皆様年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。全日本ジュニア連覇の記事が佐賀新聞に掲載されました。クラウドファンディングのことにも触れていただきました。何度も何度もお伝えしておりますが、ご支援いただきありがとうございました。素敵な衣装で目標を達成できたことを嬉しく思っています。さて、年末新体操の練習も少しお休み。家族サービスや心身の回復をしています。そんな時でもやっぱり新体操のことを考えてしまうのは、もはや職業病ですね・・・今回はNETFRIXでM-1グランプリ2023を見ていて、なるほどと思ったことをお話。M-1グランプリとは、漫才の日本一を決める人気の番組です。普段テレビを見ない私は、長期の休みを使い拝見しています。M−1の特徴として、ネタの時間に制約があります。(確か4分だったような)その4分の中に起承転結を織り交ぜながら笑いをとっていくんですが、注目したのは、審査員のコメントです。多少の忖度はあるでしょうが、ネタの構成や実施についてしっかりとコメントされるところがとても良い!新体操では3分という時間(次年度は2分30秒)の中にやりたいことややらなければいけないことを織り交ぜていく。なんかちょっと似てると思いました。「漫才って距離感だと思うんです。お客さんから遠すぎても理解できないし、近すぎたらベタになる。」松本人志のコメントですが、直接構成作りに関係はしていないですが、一つの考え方として持っておいて良いと感じました。ヤーレンズというコンビのネタを見て「あれだけ何度もボケられたら、誰かには必ず刺さるやろうな」「でもボケすぎて、最後お客さんが笑い疲れたのか失速したように見えた」次から次へと技を行うことは、見ている人が一見飽きないように感じていて、それが正解だと思っていましたが、そういう見方もあるのか、、、他にもたくさん参考になることがありました。幅広い視点を持って、新ルールの構成作りを進めていこうと思います。他のチームがどんな演技を作ってくるのか、また2分30秒の演技はどう感じるのか。今からとても楽しみですね!
次年度は、神埼ジュニア史上初の3連覇を目指しての戦い。子どもたちはもちろん、「日本一」「3連覇」と目標を口にしています。厳しい戦いになるとは思いますが、来年の全日本ジュニアまでにしっかりと頑張りますので今後とも応援をよろしくお願い致します。さて、うれしいことにまだまだ部員も増えてきており。なんと、2月のサニックスカップでは団体9チームが出場予定です。。。まだまだユニフォームが足りない。そこで来年春より2回目のクラウドファンディングに挑戦します!!!目的は3つあります!一つ目は、ユニフォームを着ることができない選手にもユニフォームを着させてあげること。二つ目は、新しいユニフォームで3連覇に挑戦させたいこと。そして、今回は、ユニフォームをもう1セット作ります。それが目的の三つ目。ガールズ団体用のユニフォームを作ることです!現在神埼ジュニアには約10名の女子部員がいます。演技会や地方大会、エキシビジョン等では演技を披露していますが。いつもTシャツで出場しています。力もついてきて、いつかは全国大会(クラブ選手権)に挑戦したいと言っています。彼女たちの夢を叶えてあげたい。そして男子新体操の新しい形を追い求めたいと思っています。今回は2デザインということで費用も2倍・・・皆さんの協力がさらに必要です。その時はまたぜひ御支援よろしくお願い致します。リターンはオリジナルグッズ、そして新体操情報がつまった活動報告を予定しています。こんなリターンがあったらいいなというご意見をお待ちしております!
