スポーツと心について
指導する中で大切にしていることの一つに、心の成長があります。目指すべき心の力として、【自主・自立・協働】の3つを掲げています。
ジュニア期は、特に人間的な成長が技術にも大きく影響するので、とても大切です!
子どもたちに普段送っている言葉を紹介します。
【新体操を通して、良い人間になりなさい】
人に合わせたり、あいさつができたり、くつを並べることができたり、何かに一生懸命になれたり。人として、大事なことを新体操を通して学んで欲しいですね!
【正しいことも思いやりがないと伝わらない】
自分も指導する時に意識しています。CMでいうと、そこに愛はあるんか?です。色んな言い方を工夫して子どもたちに投げかけるようにしています。神埼ジュニアでは、人数が多く、学び合いがよくあります。心が成長していないと、仲間に強く言いすぎたり、素直に言うことを聞けなかったりします。
他にも日々、良い言葉を探しては、子どもたちに伝えるようにしています。神埼ジュニアの子は、毎日一緒にいる家族のようなものです。子どもたちに自立をさせるのが、親の義務だと思います。
という私も家では、4人の子どもの父。出かける前は、子どもたちに「あれもった?これもった?トイレ大丈夫?」と全然ダメな教育をしているなと反省。
親が先回りし過ぎると子は考えなくなるんですね。新体操も一緒で、子どもたちが目標に向けて走っている所を共に走りたいですね。
どうしても越えられない障害物に出会った時こそ、大人の出番です!
※写真は、ミーティングの様子です。練習終わりには、自分たちで今日の練習の反省や仲間のよかった所を伝え合います。