【クラファン9日目】竹野のbozzoです。
昨日は地元の花火大会が、なんと風で中止。
52回を数える中、過去1度だけ台風で中止だったことがあるくらいで、
海側から吹く北風が強く、上げた花火の火の粉が客席に舞い落ちる可能性があった…と。
「そんな風、吹いたことないわ」と地元の人。
どんどん気象があらぬ方向に変化してると、感じます。
本日は、ボクの銭湯熱をお伝えすべく、
Googleのローカルガイドから抜粋。
10年ほど前から、無くなっていく銭湯に危機感を覚え、
訪れた銭湯の記録をローカルガイドにUPするようになりました。
トップの写真は、もちろん【京極湯】。
初めて訪れた2020年7月の感想です。
時間が遅かったこともあり、入浴者はボク一人。
番台のタツヱさんにお声をかけ、脱衣所や浴場の写真を収めました。
その時、色々と身の上話も聞かせてもらい、
移住前だったにもかかわらず、また来ることを誓いました。
それから何度も通った【京極湯】。その変化もローカルガイドに記してます。
舞台写真家として生業を立てているので、
さまざまな銭湯の写真もまとめてます。
THE_SENTO
消えゆく昭和の社交場。
若葉湯、塩湯、もうすでに廃業してます。
SENTO_2022
2020から2022までの銭湯記録。
コロナ禍で加速度的に銭湯が失われていく、
その解体現場などを記録したアルバム。
地元「丸八湯」、人形町の「世界湯」が、
涙出るほど悔しくて、何度も通いました。
他にも厳選したレポート名調子をいくつか。
これは能登震災で3月にボランティアに行った時。
水道の復旧もままならない中、
お風呂に入れる有難みを噛みしめた時の銭湯です。
京都九条【日の出湯】。その存在に震えました。
昭和3年、1928年創業の銭湯ですよ、木造の出で立ちに拝みました。
時間の蓄積が、これほど受け手をおののかせる。
人生より長い時間を体感すると、ひとは謙虚になります。
そういったものをまちに散りばめておかなければ、アカンと思います。
東京時代に近所「森下」にあった老舗銭湯『常磐湯』。
店主がまた堅物で、ペンキ絵師は早川利光さんしか認めない…と、
現役の丸山清人さんや中島盛夫さんに描かせなかった。
この『常磐湯』も、今じゃサウナ押しの素気ない銭湯に。
大阪の『寿楽温泉』。こちらは奇跡的な銭湯です。
廃業された銭湯を取り壊すべく店主が業者と相談。
そこに地元総合病院の院長夫妻がたまたま通りかかり、
地域の居場所として銭湯をなくしてはいけない…と一念発起。
釜場からすべてリノベし再開、見事地元に愛される銭湯に。
実は【京極湯】再開のために、なにか出来ることを…と
こちらの『寿楽温泉』さんにお願いして、釜の修行を3日ほどさせてもらったことも。
その節は、大変おせわになりました。
こちらは銭湯の鑑。宝塚『ほっこり湯』。
宝塚って、音楽学校のイメージが強いけど、
実はけっこう被差別部落な場所で、その歴史から人権センターがあり、
地域の交流の場、健康のバロメーターとして自ら管轄し、
入浴料300円と、日常の湯屋をキープしてる…という。
それを聞いたときに、銭湯がある町の有り難さを痛感しました。
そうそう、銭湯は地域にとって大事なハブなのだ…と。
その役割をもっともっと見直していかなくては、アカンのや…と。
このプロジェクトは、
そこの部分を伝えるためでもあります。
まだまだ沢山ネタがあるので、
時間を追って公開しますね〜。
お楽しみに。