3月の選抜大会より新ルールが適用されます。このルール変更は世界に通用する競技に進化するための前向きな変更です。しかし!!!ファンにとっては???なことばかり・・・そこで私が分かりやすく簡単解説!!今回はDについて!D・・・??と、その前に大きな変更として、団体が2分30秒になること、タンプが3回になること、E難度が追加されることをもう一度確認してからお読みください。新ルールでは、今までの構成・実施・減点という表記ではなくD(難度と加点) ※今回解説するよーA(芸術と多様性)E(実施)ライン減点(新ルールは都度0.2)タイム減点、そして合計点が表記されます。(今まで通り減点も)DとAが今までの構成点です。つまり構成をつける審判が2つのパートに分かれます。簡単に言うと、難度と加点を見る審判とそれ以外の構成を見る審判が登場します。今回は構成の中でもD(難度と加点)についての解説です。このパートは完全な加点方式です。6つの難度によって得点が加算されます。3つの転回系と3つの徒手系です。それぞれの価値点は、A難度(0.1)B難度(0.2)C難度(0.3)D難度(0.5)E難度(0.7)となっています。すなわち、転回系が3回ともD難度だった場合は、0.5×3の1.5点が加算される仕組みです。審判はビデオ判定も用いて、正確に計算していきます。同様に徒手系にも難度がつきます。例えば今回の全日本ジュニアでも披露された華舞翔のお家芸、ブリッジ倒立はD難度です!!ただの鹿倒立はB難度なので、その難しさがしっかりと評価されますね!バランスも難しく、C難度を正確に獲れるチームは少ないのでは、、、ということは、どうやって徒手系の難度も獲得するか・・・?それが跳躍系です!!跳びながら回転する、体をそりながら跳ぶ、開脚しながら跳ぶ、こういうものに難度がついていきます。どんな跳躍が見られるのか今から楽しみですね!選抜大会ではそこに注目してみてください!以上が難度点です。加えて、すごいことをやると加点がもらえます!!MAX(1.0)例えば全員がD難度の技をした(+0.1)転回系において、足の裏で全員が着地した(+0.1)というようなものがあります。トップレベルのチーム(大学生)はこのD(難度と加点)で3.5点以上を取ってくるのでは?と予想しています。さて、今週末の義務研修を経て、各チームで構成作りが始まります。【男子新体操新時代】に乗り遅れるな!!他にも解説してほしいことがあれば、ご連絡ください。
今週末東京で、1種審判義務研修が行われます。(全日本ジュニアから2週間・・また東京か・・・)この研修は1種の審判免許を持っている人は必ず受講しなければならないもので、今回は大幅なルール改正があるため、2種・3種の人はオンラインで受講することが可能です。正直言って来年は勉強しないチームや選手は得点が出ません。今まで曖昧だった部分が明確化されたような印象です。いよいよ世界にも通用する競技へと羽ばたく準備ができてきましたね。みんなの夢である【男子新体操を世界へ】を実現できる日が確実に近づいてきました。神埼ジュニアでも10年以上前から国際交流をしています(主に韓国)コロナ以前は韓国にも遠征に行っていました。2月のイベントでは久しぶりに国際交流ができます。この意味は大きいです。アジアの体操連盟に大きく男子新体操を広めることができるかもしれません。そして目指すは神埼ジュニア韓国支部!アジアから男子新体操を広めていきたいですね。まだまだ無名な男子新体操。私たちもマイナー競技の中で少し名前が売れているだけの小さな存在です。それでも少しずつ発信力を高めていき、たった5秒の動画が40万回再生。すべての動画の総再生回数は100万回を超えています。これからの発信は周囲を巻き込む力を持った発信がカギとなってきそうです。常に発信する。小さなチームにも発信力を持たせる。イベントを盛り上げる。こういうことを意識しながら国内の男子新体操を発展させていける存在になります。また、私の力が活用できるのであれば、他チームへの演技指導・チームコンサルも行っていこうと考えています。(企画段階)ジュニアのレベルが上がることは男子新体操レベルの底上げにつながります。男子新体操界のためにも自分にできることをそれぞれが考え行動していきましょう!
12月7日~9日に東京都で開催された【第42回全日本ジュニア新体操選手権大会】に出場しました。このクラウドファンディングの目的の1つでもあった【全国連覇】を見事達成することができました!当日会場ではクラウドファンディングで作られたタオルやTシャツを着ている人もいて感動しました。改めまして、この度は御支援いただき誠にありがとうございました。子どもたちには日本一を獲ったらユニフォームを変えようと話していました。おそらくまた皆様のお力添えをいただくことになるかと思いますが、その時はどうぞよろしくお願い致します。いよいよ来年は3連覇です。神埼ジュニアはこれまで3連覇を達成したことがありません。2018年。神埼ジュニア黄金世代と呼ばれた時代は、永遠のライバルである井原ジュニア(岡山県)に敗れてしまいました。次年度は、同県である佐賀ジュニア新体操クラブが最大の敵となりそうです。その他にも強豪クラブがたくさん。これまでと変わらず、アクティブに経験を積ませて最後の全国大会でしっかり勝負できるようにしたいと思います。さて、男子新体操はまだまだマイナー競技です。ですが、見ている人に感動を与える素晴らしい競技です。この競技がさらに発展・普及していくことをいつも願っています。そのために神埼ジュニアは活動を続けていきます。これからも応援よろしくお願い致します。