒーとしても不登校児を支える「地域の大人の語り場」になれればと思います。それらの活動が子どもにも大人にも「人といるのが楽しい(悪くない)」から「社会へ」。そのようなお手伝いをしていきたいと考えています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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